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ニンテンドーDS:『ELITE BEAT AGENTS』

ELITE BEAT AGENTS

2005年の夏、私のハートを奪っていった
ニクい奴「押忍!闘え!応援団」の海外版。
不良がヤンキーに置き換えられ、
使用楽曲が邦楽から洋楽に置き換えられた以外は
ほとんど何も変わっていないことに驚いた。
(前奏カットが可能などの微調整はあり)
絵柄や演出を「あのノリ」で押し通してこその
「応援団」ではあるのだが、
「このノリ」が青い瞳をしたゲーマー達に
どう受け止められたのか、非常に興味がある。
「WAHAHAHAHAHA!」とウケたのなら
バカゲーの面白さも立派に世界共通だ。

収録楽曲は、

Walkie Talkie Man/Steriogram
Makes No Difference/SUM 41
Sk8er Boi/Avril Lavigne
I was Born to Love You/Queen
Rock This Town/The Stray Cats
Highway Star/Deep Purple
Y.M.C.A./Village People
September/Earth, Wind & Fire
Canned Heat/Jamiroquai
Material Girl/Madonna
La La/Ashlee Simpson
You're the Inspiration/Chicago
Let's Dance/David Bowie
The Anthem/Good Charlotte
Without a Fight/Hoobastank
Jumpin' Jack Flash/The Rolling Stones
Believe/Cher
ABC/The Jackson 5
Survivor/Destiny's Child

思いっきりディスコ世代の私には
日本版「応援団」よりもツボを刺激する曲が並んでいる。

「メトロイドプライムピンボール」以来
持て余していた振動カートリッジにも対応。
これが思った以上に効果を生んでいてまた良し。


■DS:「押忍! 闘え! 応援団」
■DS:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍! 闘え! 応援団2」

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  タイトル:ELITE BEAT AGENTS
  メーカー:任天堂
    機種:ニンテンドーDS
   発売日:2006年
    価格:輸入品
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ワンダースワン:『グンペイ/GUNPEY』

グンペイ GUNPEY ワンダースワン

ワンダースワンのロンチタイトルであると同時に
スワンを代表する傑作。

▼モノクロであることを感じさせないシンプルなゲーム性
▼本体縦持ちによる画面の見易さ
▼プレイヤーの動きをダイレクトに反映する操作性の良さ
▼連鎖が決まった時の爽快感
▼SFC「テトリス武闘外伝」にも匹敵する秀逸な対戦システム

どれをとっても特Aクラスの出来映えで、
発売当時は知人に勧めまくって中毒者を随分と増やした。

その後、

「たれぱんだのグンペイ」(WS)
「GUNPEY」(PS)
「GUNPEY EX」(WSC)
「GUNPEY」(携帯アプリ)
「音をつなごう!グンペイりば~す」(DS)
とプレイして来たのだが、結局のところ
モノクロ版を超える作品には出会っていない。

ちなみに、用意されたモードは

「ENDLESS」(積み上がればゲームオーバー)
「STAGE」(ラインを規定数消せばクリア)
「PUZZLE」(1回の繋ぎで全消しを狙う)
「STORY」(全9ステージ)
「FREE」(ゲームオーバー無し、無限に消し続ける)
「2P対戦」

の6種類。
ゲームオーバーの無い「ENDLESS」以外は特に目立ったモードもなく、
パズルゲームとしてはオーソドックスな作りになっている。

モードや演出よりまずは骨格。

「GUNPEY」が守っていることは、
実はこれだけなのではないかと思う。


■DS:「音をつなごう!グンペイりば~す♪」

ボタン操作は微妙、タッチペンを使うと
適当にごちゃごちゃ掻き回しているだけで消せてしまい
ゲーム性が破壊、ごてごてして見辛いゲーム画面、
「GUNPEY」と何の関係があるのかさっぱり分からないシーケンサー。
素肌美人が安化粧したために肌荒れしてしまった、というところか。


■PSP:「グンペイ リバース」

DS版よりは体裁は上だが、価格は1000円高い。
すっかりチャラくなってしまった外側と
シンプルな内側との温度差に違和感は感じるものの
初代以降の「グンペイ」タイトルとしてはまともな部類。

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  タイトル:GUNPEY
    機種:ワンダースワン
  メーカー:バンダイ/コト
   発売日:1999年3月4日
    価格:3129円
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PCエンジン・CDロム:『ときめきメモリアル』

ときめきメモリアル PCエンジン

「PCエンジンはギャルゲーばかりになってきたな」ということに
軽い嫌悪感を感じつつも、
「卒業」で5人の女生徒相手に翻弄されまくっていたのは私である。
「ときめきメモリアル」は、アドベンチャーか育成SLGと
相場が決まっていたギャルゲー界に新たな風を送り込んだ
傑作として高く評価され、エンジンユーザーであった私も
購入してからしばらくは連日プレイしていた。
「忍くん(仮名)」から「しのびん(あだ名・これも仮名)」に
変化した時の「おおっ」という高揚感は今でもはっきり覚えている。

ただ、1作目のエンジン版があまりにも完成されていたため、
その後の「ときメモ」はエンジン版がユーザーに与えた
「インパクト」という名の貯金を食い潰しているだけのようにも見える。
「ぱずるだま」や「サブストーリーズ」あたりまで付き合っていた
私の貯金が尽きたのはSS版あたりだったか。
不気味に3D化された「3」を見た時、
「あの時見切りをつけておいて良かった」と心から思ったものだ。
(注・あくまでも主観)


■PSP:「ときめきメモリアル」

PSPに移植されたPS版「forever with you。
内容はほぼ変わらず。

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  タイトル:ときめきメモリアル
    機種:PCエンジン CDロム
  メーカー:コナミ
   発売日:1994年5月27日
    価格:8800円
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ニンテンドーDS:『GAME&WATCH COLLECTION』

GAME&WATCH COLLECTION ニンテンドーDS

クラブニンテンドーの交換品としては、
過去最高にツボだった「GAME&WATCH COLLECTION」なのだが、
ネットの評判を拾ってみると、「すぐ飽きた」という声が
圧倒的に多いのがなかなか印象的であった。
私と同じジジィ世代の知人も同じようなことを言っていた。
DSで出戻って来たライトユーザー層にすら
「さすがに今これはキツい・・・」と言われてしまうということは
「ゲーム&ウォッチ」という商品が
「おもちゃ」としても「ゲーム機」としても
非常に曖昧な位置付けであったことの証明でもあるような気がする。
過渡期だからこそ許された商品、ということか。

ゲーム&ウォッチに代表されるLCDゲーム全般については、
何よりもまず親がハマっていたというラッキーな事情もあり、
「ボール」「バーミン」「ファイア」「オクトパス」「パラシュート」等々、
任天堂物も多数転がっていたが
私個人としてはどちらかと言うとバンダイあたりの亜流を
好んでよく遊んでいた覚えがある。
「パタリロ!」や「うる星やつら」などは今でも箱ごと残っている。
「さすがの猿飛」も持っていたのだが、
あれはバンダイではなかったような。記憶曖昧。
ただ、今にして思えばこれらの亜流乱発が
結果的にブームを短命で終わらせたとも言え、何とも複雑な気持ちだ。

ちなみに移植度は完璧。
「ゲームボーイギャラリー」のようにアレンジ版も収録されていれば
文句無しだったのだが、プレゼントにそこまでのクオリティを
要求するのは無理な話か。

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  タイトル:GAME&WATCH COLLECTION
  メーカー:任天堂
    機種:ニンテンドーDS
   発売日:2006年7月28日交換開始
    価格:非売品
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ファミコン・ディスクシステム:『夢工場ドキドキパニック』

夢工場ドキドキパニック ディスクシステム

当時フジテレビが「夢工場」という無駄にデカい企画をやっており、
その流れの中で発売された作品。
この頃の任天堂はフジサンケイグループと何かと縁があったようで
本作も発売元はフジテレビになっているが
開発は任天堂が手掛けている。

イマジン君を始め、能力の異なった家族を使い分けながら
進めていくアクションゲームで、
「スーパーマリオブラザーズ」に
「メトロイド」のようなマップをかぶせたりと
なかなか意欲的な作品に仕上がっている。
ディスクシステムで発売された
「スーパーマリオブラザーズ2」の出来にかなり不満があった私は
「これぞマリオの続編だ」と、相当ハマってやり込んだ覚えがある。

その後、本作は海を渡り、海外でも発売されるのだが、
「夢工場」も「フジテレビ」も知らない海外での展開は不利と見たのか、
キャラクターをマリオファミリーに変え、
タイトルにも「マリオ」を冠して発売されることになる。
これを羨んだ日本のマリオファンに向け、
ファミコン用カートリッジとして逆移植された時に
付けられたタイトルが「スーパーマリオUSA」というわけだ。

版権等に問題がなければ、
Wiiのバーチャルコンソールで是非復活して欲しい。
もちろん、イマジン君のままで、だ。

そう言えばアイドル夢工場などというユニットもあったな。
今でいうAKB48のような、
微妙過ぎるユニットだったことだけは覚えている。


■GBA:「スーパーマリオアドバンス」

タイトルから「USA」も外れ、
亜流であることも分かりにくくなってはいるが
中身はまさに「スーパーマリオUSA」。
アドバンスへの移植に際し、若干のアレンジはされている。

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  タイトル:夢工場ドキドキパニック
  メーカー:任天堂
   発売日:1987年7月10日
    価格:2980円
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