ワンダースワン:『グンペイ/GUNPEY』 | sinobintage

ワンダースワン:『グンペイ/GUNPEY』

グンペイ GUNPEY ワンダースワン

ワンダースワンのロンチタイトルであると同時に
スワンを代表する傑作。

▼モノクロであることを感じさせないシンプルなゲーム性
▼本体縦持ちによる画面の見易さ
▼プレイヤーの動きをダイレクトに反映する操作性の良さ
▼連鎖が決まった時の爽快感
▼SFC「テトリス武闘外伝」にも匹敵する秀逸な対戦システム

どれをとっても特Aクラスの出来映えで、
発売当時は知人に勧めまくって中毒者を随分と増やした。

その後、

「たれぱんだのグンペイ」(WS)
「GUNPEY」(PS)
「GUNPEY EX」(WSC)
「GUNPEY」(携帯アプリ)
「音をつなごう!グンペイりば~す」(DS)
とプレイして来たのだが、結局のところ
モノクロ版を超える作品には出会っていない。

ちなみに、用意されたモードは

「ENDLESS」(積み上がればゲームオーバー)
「STAGE」(ラインを規定数消せばクリア)
「PUZZLE」(1回の繋ぎで全消しを狙う)
「STORY」(全9ステージ)
「FREE」(ゲームオーバー無し、無限に消し続ける)
「2P対戦」

の6種類。
ゲームオーバーの無い「ENDLESS」以外は特に目立ったモードもなく、
パズルゲームとしてはオーソドックスな作りになっている。

モードや演出よりまずは骨格。

「GUNPEY」が守っていることは、
実はこれだけなのではないかと思う。


■DS:「音をつなごう!グンペイりば~す♪」

ボタン操作は微妙、タッチペンを使うと
適当にごちゃごちゃ掻き回しているだけで消せてしまい
ゲーム性が破壊、ごてごてして見辛いゲーム画面、
「GUNPEY」と何の関係があるのかさっぱり分からないシーケンサー。
素肌美人が安化粧したために肌荒れしてしまった、というところか。


■PSP:「グンペイ リバース」

DS版よりは体裁は上だが、価格は1000円高い。
すっかりチャラくなってしまった外側と
シンプルな内側との温度差に違和感は感じるものの
初代以降の「グンペイ」タイトルとしてはまともな部類。

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  タイトル:GUNPEY
    機種:ワンダースワン
  メーカー:バンダイ/コト
   発売日:1999年3月4日
    価格:3129円
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