siozukeeeeeeのブログ -1351ページ目

多くの企業はネットメディアの力を侮りすぎている!

例えばドコモ。
先ほどヤフーのコンピュータニュースのトピックスを見てみると、こうなっていますよ。

主なトピックス

知らないうちに出会い系 増加 6日 14時30分
SB、13か月連続で純増トップ 6日 20時45分
サーバ用も急速に広がるSSD 6日 15時53分
Mac OS X 10.6 WWDCで披露か 6日 16時24分
MS、6月のパッチは緊急が3件 6日 15時23分
青少年ネット規制 衆院を通過 6日 22時30分
ニセ薬が60%超 欧州ネット 6日 15時34分
PC破損も ドコモ端末発売中止 6日 21時4分

ドコモユーザーがヤフーをホームページにしていたら、
・SB、13か月連続で純増トップ と ・PC破損も ドコモ端末発売中止
のニュースを見るわけです(笑)
ヤフーのやっていることも褒められたことではありませんが、ネットメディア対策をこうじないドコモもドコモです!
これでは勝負になりませんよ。
TVにしても新聞にしても、各局各社が競い合っているから、その報道に一定バランスが保たれるわけです。
しかしネットは日本においてはヤフー独走です。
これは改善すべき事態であり、ソフトバンクグループと競合する日本企業は、ヤフーに対抗するネットメディアの創設に、本気で取り組む必要性を私は感じるのであります。

ちなみに私は個人投資家でありますから、当然ソフトバンク株上昇を願う者であり、携帯もまたソフトバンクであったりもするのですけどね(笑)

競泳水着、日本メーカーの敗戦原因を考えよう!

<競泳>北島ら決勝5種目で日本新…いずれもスピード社水着

6月6日18時58分配信 毎日新聞

 競泳の北京五輪日本代表壮行会を兼ねたジャパンオープンは6日、東京辰巳国際水泳場で開幕。決勝10種目中5種目で日本新記録が生まれた。いずれも英スピード社の水着「レーザーレーサー」を着用した、五輪代表選手によるものだった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000080-mai-spo

私はこの一出来事をもって、ミズノ、アシックス、デサントの国内メーカー3社の技術力が全て海外メーカーに遅れをとっているとは思いません。
ただし、欠点は私の中では明確になりました。
皆さんは、この敗戦の原因をお考えになってみましたでしょうか?

私が考える原因は、そもそも競泳水着の市場規模は大手メーカーからすればそれほど大きくなく、事業投資もそれほどされていなかったのではないかということです。
そして上記の3社だけの問題ではありませんが、企業の小さな一部門にすぎないのに、この部門は企業全体の大きさを自分のものと思い、驕り高ぶった事業運営をしてきたのではないかということです。
こんなニュースも出ていましたしね。

水着新素材提供の山本化学工業が悲鳴

6月4日9時49分配信 日刊スポーツ

 アシックスとデサントの2社の五輪用水着に素材が採用された山本化学工業が“窮状”を訴えた。山本富造社長(49)が3日、報道各社に直筆のファクスを送付。(1)2社に意見や提案を聞いてもらえない(2)素材を全身に使用した水着(ニュージーランド製)を試してほしいが、どの選手が試着を希望しているか情報がもらえない-と打ち明けた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080604-00000021-nks-spo

繰り返しますが、これは上記の3社だけの問題ではありません。
日本企業はこの水着ショックを他人事のように考えずに、自社の社風をもう一度見直すべきであります。
事業予算を大して持っていないのに、大きな顔をしている部門はありませんか?
金をかければ良い物が作れるとは言いませんが、金をかけずして良い物が作れていると考えることは、完全な驕りであります。

それとは別に個人的に思うのですが、競泳水着は他のスポーツ用品とのシナジー効果がそんなにあるとは、私は思えないのです。
万が一選手に裏切られるようなら、思い切ってこの事業撤退も視野に入れるべきなのではないでしょうか?
心配しないでも、選手にはまったく別のスポンサーがつくようにも思えます。
アパレルメーカーがついても良いでしょうし、海運業界がスポンサーについてもよいと思うのです(笑)
そもそもオリンピックて、皆がスポーツを楽しめるよう広めるためにあるものだと思うのです。
シゴキで水泳選手が死亡した可能性のある事件も記憶に新しいと思います。
日本企業のスポーツに対する考え方を、もう一度見直す良い機会だと、私は今回の件で思いました。

マーケットに問う!日本株に投資する気はあるか!?



現在の日本において金利は、景気を良くするためには、上げた方が良いのか、それとも現状を維持したほうが良いのか考えたときに、私は基本的には上げた方が良いとは思います。
株価にとっても金利の上昇はプラスに働くことでしょう。
古い教科書をお持ちの方ならば、金利と株価は反比例すると教わったと思いますが、近年は金利も上がれば株価も上がるというのが実情であります。
なぜか。
金利が上がると設備投資が鈍り、景気は後退するという構造は、あくまで発展途上の国家において通用する理屈なのであります。
日本はすでに多くの設備投資がなされ、景気を決定づける起爆剤は、企業から個人(家計)の手に移っているからです。
そして個人が金を使わない最大の理由は、将来に対する不安があるからです。
もし金利が上昇すれば、安心して使える利息分のカネが増えるわけでありますから、消費心理は大きく改善を始めると考えられるのです。
日本はとりわけ高齢者が金を持っていますから、この傾向は一層強化されていると考えております。
また発展途上国の設備投資は、先進国の前例にならったすでに結果のわかっている設備投資ですから、その行為は即業績となって帰ってきますが、先進国の場合は暗中模索の部分もありますから、投資したものが帰って来るのは数年先となってしまい、その間の収益は将来へと流れて、現在の業績は悪化するものと考えられるからです。
しかし、だからと言って私は、必ずしも日本は金利上昇をしなければならないと強く論じるつもりはございません。

こんなニュースが出ていましたね。

ECB理事会後のトリシェ総裁の発言要旨 (ロイター)

 [フランクフルト 5日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は5日の理事会で、主要政策金利である定例買いオペの最低応札金利を4.00%に据え置いた。理事会後の記者会見でのトリシェ総裁発言要旨は以下のとおり。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/ecb__20080606_4/story/06reutersJAPAN321247/

世界では、インフレに耐えられない国々が、続々と表面化しているのでございますよ。
エネルギー資源高を抑制するために、これらの国々は市中に出回る貨幣を抑制して、設備投資や消費を押さえ込むしか手段がないのでございます。
(教科書どおりに金利の上昇が設備投資や消費の抑制につながるのは、金融資産があまりないからという理由もございますよ)

そしてここで我らが日本に目を向けてみましょう。
今マスコミは、どんなことを声高に叫んでいるでしょうか。
石油脱却をめざして代替エネルギーを開発せよだの、エコ技術をさらに進展させろだの、食料の自給率を上げろだの、まあ言いたい放題でございます。
しかしそれもこれも、日本の企業にその力があるからでございます(笑)
一体世界のどこに、この食料高騰を招いているエネルギー問題を技術的に解決しようという国家があるというのでしょうか?
はっきり言って、日本だけでしょう!
各国の金融政策によってインフレは押さえ込めても、世界経済の発展には、日本の環境技術が必要になっているのです。
世界は更なる発展のために、日本の環境技術を必要としているのです。

我々日本人は、目先の景気回復を願って、金利上昇を願うのも良いでしょう。
しかし、世界の発展のために、企業に更なる設備投資を促すのも、私は「あり」なのかなと思う次第であります。
その場合しばらくは、企業業績(事業ではなく、あくまで決算書の成績)は重たくなるかも知れません。
もしマーケットがこのことをネガティブと捉えるならば、私は金利は上昇させた方が良いかと思います。
しかしながら、もし本当の意味で日本、そして世界経済に投資をしようというのなら、ポジティブに日本株するのが筋でございます。
株主総会荒らしなどもっての他!
もしその意思がマーケットから日銀に伝わるならば、金利は抑えられ、日本企業は更なる設備投資を進めることでございましょう!

さて、私の注目銘柄、2402アマナは、エコロジーにも大変関心を持ち、得意分野の写真を通して、その応援をしているようでございます(笑)
http://amanaimages.com/topics/trend-0802/
ぜひ企業HPにこれらの写真を使っていただけたら、幸いですよ。

ちなみにこの銘柄は、すでにクロスメディア広告要請に対応出来る設備投資はすでにしていますので、これからは業績予想通り利益を計上することが、営業効果を上げる最大の企業投資と私は考えております。
株価は微動だにしない状態ではありますが、その存在を忘れてしまわぬよう、こちらの方も皆様のお心遣いを期待したく思いますよ(笑)