酔いどれぐっちの酒と映画と音楽と… -11ページ目

聖地へ!

今、あるミュージシャンの聖地(と自分が勝手に思っているだけ?)に行くため河口湖行きの高速バスに乗っています。

ヒント(と言うか答え?)は旅のお供のコイツです。


GUNS N' ROSES

のライブに行ってきました。

友人がチケット取れたからと言うんで気軽に「行くよ!」と言ったら、何とVIPチケットで3万円なり!
お~い、そう言う事は先に言え~(笑)

てな訳で、さいたまスーパーアリーナのアリーナエリアまで行ってきました。
いや~、しかし横浜から埼玉まではさすがに遠いですね。
行きは良いとして帰りのことを考えるとウンザリします。

開場は15時からで17時から何とBABY METALが前座と言う事でガンズが始まるのは早くても19時頃だと予想したんですが、アリーナエリアはスタンディングなので!(3万払ってスタンディングでVIPという扱いが自分には理解出来ません笑)場所取りも兼ねてBABY METALの時間に入りました。

BABY METALは曲はともかくバックバンドの演奏力にはとても凄いと思っていたので少し期待はしていたのですが、バックバンドの演奏はホントに凄いものがありました。

自分もドラムをやるのでどうしてもドラムに注目してしまうのですが、ドラムの音圧がハンパじゃないレベルで圧倒されます。
俺もこんな風にドラムを叩きたい!」と思わずにはいられません。
ギター、ベースもバンド名のMETALに恥じない演奏を繰り広げていました。

ただ、ボーカルの声がカワイイ系なのが自分にちょっと合わないところでしたね。
まぁ大人な女性の声だとありきたりな女性ボーカルメタルバンドになってしまうんでしょうが。
年配のメタラーにはあまり支持されないのはこういう所かなと思いました。
(自分も40半ばで立派な年配のメタラーなんでしょうが笑)
ボーカルのレベルは高いだけに惜しい気はしました。

で、BABY METALのステージは30分程で終わり、後はガンズのステージを待つだけなんですが、いつ出てくるかが大きな問題ですね。

埼玉の前に行われた大阪のステージレポートがブログに上がっていたのでチラッと見たら、BABY METALから約1時間で出てきたとあったのですが、昔からガンズのステージ開演のトラブルはイヤと言うほど聞いていたのであんまり信用してなかったんですが、何とBABY METAL終了から1時間10分ほどで登場してくれました!

1曲目、2曲目はファーストアルバム「Appetite for Destruction」からの「It's So Easy」「Mr.Brownstone」でした。
アクセルはあんまり声が出なくなったというネットの記事を見てたので、声が低めの曲から入って徐々に調子を上げていこうという風に感じたんですが、予想に反してその後は結構キーの高い曲を歌って頑張ってました。

個人的にはアルバム「Use Your Illusion」収録の「Live And Let Die」(Wingsのカバー)をやってくれたのが嬉しかったですね。
それとDerek and the Dominos(Eric Clapton)の名曲「Layla」の後半部分(ピアノとスライドギターの部分)も良かったです。
(スラッシュはスライドギターではなかったですが)

アクセルはかなりお太りになられた上にちょっと顔もイジったかなと思わせる感じで残念な見た目ではありましたが、思ったより高音も出ていて往年のマイクスタンドを持ってクルクル回るアクションも見せてくれました。
お太りになられた割にはステージをあちこち駆け巡っていて、アクセルのイメージがちょっと変わりましたね。
あんなに頑張る人だとは思わなかったもんで笑)

逆にスラッシュとダフはほとんど変わってなくてビックリしましたね。
ダフはスクリーンでアップになると流石に少し老けた感じはありましたが、スラッシュはいつものハットにあの髪型なんでホント自分が高校生の時に見たまんまでした。

そもそもガンズを見に行こうと思ったのも、アクセル・スラッシュ・ダフのオリジナルメンバー3人が揃ったと言うので見に行こうと思いましたからね。
(チケット3万円ってのは予想外でしたが笑)

演奏時間もアクセルの事だからそんなにやらないだろうと思っていたら、何と気が付きゃほぼ3時間ですよ!
しかも最後は「Paradise City」でシメましたから!
この曲はかなりキーが高いので流石に歌わないだろうなと思っていたので、嬉しい誤算です。

3万円のお陰でかなり近距離でメンバーも見られたし、BABY METALから数えると約4時間も突っ立っていた事になりますが、思いっきり楽しむ事が出来ました。

余談ですが、今回のガンズのライブのサイドギタリストがなかなか格好良くて、ルックスもオリジナルメンバーのイジーを思わせる感じで全く違和感が無かったですね。
(電車を待っている時に後ろに並んでた兄ちゃん達も「イジーみたいだった」なんて言ってました)
自分としては第一印象はイジーよりはハノイロックスのナスティ・スーサイドに近いかなと思いましたが。

ドラムもBABY METALと比べると音圧も抑え気味でタイトな音になっていたように感じました。
単純に演奏力だけならBABY METALのバックバンドの方が上かもしれませんが、バンドの風格は完全にガンズの方が上でしたね。
またスラッシュのレスポール弾いてる姿がホントに格好良いんですよねぇ。

自分の先輩には「スラッシュは感覚で弾いているからあんまり好きじゃない」と言う人もいますし、自分もどちらかというとテクニカルな方に惹かれますが、ロックは演奏力だけじゃないなというのを改めて感じました。

まぁ、結局はとにかく楽しめたという事です!
ただ、やっぱり埼玉は遠くてガンズも予想以上に演奏時間が長かったんで、帰りに友人とは50分くらいしか飲めなかったのが残念でした(笑)

Billy Joel - Miami 2017

今年は2017年な訳ですが、ビリー・ジョエルの曲でズバリ「Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)」という曲があるので、一言二言など。

 

この曲はビリー・ジョエルの4枚目のアルバム「Turnstiles(ニューヨーク物語)」に収録されています。

この曲はライブの冒頭で演奏する事も多く(アルバムでは一番最後の曲なんですが笑)、古くからのファンにはお馴染みの曲でもあります。

 

曲の内容はと言うと、ニューヨークで大破壊が発生してマイアミに逃げたニューヨーカーが、2017年になって孫に当時の惨状を語って聞かせる、とWikiには載っていましたが、歌詞カードを見ても大破壊の部分はまだ分かるんですが、孫に聞かせるところまでは読み取れませんでした(笑)

 

自分が初めてこの曲を聴いたのが20歳くらいでしたが、この頃は2017年なんて遠い未来だと思ってたんですがねぇ。
今日CS放送でチラっと見た「ターミネーター4」の時代設定が「2018年」になっててビックリしました。
来年にはスカイネットに支配されてるのかよ!(笑)

 

歌詞の内容はともかくイントロのピアノがとても印象的で、このイントロは昔テレビ朝日の深夜映画番組シネマエクスプレスの冒頭でも使われていた記憶があります。
この印象的なピアノのフレーズから力強い展開に繋がるのがとてもいい感じで、ビリーらしさを感じます。

 

一般的にはこの曲も収録されているアルバムも知られていないのでビリー・ジョエルが好きな人以外には興味は無いと思いますが、ちょっと聞いて頂けたらと思います。
アルバム「Turnstyles(ニューヨーク物語)」も良いんですが、自分はアルバム「ソングズ・イン・ジ・アティック(Songs in the Attic)」のライブバージョンをオススメします。

 

ちなみにビリー・ジョエルが2016年から2017年に掛けての年越しライブを行ったんですが、場所がマイアミ近郊のフロリダで2017年になった直後にこの曲を演奏したそうです。
さすがビリー、やる事が粋ですね!

 

動画の方は「ソングズ・イン・ジ・アティック」の音源を上げようかと思ったんですが、いい感じの動画を見つけたのでそれを上げてみます。

Billy Joel - Miami 2017 (VH1 Beat-Club - Musikladen Show)