dans ma tete

金髪娘がやって来ました、、、

この間、臨店講習にお邪魔した「アンテリア」のスタッフの平敷がbrutに見学に来ました。
臨店に行った時、「今度、見学行っても良いですか?」と言われ、何となく良いよと答えました。。。その時は、”本当に来るか???”ってどこかで思っていました。だって愛知からワザワザね、、、、、少ないお休みを使って夜行バスでね、、、、、でも現実化しました。。。

彼女は、とても勉強熱心で行動力もありモチベーションも高い、とっても良い娘です。
agence21 CR(クリエイティブチーム)にも選抜され、まさにこれからが期待の”若手”です。

まあ、せっかく来たんだから東京の友達?を使ってモデルトレーニングをしました。。。

スタイルはショートボブでした。
何だか?トレーニングをするとショートボブという課題が多い気がします、、、
苦手意識が強いのかな???
僕がパリにいた時代も、仲間の中でもショートボブは難題となっていた気がします。
確かに、ショートボブにはカットの要素の全てが詰まってると言えます。。。。。
でも、本当に多いんです、、、ショートボブ、、、何かの伝染病かな???と思う位にね。

営業をしながらですが、何せマンツーマンですから、、、
10時半スタート、、、、終了15時半、、、、5時間もやってしまいました。。。
(ちなみに平敷は、初心者ではありません!!!世の中の美容師の中で言えば、圧倒的に上手いスタイリストです!!!)
別に「いじめてやろう」とか「厳しさみせないと」とか思ってないです。。。
もちろん、”何かはプラスになって欲しい”とは思っていましたが、、、、まあ、普通です。。。
でも、ショートボブという課題がね、、、

平敷からメールです。。。

お疲れ様です!平敷です



今日は長時間のモデルチェックと、お店見学ありがとうございました。


今日は本当にショートボブが嫌になりました(笑)

でも、自分が次の段階へいかないといけないのもわかっているので、はっきり見えてきた事も沢山ありました。

やっている事と結果が伴わなくて悔しくって焦ってしまうので。

モデルチェックして頂いて本当に良かったです。
Keigoさんに言われたことを無駄にしないようにします

本当にありがとうございました

また行きます。
リベンジショートボブ。


僕は、もともと「アンテリア」のスタッフはバランスの良いカットをすると思っています。テクニックだってもちろんです。だからこそ、もう1段ステージを上がってもらいたいと思って前回もトレーニングをしました。。。

なぜ、ショートボブが難しいのか???
本当はどんなスタイルだって同じなんです。。。でもね、、、じゃあ、他のカットと何が違うのか???
答えは簡単です。。。ボブ系のカットは、”勢いだけでは切れない 
正確性がどうしても求められるのです。何となくは、通用しません。。。

長年、Mとしてエフィラージュの教育を担当してきましたが、agence21 japonのメンバーは圧倒的なスピードでエフィラージュカットを手にしました。。。それは、個々のモチベーションと努力があっての事だと思います。
でも、ここからステージを上げたいとしたら、、、、「こだわり」が必要です。。。そう1メッシュ、1メッシュに対するこだわり、そして1メッシュに魂を込めるんです!!!

dynamicとprecision,,,(ダイナミックと正確性)21のホームページにもあるように、、、どちらだけでもダメなんです。。。その対極にあるものが融合した所に究極があります。。。

ショートボブは、もしかしたらその代表的な例なのかもしれません???

平敷も、やり続けたなら、ある日簡単に切れるようになってると思います、、、、
ぜひ、頑張ってもらいたいと思います。。。(リベンジと言われても負けませが、、、)

しかし、5時間、飲まず、食わず、、、平敷お疲れ様。。。








スタート地点に立った日でした。。。

つづく、、、

午前中はフランス語学校に行き、午後よりサロンに出るという生活がスタートしました。

フランス語は、ホント喋れなかったので(ボンジュールとメルシー位なもんです、、、)、最初はまじめに学校に行きました。。。でも、机の前に座るのが苦手な僕にして、”まじめ”といっても、たかがしれてると思いますが、、、
もともと、美容メーカーに勤務していた時の上司の中に、フランス留学をし、フランスで就職し、フランスから派遣されていた、非常に聡明な日本人女性が、、、「語学なんて現地の幼児だって乞食だって話せるんだから、、、と自分の父親に言われた。。。」と僕に話してくれたことがありました。。。
もちろん、僕はその方のように優秀なタイプでないので、そう簡単に行くハズはありませんが、フランス人とコミニケーションが取れれば、それで良い位に思っていました。

サロンはというと、、、いや、、、初日は本当に緊張しました。。。トレーニングの見学には行ってましたが、営業中のサロンとなると、また雰囲気が違います。。。
Kenzo、フィリップ、ソンドリーヌ、ジェローム、イオネル達は(Kenzoの仲間達)は、トレーニングでも会っていたので、暖かい感じで迎えてくれましたが、当時のマルブフサロンは全部で25名位いましたが、他のスタッフは、”何か変なのが来た”みたいな感じでした。。。まあ、当たり前ですよね、、、”フランス語も話せない” ”美容経験も無く何も出来ない”誰だか分からないアジア人なんですから。。。
自分でも、「ホント馴染んでないな、、、」っていう雰囲気を感じてました。。。

とは言っても、何でもかんでも”やってもらえる”という環境ではない事は自分自身理解していたので、
まずは、名前を覚える事、挨拶は自分からと思いコミニケーションを取ろうと思いました。。。
それで、まあ話かけてくれたり、からかわれたり、、、と少しづつでもコミニケーションがスタートしました。。。(どちらにしても、良く分かってませんでしたが、、、)

しかし、、、、1人の女性スタイリストに、、、ずっと無視されていました。。。
毎朝、挨拶をしても返答は無い、、、ロッカーが隣でしたが何も言ってくれません。。。
もちろん仕事中だって、、、

その女性は、、、、「ソロンジュ」という人でした。マルブフサロンのトップスタイリストです。
彼女は当時、50歳を超える年齢でしたが、外見はもちろんですが、オーラを放っていました。
詳しくは分かりませんが、、、「女性が憧れるパリジェンヌ」みたいな特集で雑誌取り上げられたりもしたそうです。。。
そして何より、彼女は”ジャンマルク.マニアティスの最初のアシスタント”だったそうです。。。
と言っても、僕にとってはマルブフのトップスタイリストであるけど、、、年配スタイリストと思っていましたが、後々、僕にとって大きな存在となりました。。。

つづく、、、
$dans ma tete

この間、撮影したHAIR MODE 別冊「Uresta!」9月号が、出来上がり編集部から届きました。
今回、自分としてもどこか出来上がりが楽しみでした。。。8月1日発売なので、まだもう少しかな、、、なんて思ってましたが、今日届きました!!!


$dans ma tete

詳しい内容は、もちろんHAIR MODEを買って見て下さい、、、
今回は僕としても、満足の行く内容でページが出来てます!
前にもブログで書いたように、業界紙として、エフィラージュを取り上げページにする事は困難なんだと思います。。。読者としては解りづらい事ですが、編集者としてはね、、、
今回、担当して頂いた村山さん、カメラマンの高橋さんの理解とチャレンジの気持ちがあって実現したページです。本当に、感謝です!!!
そして、agence21 japonトレーナーとして精力的に活動を行ってる、リアルクローズ四元さんが、この機会を作ってくれたと言えます。有り難うございます。

エフィラージュは、エスプリ、テクニック共に当たり前の事を当たり前に行っているかのように、とってもシンプルです。。。でも、反対に奥深いとも言えます。。。だって究極ですから、、、
ですから、今回のページで、その全てが出せたとは言えません、、、でも、初めの1歩としては、良いと思っています。

エフィラージュをすでに使ってる方へ、、、これは、発信のために他のカットとの差を明確に絞った内容です。。。
エフィラージュを聞いた事があるだけの方へ、、、簡単に言うとこんな事をやっています。。。といのが載っているので見てみて下さい。。。

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エフィラージュカット......
あなたの個性を彩ります。。。。