ファミコン・ディスクシステム:『夢工場ドキドキパニック』 | sinobintage

ファミコン・ディスクシステム:『夢工場ドキドキパニック』

夢工場ドキドキパニック ディスクシステム

当時フジテレビが「夢工場」という無駄にデカい企画をやっており、
その流れの中で発売された作品。
この頃の任天堂はフジサンケイグループと何かと縁があったようで
本作も発売元はフジテレビになっているが
開発は任天堂が手掛けている。

イマジン君を始め、能力の異なった家族を使い分けながら
進めていくアクションゲームで、
「スーパーマリオブラザーズ」に
「メトロイド」のようなマップをかぶせたりと
なかなか意欲的な作品に仕上がっている。
ディスクシステムで発売された
「スーパーマリオブラザーズ2」の出来にかなり不満があった私は
「これぞマリオの続編だ」と、相当ハマってやり込んだ覚えがある。

その後、本作は海を渡り、海外でも発売されるのだが、
「夢工場」も「フジテレビ」も知らない海外での展開は不利と見たのか、
キャラクターをマリオファミリーに変え、
タイトルにも「マリオ」を冠して発売されることになる。
これを羨んだ日本のマリオファンに向け、
ファミコン用カートリッジとして逆移植された時に
付けられたタイトルが「スーパーマリオUSA」というわけだ。

版権等に問題がなければ、
Wiiのバーチャルコンソールで是非復活して欲しい。
もちろん、イマジン君のままで、だ。

そう言えばアイドル夢工場などというユニットもあったな。
今でいうAKB48のような、
微妙過ぎるユニットだったことだけは覚えている。


■GBA:「スーパーマリオアドバンス」

タイトルから「USA」も外れ、
亜流であることも分かりにくくなってはいるが
中身はまさに「スーパーマリオUSA」。
アドバンスへの移植に際し、若干のアレンジはされている。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  タイトル:夢工場ドキドキパニック
  メーカー:任天堂
   発売日:1987年7月10日
    価格:2980円
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■