【PS5】ステラーブレイド 感想 | 僕とPSな日々

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概要

遥か未来の世界。

「ネイティブ」という凶悪な生物に支配されつつある地球を奪還すべく、特別降下部隊が大量に投入されるが、ネイティブの反撃に遭い、壊滅状態になった。ピンチの場面でアダムという青年に救われた特別降下部隊の一員であるイヴは、アダムの力を借りて「エルダーネイティブ」という強力なネイティブを倒すため、情報を集め始める…という話。

 

衣装

主人公・イヴの外見がセクシーだというところでも評判になった作品だ。

もちろん僕もそういう点にも期待してプレイを開始した。

だが、ピチピチの身体の線が出るテカテカのボディースーツを着て戦っている姿を見て、スタイリッシュでかっこいいとは思ったが、はじめはそれ以上の感情は湧かなかった。

「こんなもんか」と思いつつ、進めていくと、衣装が増えてくる。

 

僕はロクサーヌから買った衣装「ボタン」を作成した。チャイナドレス風の衣装だ。

それを着せてみるとなんだかよくわからないが感謝の気持ちでいっぱいになった。

自分が求めていたのはピチピチの戦闘スーツではなかった。この布がひらひらするところからふいに身体の線があらわになる、そういうところにときめきを感じた。

他にも素敵な衣装はたくさんあった。

中でも良かったのは、「ブルーモンスーン」という、名前からもわかるように爽やかな季節風のなか、青空を眺めているような清々しい気持ちになるような、青を基調としたビキニ水着スタイルだ。

 

ただ、露出の多い衣装やヒラヒラした衣装でゲームを進めたかというとそういうわけでもなく、ゲームプレイでは、デイリーデニムとか、

ニットドレスとかそのへんでプレイする方が落ち着いた。シチュエーションに合わない衣装はちょっとゲームプレイ体験を損なう気がして。

このニットドレスは素敵だ。

清楚なワンピース風でありながら、裾が短く、ガーターベルトが見えるところが悩ましい。後ろから見ると、エグゾスパインに引っ張られているのか、スカートの中央部分がやや短くなっている。

僕はこの服を着ているイヴが好きだ。大好きだ。

 

さらにアップデートで素晴らしい衣装が追加された。

「クノイチシリーズ」だ」。

切れ上がったスリットに大きく開いた胸元、それでいて戦闘衣装として違和感がないかっこよさ…完璧な衣装だ。バトルとバトルの間、スリットから覗く美しいラインを眺めていると癒される。とても良い衣装だ。

 

ちなみにヘアスタイルはこのヘアスタイルが好き。

 

 

アクション

アクションはめちゃくちゃ気持ちいい。

特にパリィの「カキーン」というデュアルセンスから伝わってくる手応えが気持ち良い。

基本はパリィ防御のゲームなので、未知の敵に遭遇しても、敵のモーションが見えた瞬間にL1だ、と指針を決めやすいので、プレイしやすかった。

パリィのタイミングは最初は結構シビアなのだけど、タイミングを緩和するスキルや装備(エグゾスパイン)があるので、それを使えばまあまあ緩めのタイミングで遊べる。

敵の攻撃のタイミングに合わせるというよりは、モーションが見えた瞬間にL1を押したほうがパリィは決まりやすい。フロムのゲームよりはタイミング早めかなと思う。

あとはちょっとディレイもあるので敵ごとにパターンを覚えて、という感じだ。

 

敵が赤く光った時は連撃パリィ、黄色く光った時は回避、青く光った時はブリンク、紫に光った時はリパルスと使い分けつつ戦う。リパルスはやや成功率が低い。ブリンクばガチャガチャやってればまあまあ出る。

パリィを一定回数成功させると敵がダウンするので「レトリビューション」という大技を放てる。

これがダイナミックでかっこいい。

 

あとはベータスキルやバーストスキルなどの技もあるので、苦しくなるとその辺に頼ればよくて、過度なストイックさがないのが遊びやすいと思った。

バーストスキルはテンペストがめちゃくちゃかっこよかった。

 

 

リニア進行とオープンワールド

ゲームの進行はリニアに進んでいくエイドスやマトリックスなどのリニアのステージはロケーションがめちゃくちゃ凝っていて雰囲気が凄くいい。

かつての大都市の廃墟がめちゃくちゃ美しく描かれていたり、SFっぽさが前面に出ていてかっこいい。

軌道エレベーターでながれていく景色にも感動した。

 

他方で、オープンワールド部分はリニア進行の部分と比べるとロケーション的にちょっと魅力が落ちるかな、と感じた。

荒野と砂漠だし。

探検はそれなりに面白かったし、「あの場所に行きたい」と思ってあれこれ試行錯誤するのも楽しかったけど、僕としては、オープンワールドのボリュームを削ってリニアなステージを増やして欲しかった気がする。その結果、ゲーム全体のボリュームは減っても良かった。

 

ストーリーと雰囲気

荒廃した地球に降下作戦を開始して、異形の敵たちと戦う、みたいな、設定も雰囲気も「ニーア」シリーズをリスペクトしたような話だった。

ニーアと比べると、それほど尖ってはいなくて、わかりやすい定番的なS F展開なのでとっつきやすかった。

自然に頭にストーリーが入ってくるので、終盤の種明かし、キャラクターの苦悩もストレートに伝わってきて、熱さと哀しさのある物語に自然に感情移入できた。

なによりイヴ、リリー、アダムの3人のメインキャラクターを、愛情持って描かれているのが凄くいいと思った。

面白かったと素直に言える。

続編もあるみたいなので楽しみだ。

 

トロフィーなど

1周目の終盤で、ここから先へ進むと戻れなくなる的な案内があったので、そこで攻略サイトを見た。

収集物では、魚と缶は攻略サイトに頼って集めた。

キャンプは、サイトを見なくても全て発見できたけど、確認のためには見ておいてよかったと思う。

あとは、エンディングの条件は分岐を想像していなかったので、見ていなかったら3周することになっていたかもしれない。

リリーメーターなどは攻略サイト見るまで存在自体に気づかなかった。

すでに100%になっていたのだけど、100%になっているがゆえにパーセントの確認には苦労した。

 

1周目では、セーブデータのアップロードと同期オフ機能を使って2つエンディングを見た。

2周目は、ニューゲーム+でプレイしようとするとはじめから難易度のカーソルが「ハード」にあっていたので、これは引き継ぎありの2周目はハード推奨ということだなと思い、ハードを選んだ。

ハードは敵が強くなっているのだけど、終盤まではそれほど苦労はしなかった。リリーメーターさえ上げないように気をつけていれば楽勝かと思った。

しかし終盤の「正体不明のネイティブ」から難易度が跳ね上がった。ガードでもかなりHPを持っていかれるし、連撃の後にパリィ/ガード不可の黄色く光る攻撃を織り交ぜてこられると、あっさりやられる。しかも即死攻撃まで撃ってくる。何度かやっているうちにWBポンプもなくなってしまい(SEKIROの回生と同じ感覚で使いすぎた)、一度もやられることが許されなくなるとますます難しくなり、そこからは本物のソウルライク的難しさになってしまった。

その後のイヴのライバルとの対決ではWBポンプを99個持っていってしまった。

ラスト付近のボスはとにかく強かった。

あとは、エンディングを見て、トロコン達成、という感じでした。

 

感想まとめ

パリィ主体のアクションゲームとして、スピーディーに気持ちよく遊べた。良作という感じ。

ロケーションも魅力的だった。

崩壊した世界の表現が美しかった。

もちろんセクシーな要素も良かった。

 

続編に期待してます。

続編はイヴ以外のキャラクターもプレイアブルにしてファッションショーを楽しませてほしいなと思います。