ここでも義経は、アイヌの娘を棄てて旅立つ。
娘は、あとを追って海に飛び込み岩になる。神威岩(かむいいわ)である。
15kmほど、離れた女郎子岩(じょろこいわ)で同じ事をしている。
又、70km離れた岩内郡雷電(いわないぐんらいでん)海岸にも同じ、言い伝えがある。
義経、後志(しりべし)管内で3回も、女を捨てて旅立つ事件を、起こす。
蝦夷(えぞ)の娘達は恋愛至上主義者。恋愛に命をかける。
文字通り、命をかける。男に去られると、即、過激行動に走る。
しかし、私が娘の親なら、義経を、裸締めで、気絶させ、神威岬より蹴落とすでしょう。
絵の話に移ります。
ここで、描いていての苦労は、太陽の動きにより午前、午後で崖の影が極端に、変わる事です。
晴天の日は、コントラストが強く、影の部分は、完全に、見えません。風景のスケッチは、曇り空の日が好きです。
描いた場所は、展望台の横にある、細い道を移動しています。柵もなくちょっと危険ですが、くる人も稀で、落ち着いて作
画に取り組めます。

