▼今週発売の新作ダイジェスト
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03月29日発売■Blu-ray:劇場版 若おかみは小学生! 限定版 特製ミニ色紙+しおり付き
03月29日発売■Blu-ray:劇場版 若おかみは小学生! 通常版 特製ミニ色紙+しおり付き
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▼ゲームの売り上げデータ掲載が続々終了
★「ゲームソフト週間販売ランキング+」は今回が最終回となります。
4gamerが長らく続けてきたゲームの週販ランキングの掲載を今週限りで終了すると発表。
メディアクリエイトも4月以降は上位10タイトルの掲載のみ。
詳細データは企業向けの販売だけを残し、個人向けは行わない方針を打ち出した。
ファミ通.comは独自集計のためか特に動きはなく淡々と今週も更新されている。
当BLOGが毎週売り上げを追いかけていたのはもうかれこれ10年ぐらい前だろうか。
コメント欄が荒れるもとにしかなっていないので辞めますと宣言したのと同じ頃、
某筋からダウンロード販売は今後どうなると思うか展望を聞かれた。
「パッケージは無くならないだろうが、最終的に15%〜20%ぐらいを占めるのでは」と
回答したように記憶しているのだが、現在はSwitchがそのラインに届くかどうかで、
PS系はとっくにその比率を上回るタイトルが続出している。
実店舗での販売が減少し、ダウンロード販売がシェアを伸ばし始めた頃から
いずれこの日が来るのだろうとは思っていた。
メーカー直営サイトでのDL販売はデータが明かされないことも多く、
集計期間は残った部分の数字を掻き集めることしか出来ない。
もっと言えば、DL専売のインディーズゲームが増え過ぎて
それらが5万10万、場合によっては20万30万と売れるようになってきた現状では
市場動向を正確に把握するのは最早困難であろう。
この先「STADIA」や「Apple Arcade」がゲームの主戦場になれば
リサーチ会社そのものが不要になるのは明白。
スマホゲーのセールスを気にしているユーザーはほとんど居ないであろうし、
握手券ビジネスに汚染されてしまった音楽データも追う価値がなくなってしまった。
音楽は既にDL販売すら終焉に向かい、定額配信時代に突入している。
再生回数を「何百万回」と謳うアーティストも中にはいるが
これを従来の売り上げと同列で語ることには私はやや抵抗がある。
「どれだけ売れているか」がどんどん把握し辛くなる世の中において
セールスデータが求められる場も減っている。
自分が楽しく遊んだゲームがどれだけ売れたか、
推していたアーティストの新作アルバムが何万枚売れたかを入念にチェックし、
オリコンデータをノートに書き写した後に自力で累計を弾き出し、
リスト化してほくそ笑む(→中学ぐらいまでは継続してやっていた)
数字ヲタクの私のような楽しみ方は今や少数派と言える。
ゲームの楽しさが変わらないのならば問題はないのだが
年末の任天堂無双など風物詩的な景色が見られなくなるのは少し寂しい。
▼iOS/Android「モノクロームオーダー ―アイゼデシルの裁定者―」
配信中■iOS:モノクロームオーダー ―アイゼデシルの裁定者―
配信中■Android:モノクロームオーダー ―アイゼデシルの裁定者―
コメント感が荒れに荒れていた時代と違い
今やジジィが細々と更新を続ける辺境のブログに相変わらず
定期でお声をかけて下さるケムコ様より新アプリの案内が届いた。
しかも「今はシレンでお忙しいとは思いますが」と
完全にこちらの好みや動向を把握されていてお恥ずかしい限り。
ちなみに「風来のシレン」は現在妖刀かまいたち、ドレインバスター、
メッキ付きのどうたぬきが+27まで育ったあたり。
まとまった時間プレイせず、隙間隙間で少しずつ牛歩戦術で進めている。
さて、今回ケムコ様から紹介していただいたゲームは
「裁定」と呼ばれる古代魔法を駆使して世界を導く「ルーラー」となり
世界をよりよい方向へ導く青年の活躍を描いた
「モノクロームオーダー ―アイゼデシルの裁定者―」なるRPG。
iOSとAndroidで配信中で、価格は960円。
まだ最初の裁定を終えたばかりで
ほんの序盤しか遊んでいないのだが、これはなかなか面白い。
RPGと銘打ってはいるものの、遊んでいる感覚は
プレイヤーの選択(裁定)によって変化するマルチシナリオを楽しむ
アドベンチャー要素が濃い。
オープニングがやや冗長ではあるが取っ付きは悪くなく、
近年のアプリに良くある、システム説明だけでお腹がいっぱいになるようなことはない。
欲張り仕様に見えて、要素のひとつひとつが決して斬新なものではないことが、
かえって理解し易さに繋がっていてジジィゲーマーにも優しい。
この辺は少し前に紹介した「マレニア国の冒険酒場」に通じるところもあるので
ケムコっぽさと言ってもいいのかも知れない。
ひとつのルートをクリアすれば、2周目からはレベルを維持したままの再スタートも可能。
多くのシナリオを進めるほどに物語の全容が掴める作りになっているらしい。
ドット絵風の温かみのあるグラフィックを守り、
戦闘シーンではFFやロマサガ時代から慣れ親しんだ方式を採用するなど、
どこかで見たシステムでどこかで遊んだことのある(気がする)楽しさを味わえるのは
スマホゲーすら重厚長大に走る作品が増えてしまった昨今はかえって貴重。
冒険し過ぎない手堅さは、「インドラの光」のクロスレビューで
「ドラクエ」を連呼されたケムコの面目躍如といったところか。
1回のプレイ時間を長くせず周回に重きを置いたのもスマホゲーとしては正解だろう。
醤油味ひと筋を貫く下町の煎餅屋のようなケムコのスタイルは
逆に今は新鮮なので今後もこの調子で突っ走っていただきたい。
しばらくは「シレン」と掛け持ちしながらまた何か思いついたら触れてみたい。
iOS/Android「モノクロームオーダー」は現在配信中。
05月23日発売■PS4:マレニア国の冒険酒場~パティアと腹ペコの神~
05月23日発売■PS4:マレニア国の冒険酒場 Amazon特典付き
発売中■Amazon:ケムコから発売されているパッケージ&ダウンロードソフト一覧
▼Amazon Kindle&書籍キャンペーンまとめ
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