着いてまずは干せ具合を。

ちょっとまだ生乾と言うか濡れてると言うか・・・。
刈り取った次の日が雨、おまけに前日14日に後志地区のあちこちで、にわか雨あり。
真狩地区でも雷雨があった由。
これは小樽だが14日昼過ぎに突然の雷。
奥さんが干していった洗濯物を慌てて取り込んだ。

おまけに、あられまで。
紅いのはおんこ(いちい)の実。
で、この日は脱穀をやめ、少しでも乾燥時間を延ばす為次の日に。
夕食は、シャケの半身でチャンチャン焼きを。
奥さんと一緒なのでお酒はほどほどに。
翌朝、朝食前に一面露が下りた中を散歩。

喜茂別(きもべつ)方向だと思うんだけど。
朝露が招く光を浴びて「また君に恋してる」じゃあないけど。
無くなるのを待ち仕事に取り掛かる。
まずはビニールシートを広げ蕎麦の束を。

一晩置いたがまだ、若干湿り気が。
殻竿(からさお)で叩き実を落とす。

今年は実がハゼて、ビニールシートにパラパラ落ちる音があまりしないなぁと。
茎を捨てる時、実が付いてないか点検し手でしごく(縄文人の気持ちになる)。
篩にかけ大まかに集めたものを唐箕(とうみ)に。
①集めたものを入れる。
②一度に落とさぬよう左手で選別量を加減。
③右手で板製の羽をハンドルで回し送風する。
④完熟の重い蕎麦の実はすぐ落ちる。
⑤少し重い葉のくずや、ウラナリの軽い実などは次の出口から。
⑥軽い葉のくずや埃は吹き飛ばされる。
混入物を少しでも多く除く為、④を3回ほど同じ作業で。
出来た蕎麦の実は3袋。
奥さんは持った感じが10kgは有ったと・・・・。
で、30kgの収穫だと。
正確に計量してないが「うん」「うん」と皆が同意する。
再度乾燥して、蕎麦ガラを取り製粉したら何キロになるやら・・・。
今、製粉所は忙しいので時間を置いて依頼、出来上がるのは11月末。
ハガキサイズを入れる額があったので2Lの写真を額装して寄贈。
先日の撮った写真で広角撮影した方を。
額縁ともう一つしっくりこないが・・・・。
腰がちょっぴり痛い修行人


