2017年1月に最もたくさん読まれた記事は? | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

2017年になってから、早いことで1ヶ月が経ちました。

こんな調子で、あっという間に12月になっていくんでしょうね(笑)

さて、僕のブログでは初めての試みですが、こんなことをやってみようと思います。



『2017年1月の人気記事ランキングTOP10』



今月は、なかなかがんばって記事を書いたので、その中で閲覧数順に10記事を並べてみようと思います。

僕の振り返りも兼ねて、こうやって、もっぺん読んでほしいだけです(笑)



さて、まずは10位から!


◆10位『自己肯定感と自信の違い』(2017年1月21日)

これは、その日のメルマガに対して

「今日のメルマガ、神ってましたッッ!!」

というお返事をいただいたので、そのまま転載した記事でした。



>自己肯定感 ⇒  自分ルールの中で、自分にOKを出せている

>自信 ⇒ 思い描いた通りになるに違いない、と疑わない気持ち

として、自己肯定感と、自信の定義を明確に切り分けてみました。





◆9位『ゲームは、現実世界では決して体験できないことが体験できる』(2017年1月17日)

これは、以前、とある人が

「元々、ゲームやるんだけど、現実世界で体験することは、ゲームでは体験できないよね」

って言っていたので、それを受けて、僕なりに感じたことを記事にしたものです。



僕の主張は、

「現実世界で体験することは、ゲームでは体験できない。

同様に、ゲームで体験することは、現実世界では体験できない。」

というものです。



つまり、ゲームの世界は、現実世界を模したものではなくて、完全に別の世界を描いたものだ、っていうこと。

言い換えれば、現実世界の体験だからいいとも言えないし、ゲームの体験だから悪いとも言えないよ、ってこと。

そんなことを書いた記事でした。





◆8位『親子関係の問題は、夫婦関係に行き着く。でも、それは相手を変えろ、って意味じゃない』(2017年1月6日)

記事タイトルにもしていますが、僕の主張の一つに、

「親子関係の問題は、夫婦関係に行き着く」

っていうのがあります。



これは、

「子どもよりも付き合いの長いパートナーのことを認めていなくて、付き合いの短い子どものことを認められるの?」

っていう素朴な疑問から立てた仮説です。

別の言い方をすれば、夫婦間で感じた違和感を相手に直接言えない場合は、その捌け口として、子どもが選ばれる、って話なんです。



だから、夫婦関係がよろしくない場合は、子どもを捌け口や、オアシスにせずに、パートナーに思いの丈をぶつけちゃおうぜ!っていう記事でした。





◆7位『「人の役に立ちたい」と思う人間に育てるために』(2017年1月24日)

子どもが、人のこと、社会のこと、勉強のことなど、自分以外のことに目を向ける必要条件は、

『自分を満たしていること』

なんです。

逆に言えば、自分が満たされていなければ、何をどうしたって、子どもは勉強になって向かいません。

人の気持ちも考える余裕もありません。



だって、人間にとって一番大切なのは、自分自身だから!!

自分のことがしっかり満たせていて、自分を守れている人が初めて、人のことや、社会のこと、勉強のことに目を向けられるんです。

なので、子どもを「人の役に立てる人間」や、「人に迷惑をかけない人間」に育てるためには、それまでの間に、山ほど迷惑をかけ、山ほど甘えさせてあげる必要があるんです。

「あなたは、愛されているんだよ」

っていうことを思い知らせるんです。

そんなことを思って書いた記事でした。





◆6位『子どもが嫌がった時は、その論理に乗っかってみる』(2017年1月26日)

この記事は、知人がアメブロに書いてた記事をリブログした記事ですね。

彼は、パートナーシップに関するコーチングをしている人なんですが、まだ一度も会ったことがありません(笑)

しかし、ブログを時々読んでいると、納得できる記事がたくさんあるんですよね。



今回は、彼が2歳の息子ちゃんとのやり取りを書いてくれて、それが素晴らしいものだったから、ぜひ多くの人にも読んでほしくって、記事にしました。

『イヤイヤ期』や、『反抗期』って、一言で言えば、子どもの論理を、親の論理を持って無視するから、反発が生まれているだけなんです。



だから、親の論理や、親の都合など、親の強制力をかけるのをやめてあげれば、反発は起きません。

反発が起きないどころか、子ども自身が自分の選択で何が起こるのかを体験でき、その体験から学ぶことができます。



これって、僕が言っている『自律学習』のやり方と同じなんです。

1.自分で考える(何を考えていたかは不明)

2.自分で決める(ご飯食べない!!)

3.自分で行動する(ご飯を本当に食べない)

4.自分で結果を受け入れる(パパにご飯を食べられた、という結果を受け入れる)

この体験を通じて、

「自分がご飯を食べないと、パパに奪われることがあるんだな」

っていうことを学習できます。



2歳だと、まだ言葉で言って聞かせるのは難しいので、体験学習がものすごく重要な時期でもあります。

そういう意味で、彼の関わり方は、めちゃくちゃ学びになるな、と思った記事でした。





◆5位『子どもが勉強はやらないのに、ゲームはやる理由』(2017年1月18日)

これは、多治見で出会ったママさんがFacebookにくれたコメントで、教えてもらったことです。

記事の冒頭にも書いていますが、

「ゲームは『やりなさい!』と強制されることが少ないから、『楽しい』と感じる子どもが多いんじゃないか」

っていうことですね。



もうね、

「なるほど!!」

っていう言葉しか出てきませんでした。

こんだけゲームに関する記事を書いてきているのに、盲点でしたね~。



子どもは、『勉強』が嫌なんじゃない。

子どもは、勉強を『強制されること』が嫌なんだ。



っていうこと。

だから、裏を返せば、コメントでいただいたようなことが言えるわけです。

こう考えると、子どもの気持ちって、非常に論理的だと思いませんか??





◆4位『親子の間の上下関係は、子どもが小さい頃に対等な関係にしておくべき』(2017年1月5日)

親には、

「子どもに勉強してほしい」

「子どもに自分の力で生きていけるようになってほしい」

とか、家庭内だけじゃなくて、社会で生きていく力を身に付けてほしい、という願いはあると思います。



だとしたら、7位のコメントでも書きましたが、まずは徹底的に子ども自身を満たすことが必要です。

子ども自身を満たして、初めて、子どもは自分以外に目を向けることができるようになってきます。

そして、子ども自身を満たすためには、親は上下関係ではなくて、横の関係を築く必要があります。



さらに、子どもと横の関係になると、

・子どもが親を超えて成長していく

・子どもが親を、家庭を安全基地として認識してくれる

っていう嬉しいことも起こります。



人は、安全基地があるから、チャレンジができて、成長していけるんです。

そんなことを書いた記事でした。





◆3位『子どもが親に嘘をつく理由』(2017年1月16日)

いよいよTOP3となってきました。

これは、さっき4位のところで書いた『安全基地』っていう発想に繋がります。

子どもが嘘をつくのは、自分を守るためなんだよ、って話です。



そして、子どもが自分を守る必要が出てくるのは、親が上の立場に立ち、子どもに対して権威を振るうから、です。

子どもからしたら、親が強大な力を持っているように見える(=怒られそう)から、叱られた時に、嘘をついてでも、自分自身への直撃を避けようとするんです。

子どもが嘘をつけば、その嘘がアバターのように、身代わりとなって、親の怒りを受けてくれます。

その結果、子どもの本心が守られます。



親が子どもにとって脅威で有り続ける限り、すなわち、叱ったり、褒めたりして、子どもよりも上の立場に君臨し続ける限り、

・子どもは身を守るために、本心を言わない

・子どもは身を守るために、嘘をつく

っていうことをやることがありますよ、っていう記事でした。





◆2位『幼児期の子どもには、言葉でのコミュニケーションを多用しない』(2017年1月10日)

親であれば、すべからく難儀するのが、子どもが2歳くらいの時のコミュニケーションじゃないでしょうか。

特に、それが初めての子どもであれば、焦りも追加されて、心はしっちゃかめっちゃかすると思います。



そんな時にぜひ知っておいてほしいのが、

『幼児期の子どもは非言語コミュニケーションを多用する』

っていうこと。

ボキャブラリーや、理解力の関係で、言葉が上手く使えないので、自然と非言語コミュニケーションを重視します。



幼児期の子どもと衝突するのは、

・子ども ⇒ 非言語コミュニケーション

・親 ⇒ 言語コミュニケーション

っていう選択のズレがあるから、です。



だから、親が、自分や、子どもの非言語に注目してあげれば上手くいくよ、っていう記事でした。

非言語は、言葉の通り、言葉じゃない部分なので、その性質上、文章で伝えるのは困難です。

なので、『親のためのコミュニケーション講座』で教えるので、ぜひ良かったら来てね。





◆1位『子どもが反抗をするたった一つの理由』(2017年1月12日)

じゃーん!

この記事が1位です!

この記事の反響はすごかったですねー。

他の記事の3倍近くの閲覧数がありました。

書いた本人もびっくりしました。



ありがたいことに

「この記事の影響を考えてる?」

みたいな長文コメントをいただいたりもしました。



僕は、子育てのことや、心理学のことも、実は物理学とか、数学を使って解釈をしているんですね。

今回のこの記事も、物理的に衝突を起こす必要条件を考えてみて、書いた記事です。



親に反発をしてくるためには、必ず親からの強制力が必要です。

子どもの反発を生まない上手いやり方があるのかもしれませんが、おそらくきっと技術的に高度になりそう。

だったら、親からの強制力をやめてやれば、子どもは反発するものが無くなるわけです。



ボールとボールが衝突するためには、ボールが2つ以上必要なわけで。

ボールが1つになってしまうと、反発力を生みだせないですよね。

理系の方は、高校物理でやった『垂直抗力』を思い出していただけるといいかな。



で、強制をやめたのに、それでも親に何かぶつけてきた時は、親に心当たりがないのだから、

「どうしたの?」

っていう問い掛けとか、子どもをよく観察してみれば、何か見えてくるかもしれません。

観察するのは、もちろん、子どもの表情や、仕草などの非言語の部分です。

2位の記事にも書いた話ですね。



『親の強制力を取り下げる』とか、『親のプレッシャーをどけてあげる』っていうのは、やり方は簡単で、

・子どもに話し掛けない(親は黙る)

・子どもに何もしない(親はジッとしてる)

っていうことね。



この2つをやらずに、いただいたコメントにもあったように、

「親が自分を責めたらどうするんですか?」

って言われても、

「いや、まずは黙ろうぜ?」

ってツッコミを入れるしかありません(・_・;)



子どもに話し掛けるのをやめて、子どもに何かをするのをやめて、子どもを観察する。

それでも、子どもが暴れたり何かするんなら、あとはもう『子どもの課題』です。

親が話し掛けたり、親が何かしている限りは、親の影響によってそうなっている可能性があるんですが、その影響を取っ払ってしまったら、もう子どもが暴れる理由が、親の元からは無くなります。

この2つをやって初めて、子どもの主張を聴くことができたり、思春期のモヤモヤを聴いてあげたりすることができます。







◆まとめ

冒頭にも書いたように、自分の書いた記事を振り返ることなんて、今までやってきませんでした。

ですが、『2017年1月の人気記事ランキングTOP10』で、人気のあった記事を読み返すと、改めて僕自身も気付くことや、思い出すことがあります。



記事を書く時は、感覚でバーッと一気に書いちゃうから、何を書いたのか記憶に残らないんですよね。

自分の自然体を表現しているから、メッセージがブレることはないんですが、何を書いたのかは忘れます(笑)



過去に、誰かがFacebookで誰かのブログ記事を紹介していたから、

「この人、いいこと言うなー」

って思ったら、自分だった、なんてこともありました(笑)



それぐらい、毎回本気出して書いています。

がんばったから読まれる、っていうわけでもないんでしょうけど、実際に、これだけたくさんの人に読んでもらえているのは嬉しい限り。

これからもがんばります!!



ぜひとも、佐伯和也をごひいきに♪

 
 
 

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第一部:佐伯和也 基調講演「子どもの可能性を広げよう」

第二部:パネルディスカッション「子どもの生きる力」

パネラー

  ・佐伯和也(プロコーチ)

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「子どもが自分から勉強するコミュニケーション 〜子どもの将来に一抹の不安を覚える方へ〜」

 

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