【禁断即効】 共通テスト・私大 古文 超直前追い上げの方法 (無知レベル〜8割取れない人対象) | 大学受験逆転合格法☆偏差値20台⇒80台へ

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共通テスト・私立大学入試も近づいてきて

追い込みも大変な時期となってきました。


不得意科目の筆頭株に挙げられることが多い古文・漢文の対策は順調でしょうか?


これらを捨てて現代文勝負

という方もおられるのは知ってますが

捨てたら自らの合格を手放してしまう可能性が極めて高くなります。。。


共通テストは配点が100点、私立大学では配点が1/3〜1/2与えられているため、捨てると確実に合否に直結してしまいますよね。。。


得意科目で挽回

というご都合的なことを考えるよりも、

(たいていは裏目に出る…)


古文・漢文の短期間詰め込みを頑張った方が、かなりマシな状態になりますので、今日はそのことについて書いてみようと思います。



まずは、古文直前対策について述べてみますね。



【古文】

(1)共通テストに向けてやること

古文単語・古典文法をチェックする前に

センター過去問・共テ過去問を用意して、

予備知識無しで構いませんので

「日本語情報を組み合わせながら一部を読んで解答していく」

という手法に慣れてください。


(日本語情報だけでも本文の枠内容はほぼ分かります。さらに問題を1問でも解けば大枠は完全に掴めます。)


ここで言う日本語情報とは

①前書き情報(➡本文のメインの内容)

②注 情報(➡解く時のヒント)

③設問リード文情報(➡ヒント)

④選択肢情報(➡解くためのメイン情報)

⑤和歌問題情報(➡本文のメインの内容)

がそれに相当します。



解き進め方

1、前書きを読む(話の概略が分かる)


2、設問のリード文を読む(ヒントを掴む)


3、選択肢を確認して、共通してることを大まかに掴む(おそらく本文で言われていること)


4、和歌問題があれば先に解く

(和歌を日本語的に読めるところだけ読んだ内容を頭に入れる。前後を確認して誰が言ってるか確認。返歌があれば同様に訳して同じ言葉を確認しておく。次の和歌も同様に訳しておく。そしてひとつひとつ選択肢を付き合わせていく。選択肢は盛りや創作や付け足しが酷いので実は解答はすぐに分かります。)


5、この段階で話の筋は大まかに分かってくるので、解けそうな設問から選択肢を読んだ後、本文を軽くチェックして対照させていけば解答は得られる。和歌問題などがなかった場合は全体を総括する問題を使ってヒントを得ると良い。


6、フレーズの解釈問題は、前後関係を押さえて、訳語が1対1に対応してる単語(例えば、ばや=〜したい  など)と敬語の訳(特に謙譲語の〜し申し上げる)が相当してるかどうかを確認しつつも、前後内容にその選択肢の言葉を入れたら内容が繋がるかチェックする。

(これでたいていは解けます)


7、文法問題は知ってるなら頑張って解く。知らなければスルーしておく。

過去10回分のテストに出たことは覚えておくと同じようなものに遭遇しますので確認しておこう。


※誤っている選択肢を選べ

=他の選択肢は全て正しい

ので、ほぼほぼ内容把握のネタとして捉えておく。怪しい選択肢はその場で読んで気づく時もありますが、後には分かってきます。


※下線部や下線部の前後に注が絡んでる時は、解くためのヒントのサインなので、それを選択肢で反映してるか確認しておく。


※前書きや注が少ない時は、本文ガほとんど現代語のような読みやすいものですので心配はいりません。設問からヒントを得て、内容把握に活かしましょう。


※日本語情報をヒントにしようとする目で設問を見ていると色々なヒントが投げられていることに気がつくと思いますので、解くために見るではなくヒントを得るつもりで選択肢は見ていってください。


※万が一、通して本文を読まないといけない流れになったとしても、段落ごとに場面と内容のまとまりがあると考え、主語と現代語的に読める部分をつなぎながら読み進め大きな枠を捉えることを意識してください。あとは設問がヒントになっていきますので、そこで分からないことは補完されていきます。


※心情問題は選択肢をチェックし、心情以外の情報を下線部の(直)前でチェックして選択肢をさばいてから、心情の方向性が間違ってないか確認する。

(先に心情を考えても、おそらくそこまでは分かりにくいので)


※理由説明問題は、傍線部の直前がメイン箇所でそこで選択肢をさばいて、情報が足りなければ本文でさらに前を確認してみる。

(セリフの中にも着目!特にセリフの最後は要注意。セリフの最後にセリフの中心内容があるのが古文)


※主人公の気持ちは本文ではほとんど変わらないので、恋愛ならどっちからどっちへのLoveか確認しておくこと。それが全体のトーンです。




なぜこのような解き方を勧めるのか?


・古文自体は例え先生であっても簡単には読めません。詰まる箇所・不明な箇所が多くありますし、何を言ってるのか分からない文章も多いのです。

・普通の受験生が単語と文法を押さえていても、いざ古文の文章を読んでも?の連続となります。得意と思っていても本番は特にその傾向に陥ります。

・本文が長いので途中で迷子になり、解けてもいないのに時間が足りなくなり詰みます。

・初見の本文であるため、様々な読解のためのヒントは設けられてはいるが、本文を読まなきゃで焦って余裕は持てず、その情報を全く活用できずにタイムオーバーとなります。



よって、ほとんどの受験生は例え3年間授業を真面目に頑張っていても、古文は苦手なままで点数が取れません。


(ここで東大生や京大生が古文は簡単と言われることを耳にすると思いますが、彼らは言語能力が高いため本文はあまり読めていなくとも、先程の要領を無意識にヒントにしながら解いて点数を出してるだけですので、凡人は暗に読めることを期待してはいけません)


定期テストは丸覚えゲームですので点数が取れていたとしても、入試即戦力とはなっていないはずですので、過去問で訓練しないと本気を出してくる本番の問題の前に為す術なく終わることでしょう。。。



読めることを期待するのではなく、

ヒントを活用していく上記の流れに慣れていきながら、10分〜15分で満点近く取れるようにしていきましょう。

そこまで来てから、単語やメジャーな文法を詰め込んでも良いかと思います。



これは漢文にも言えるのですが

知識を振りかざして読み解くのではなく

必要なことを読み取って判断することが求められているのが入試だということを覚えておいてくださいね。




 参考までに問題を用意して読んでみてください。上記の流れとは多少順序を変えて説明しています。

 






(2)私立大学に向けてやること

・(1)でセンター過去問が解けるようにする

・出題される有名作品は漫画などで読んで大まかな内容を捉えておく。超有名な讃岐典侍日記・蜻蛉日記とか栄花物語とか大まかな内容を知ってますか?(➡知ってるだけでかなり有利になります)

・単語と文法の強度を少し上げておくため、マドンナ古文単語・吉野爆走古典文法で補充

(量が少なくポイントを押さえてあるので短期間仕上げにも良い)

・多めの過去問で問題の「仕組み」を確認していく。(全訳・解説を横に置きながらで良い)。終わった内容は読んでみて慣れを作る。

(元井太郎の古文読解・マドンナ古文解法も参考に読んでおくとなお良いです。特に早稲田では役に立ちます)

・マドンナ古文常識も点数を上げるために役立ちますので、知識対策として確認しておくと良いです。

・解けるイメージがついたら、試験では何とか抵抗できるようになりますので試験で足掻いてくださいね!

(解けるイメージがない人は入試ではほぼほぼ解けないので、鉛筆転がしを始めてしまいます。。。)

・私大古文は半分少々取れたらOKということが多いので、多少分からない設問があっても気にしないこと。周りは頑張って読もうとして結局読めずにもっと取れていませんので。

ちなみに、先程の(1)のやり方に慣れて、紹介した書籍で古文の知識をある程度高めておくと、早稲田でも満点近くが出せるようになります。

 





ある程度の数の過去問を使いながら

どうやって解き進めるのが良いか、しっかりシュミレーションをしてみてくださいね!!


問題の作られ方が分かれば

自ずとどうやって解くのが効率的なのか分かってくるのも、入試古文の特徴であるかと思います。




知識が先か

解くための捉え方が先か

実践してみて確認してくださいね!







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