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▼2019年2月3週公開の映画
02月15日公開■映画:女王陛下のお気に入り
今週公開の新作映画で私が注目しているのは、オスカーを含む各映画賞で
主要部門に続々ノミネートされている「女王陛下のお気に入り」。
「ロブスター」「聖なる鹿殺し」など独特のセンスが光る
ヨルゴス・ランティモス監督が18世紀初頭のイギリスを舞台にして贈る宮廷ドラマ。
女王の寵愛を得んと2人の女官が火花を散らす愛憎劇で
主演のオリヴィア・コールマン、共演のエマ・ストーン&レイチェル・ワイズは
全員が今年のノミネートの常連。
おろおろしているニコラス・ホルトがまた良い味。
英国王室モノはまず外さないし、何よりキャストが魅力的。
監督も実績充分なのでこれは絶対に観る。
02月15日公開■映画:半世界
『実直』という言葉が良く似合う、職人気質の阪本順治監督が
新しい地図の稲垣吾郎を主演に迎えて贈る人生ドラマ。
過疎化の進む地方都市を舞台に、親の仕事を受け継いだ炭焼き職人の男が
同級生との再会をきっかけにして人生を見つめ直す物語。
共演は長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴、杉田雷麟、小野武彦、石橋蓮司。
【紹介記事】映画「半世界」この一生だけでは辿り着けないとしても
かなり感銘を受けた作品だったので、珍しく観賞後すぐに感想を書いて既にアップ済み。
詳しくは上記の過去ログにて。稲垣吾郎ファンなら何も言わずとも劇場直行だろうが
私としては主人公と同世代の男性にこそ観て欲しい。
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02月15日公開■映画:フォルトゥナの瞳
余命僅かな人が透けて見えるという特殊能力を持った青年が
恋人を救うべく奮闘する恋愛ドラマ。
主演は「バクマン。」「3月のライオン」の神木隆之介と
「ナラタージュ」「コーヒーが冷めないうちに」の有村架純。
監督は「僕等がいた」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩。
比較的ありがちなテーマを神木・有村の人気コンビで突破せんとする
力押しの恋愛映画なのだが、原作者が数々の暴言・放言でメディアを騒がせ、
つい先日も嫌韓発言が物議を醸した百田尚樹のため、
東宝も原作者の名前を大々的にアピール出来ず宣伝に苦慮しているらしい。
まぁ確かにあの顔が浮かぶと神木・有村のフレッシュさも7割減という気はする。
もったいない。
02月15日公開■ムビチケ:劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
02月15日公開■ムビチケ:PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2
▼映画「サスペリア」熱狂的ファンによる好意的拡大解釈の二次創作
公開中■映画:サスペリア
「決してひとりでは見ないで下さい」のキャッチコピーに
日本中が震え上がった名作ホラーが42年振りにリメイク。
しかも監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ。
主演は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソン。
共演にティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツ。
カメレオン女優のティルダ・スウィントンはカリスマ振付師役を演じると同時に
ルッツ・エバースドルフなる俳優名で男性心理療法士役も演じている。
「13日の金曜日」「悪魔のいけにえ」「キャリー」と
古典ホラーの名作は軒並みリメイク済みだがついに「サスペリア」。
多くのリメイクは原作を比較的忠実に再現しているものだが、
本作はオリジナルをリアルタイムで鑑賞したルカ・グァダニーノの
純粋で熱烈で歪んだファン心理が生みだした二次創作といった趣き。
若手ダンサーの入団したベルリンの舞踏団で不審な出来事が相次ぐ、という
プロットの部分を除けばほぼ全面リニューアルされていて、
準新作と考えても差し支えないレベルになっている。
スラッシャー要素はほぼ無し、鮮血を思わせる赤を多用したドラッグ風ビジュアルは
落ち着いて格調高い色合いに整えられ、衣装はいずれも桁外れにハイセンス。
クラシックバレエは創作の暗黒舞踏へ、耳触りで焦燥感の付き纏うゴブリンのBGMは
トム・ヨーク(レディオヘッド)へと置き換えられて
1977年当時の政治や世相を反映した重厚な物語が展開する。
オリジナル版のヒロインであるジェシカ・ハーパーが出演しているのは嬉しいが
これを「あのサスペリアのリメイクですよ」と差し出されて
素直に喜べないファンがたくさんいるのも理解は出来る。
「難しいことはまぁいいじゃないか」と言わんばかりに
開始5分で即惨殺事件発生、犬に喉笛を喰いちぎられて死亡、
広間から吊るされる血まみれの死体、何だか良くわからないけれど針金が絡んで死亡と、
98分でジャンジャンバリバリ人が死にまくる癖に
結局のところ何がどうだったのか辻褄合わせも雑なままエンドロールを迎える
オリジナル版の狂気走ったノリも大好きだったのだが
いやいやどうしてこちらも充分狂気は受け継がれている。
動の狂気が静の狂気に変わっただけで、歪んだ美意識や執着は相当なもの。
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アルモドバルの「私が、生きる肌」や
ベン・ウィショーのデビュー作にして傑作の「パフューム ある人殺しの物語」、
デル・トロの出世作である「パンズ・ラビリンス」など
美と狂気が高いレベルで融合したサスペンス・ホラーは数多く存在していて
本作はどちらかと言えばその部類に属する。
時代考証を加えた脚色はロブ・ゾンビの「ロード・オブ・セイラム」や
タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」などに通じ、
150分超えの尺も観終えてみれば止むなしと思える充実度だった。
ちょうど昨年、デヴィッド・ロバート・ミッチェルが
「アンダー・ザ・シルバーレイク」を発表したばかりで、
世界的に『狂気と美』が見直されているのかも知れない。
私にとっては万々歳の方向なので、どんどん作ってくれ。
04月26日発売■Blu-ray:アンダー・ザ・シルバーレイク
「キャリー」や「テキサス・チェーンソー」とは
全く異なるアプローチで作られた新しい「サスペリア」。
「私が、生きる肌」や「パフューム」あたりがお好きな方ならば劇場で観る価値あり。
ダリオ・アルジェントの大ファンで、あのノリを期待している方は避けた方が無難。
どちらも好きな私にとっては、「思ってたのと違うけど大当たり」だった。
映画「サスペリア」は現在公開中。
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