2018年6月1週発売の新作、Blu-ray「スリー・ビルボード」発売 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

 


 

5月31日18時スタート★Amazonタイムセール

 

すっかりお馴染みになってきたAmazonタイムセールが今月も開催決定。

31日18時から6月2日23時59分まで。


▼週末恒例、Amazonビデオの100円レンタルが開催中

 

   

週末限定100円レンタル■Amazonビデオ:ハードコア 字幕版吹替版

週末限定100円レンタル■Amazonビデオ:カリフォルニア・ダウン 字幕版吹替版

週末限定100円レンタル■Amazonビデオ:イントゥ・ザ・ストーム 字幕版吹替版

週末限定100円レンタル■Amazonビデオ:96時間/リベンジ 字幕版吹替版

週末限定100円レンタル■Amazonビデオ:ナイスガイズ!字幕版吹替版

 

今週は「ランペイジ 巨獣大乱闘」を後押しするかのような

大味&豪快系のディザスター、パニック、サスペンスが目白押し。

ゲームユーザーから熱狂的に支持された「ハードコア」は

FPS/TPS視点で作られた斬新なアクション映画。


▼今週発売の書籍

 

 

5月29日発売■Book:メガドライブパーフェクトカタログ

発売中■Book:PCエンジンコンプリートガイド

 

続々と発売されるレトロゲーム関連商品から、今週はメガドライブのカタログが登場。

王者SFCを遥か遠くに睨みつつ、なぜか2番手と3番手で争っていた

PCエンジンvsメガドライブの攻防は今も懐かしい。

世代的に、やはり私はこの頃が一番ゲームが楽しかった。

 

★Amazon 来週リリースの注目作品の売れ筋ランキング(書籍全般)


▼Kindleセール情報

 

【5月31日終了】★Kindle:【50%ポイント還元】PHP研究所キャンペーン

【5月31日終了】★Kindle:【50%OFF以上】高額書籍フェア

【5月31日終了】★Kindle:【1巻無料&50%OFF以上】月刊アクション創刊5周年記念

【5月31日終了】★Kindle:【30%OFF】幻冬舎 新時代のキャリア戦略フェア

【5月31日終了】★Kindle:【30%OFF】「こころの不調」が治る本特集

【5月31日終了】★Kindle:【30%OFF】「群像」新人賞出身作家フェア

【6月07日終了】★Kindle:【50%OFF以上】ノンフィクションフェア

【6月07日終了】★Kindle:【30%OFF】新本格30周年フェア

【6月07日終了】★Kindle:【50%OFF】いま欲しい「Webデザイン・Web技法書」セール

【終了未定】★Kindle:【50OFF以上】戦隊ヒーロー超全集フェア(仮面ライダー、戦隊ヒーロー編)

【終了未定】★Kindle:【50%OFF】春のビジネス実用書フェア

【終了未定】★Kindle:【50%OFF】主婦と生活社全点50%OFF

【終了未定】★Kindle:【50%OFF】”ストレスに負けないココロ”キャンペーン


▼今週発売のBlu-ray

 

 

6月2日発売■Blu-ray:スリー・ビルボード

配信中■Amazonビデオ:スリー・ビルボード 字幕版吹替版

 

娘をレイプされた挙げ句に殺された母親が、

なかなか犯人逮捕に至らない地元警察の不甲斐なさに腹を立て

自腹で広告看板を出したことから始まる人間ドラマ。

主演は1996年の「ファーゴ」以来、

2度目のオスカー受賞となったフランシス・マクドーマンド。

共演はウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル。

監督は「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー。

 

 

とにかく脚本が尋常でないほどに練られていて

初見では圧倒され過ぎてエンドロールで放心状態になってしまった

私的には今のところ2018年度No.1作品。

これを劇場で見た時にはまだオスカーの結果が発表される前だったが

残りのオスカー候補を観なくとも

「もうこれが作品賞でいいよ」と思えるほどの完成度だった。

 

未解決事件の被害者の母親の心境は如何許りか。

それぞれの立場の人間達が、多少の言葉足らずはあれど

一部を除き真摯に対応していて、真犯人以外に明確な悪意の存在しない

片田舎の町の空気が映画全体を厚い雲で覆っている。

 

娘を殺された母親を演じたフランシスの執念と自己嫌悪が

勧善懲悪では割り切れない現実的な問題の中でのたうち回り

時に人を傷つけ、時に自分を追い込んでしまう。

その怒りや切なさが手に取るようにわかる。

地元民から愛される警部や、差別意識の強い部下、

うまい話にはすぐ乗るものの権力には滅法弱い広告業者など

脇役達とのアンサンブルも素晴らしいの一言。

 

「ここで終わったら最高の映画だな」と感じたまさにその瞬間に

エンドロールに突入し、もうグゥの音も出なかった。

2015年のオスカーで作品賞を穫った「スポットライト」は

作品の背景を想うとやるせない気持ちになったりもしたのだが、

こちらは最後に提示される小さなピースが明るい未来を予感させてくれて

重苦しい作品でありながらとても観賞後の気持ちがすっきりする。

デル・トロ大好きな私ですら、今回ばかりは負けたなと思っていたほどである。

「シェイプ・オブ・ウォーター」が作品賞を穫ったことは喜ばしいが

そんな私が敢えてこちらを推すことで少しでも興味を持っていただければと思い

今週はこちらをイチ押しとする。


 

6月2日発売■Blu-ray:シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版

6月2日発売■Blu-ray:シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版 4K ULTRA HD

配信中■Amazonビデオ:シェイプ・オブ・ウォーター 字幕版吹替版

 

本年度のアカデミー賞で作品賞・監督賞・作曲賞・美術賞の4部門を獲得した

ギレルモ・デル・トロ監督の最新作「シェイプ・オブ・ウォーター」がBlu-ray化決定。

劇場公開時に入っていた一部の修正を外した無修正版になるとのこと。

初回生産分のみ天野喜孝描き下ろしのコラボアート・ポストカードを封入。

 

主演は「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンス。

共演にマイケル・シャノン、オクタヴィア・スペンサー、リチャード・ジェンキンス。

物語のキーキャラクターである不思議な生き物には、

「パンズ・ラビリンス」でも特殊メイクを施し出演していたダグ・ジョーンズ。

 

 

「人魚姫」と「大アマゾンの半魚人」をミックスし、

「デビルズ・バックボーン」から積み重ねてきたデル・トロ節が全開。

洗練されたデザインと音楽で綴る、美しくエロティックで時に残酷なおとぎ話。

現代社会を鋭く風刺しながら異形の生き物とのロマンスまで盛り込む

デル・トロ節はますます冴え渡っている。

 

言葉を話せず自分だけの世界に閉じこもっていたサリー・ホーキンスと

言語や芸術にも理解を示す”ある生き物”との魂の邂逅が見せてくれるのは、

肌の色や住む世界が違っても愛だけは不変だという、

世界をほんの少し優しくする大人向けの童話。

政治的なメッセージが匂わないではないが

ここはそういった雑念は全て取り払って、この世界にじっくり浸っていただきたい。

 

「パンス・ラビリンス」もそうだが、デル・トロの紡ぐ甘い世界は

孤独や痛み、エロスと共に在るのが常なので、

オスカー獲得で劇場にやってきたデル・トロをあまり知らない方々に

この作品がどう映ったのかが気になるところ。


  

6月2日発売■Blu-ray:KUBO/クボ 二本の弦の秘密

6月2日発売■Blu-ray:KUBO/クボ 二本の弦の秘密 3D&2D プレミアム・エディション

6月2日配信■Amazonビデオ:KUBO/クボ 二本の弦の秘密 字幕版吹替版

6月2日発売■Blu-ray:コララインとボタンの魔女

6月2日発売■Blu-ray:gifted/ギフテッド

配信中■Amazonビデオ:gifted/ギフテッド 字幕版吹替版

 

「ぼくの名前はズッキーニ」、現在公開中の「犬ヶ島」と

ストップモーションアニメが再び脚光を浴びている海外のアニメーションから

日本の侍をモチーフに作り上げた「KUBO」がBlu-rayで発売。

名作「コララインとボタンの魔女」を手掛けたライカ・エンタテインメント製作で

本年度のオスカーでは長編アニメ賞にノミネートされた他、
ゴールデングローブや放送映画批評家協会賞でも話題をさらった作品。
英国アカデミーはアニメ作品賞を受賞している。
シャーリーズ・セロン、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラ、
マシュー・マコノヒーら声優陣も超豪華な顔ぶれ。

 

 

映像のセンスが「犬ヶ島」とはまた違った方向に極められていて

映画としてはもちろん、映像ソフトとしても特Aクラスの仕上がり。

現在プレミア化している「コラライン」のBlu-rayも

低価格(定価2,000円、Amazonの実売は1,400円ほど)で同時に再販されるので

お持ちでない方はセットで揃えるのもお薦め。


5月30日発売■Blu-ray:DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX 限定版

 

オリジナルコンテンツを充実させて日本市場に本格進出し始めたNetflixが

独占配信していた「DEVILMAN crybaby」がBlu-rayで発売。
「マインド・ゲーム」「夜明け告げるルーのうた」などで知られる湯浅政明監督作品。
アニメーション制作はサイエンスSARU。
声優陣は内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、小山力也、田中敦子など。
音楽は「ピンポン THE ANIMATION」「聲の形」の牛尾憲輔。
主題歌は電気グルーヴ「MAN HUMAN」。

 

【紹介記事】Netflix「DEVILMAN crybaby」禍々しくもポップなサブカル系デビルマン

 

ストーリーは思っていた以上に原作に忠実。
スマホなど小物の部分で現代風にアレンジされていることを除けば
オリジナルへの敬意を充分に払った作りで

「ゲゲゲの鬼太郎」→「墓場鬼太郎」への流れを彷彿させる。
そういえば「墓場鬼太郎」も主題歌が電気グルーヴだったな。

私は永井チルドレンであると同時に熱狂的な湯浅ファンでもある
(「マインド・ゲーム」のBlu-rayもちゃんと公式通販で購入した)ので
もっと大胆な改変や新解釈も覚悟していたのだが
蓋をあけてみれば「ブレードランナー2049」に勝るとも劣らない
オリジナルへのオマージュっぷりに驚かされた。

 

本作ならではの特色は、原作が持つ神話に根ざした重厚な世界観と
湯浅監督のサブカル系なこだわりとの融合の妙にある。
一見食べ合わせが悪そうに見えるこの組み合わせが
強烈な禍々しさを放ちながらもどこまでもポップな本作の特徴になっていて
これはテレビアニメ、OVA、実写(黒歴史)のどれにも無かったものだ。
ラップ監修にKEN THE 390を起用したり、
アレンジされた「デビルマンのうた」のボーカルに
女王蜂のアヴちゃんを起用したりと、人選がいちいちイカしている上に
皆不思議なほどこの世界に馴染んでいている。


永井作品には欠かせないエログロも心地良いほどの振り切り具合で容赦無し。
ただし肉感的な痛みや快楽ではなく、
劇中に登場するサバトの会場で踊り狂っているうちに陥るトランス状態に近い
危険な味わいがあり、地上波では到底放送できまい。

それだけに、Netflix→Blu-rayの流れは良く理解できる。


▼今週発売の新譜

 

5月30日発売■CD:ウルトラマンタロウ 45th Anniversary Music Collection


▼「BachelorJapan / バチェラー・ジャパン シーズン2」日記その2

 

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昨晩と今朝で一気に5回まで見た。

私の推していた女性が●回と●回で消えてしまい

残るは裏表の激しい女性ばかり。

前シーズンに続き「バチェラーは女性を見る目ない説」が説得力を増している。

若けりゃいいのか若けりゃ、と。

若くして成功した金持ちはみんなロリコンなのだろうか。うーむ。

続きが楽しみ。