Netflix「DEVILMAN crybaby」禍々しくもポップなサブカル系デビルマン | 忍之閻魔帳

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▼Netflix「DEVILMAN crybaby」禍々しくもポップなサブカル系デビルマン


05月30日発売■Blu-ray:「DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX
Amazon限定 デビルカッター(特製レターオープナー)付き」

05月30日発売■Blu-ray:「DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX」


01月27日発売■Comic:「デビルマン-THE FIRST- (1) / 永井豪 」
02月24日発売■Comic:「デビルマン-THE FIRST- (2) / 永井豪 」
03月27日発売■Comic:「デビルマン-THE FIRST- (2) / 永井豪 」
発売中■Comic:「画業50周年愛蔵版 デビルマン 1 / 永井豪」
発売中■Comic:「画業50周年愛蔵版 デビルマン 2 / 永井豪」
発売中■Comic:「画業50周年愛蔵版 デビルマン 3 / 永井豪」
発売中■Comic:「画業50周年愛蔵版 デビルマン 4 / 永井豪」
01月30日発売■Comic:「画業50周年愛蔵版 デビルマン 5 / 永井豪」

当BLOGを古くから読んで下さっている方なら
もう耳タコかも知れないが、私の幼少期は松本零士と楳図かずおと
永井豪と円谷英二によって形成されたようなものだった。
その四天王のひとりである永井豪が、近年やたらと話題に上っている。
もともと話題の途切れない方ではあったのだが
Netflixでは「DEVILMAN crybaby」が配信され
劇場用作品では「マジンガーZ / INFINITY」が13日公開と
メディアを大々的に騒がせるニュースが続いていて
自称”永井チルドレン”の私にとっては祭り状態である。





オリジナルコンテンツを充実させて日本市場に本格進出し始めたNetflixでは、
「マインド・ゲーム」「夜明け告げるルーのうた」などで知られる
湯浅政明が監督を務めた「DEVILMAN crybaby」が配信中。
アニメーション制作はサイエンスSARU。
声優陣は内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、小山力也、田中敦子など。
音楽は「ピンポン THE ANIMATION」「聲の形」の牛尾憲輔。
主題歌は電気グルーヴ「MAN HUMAN」。


01月10日発売■CD:「MAN HUMAN / 今夜だけ / 電気グルーヴ」
01月10日発売■CD:「DEVILMAN crybaby Original Soundtrack」


Netflixは一部例外を除いて基本的に一挙配信なので、
開始日から最終話(本作は10話)まで視聴が可能だが
私が今観終えたのは半分の5話まで。
1話あたり20分強なので、5話一気に見ても映画1本分のボリューム。

ストーリーは思った以上に原作に忠実で、
スマホなど小物の部分で現代風にアレンジされていることを除けば
オリジナルへの敬意を充分に払った作り。
私は永井チルドレンであると同時に熱狂的な湯浅ファンでもある
(「マインド・ゲーム」のBlu-rayもちゃんと公式通販で購入した)ので
もっと大胆な改変や新解釈も覚悟していたのだが
蓋をあけてみれば「ブレードランナー2049」に勝るとも劣らない
オリジナルへのオマージュっぷりに驚かされた。
永井作品には欠かせないエログロも心地良いほどの振り切り具合で容赦無し。
ただし肉感的な痛みや快楽ではなく、
劇中に登場するサバトの会場で踊り狂っているうちに陥るトランス状態、
いわゆる”飛ぶ”感覚での危険な味わいがあり、地上波では到底放送できまい。
まさにNetflixが生んだ「デビルマン」である。


発売中■Blu-ray:「墓場鬼太郎 Blu-ray BOX」

テレビアニメ版「デビルマン」とは全く異なる
大人向けの「DEVILMAN crybaby」は、
「ゲゲゲの鬼太郎」→「墓場鬼太郎」への流れを彷彿させる。
そういえば「墓場鬼太郎」も主題歌が電気グルーヴだったな。


02月09日発売■Blu-ray:「マインド・ゲーム」
発売中■Blu-ray:「夜明け告げるルーのうた 限定版」
発売中■Blu-ray:「夜は短し歩けよ乙女 特装版」

本作ならではの特色は、原作が持つ神話に根ざした重厚な世界観と
湯浅監督のサブカル系なこだわりとの融合の妙にある。
一見食べ合わせが悪そうに見えるこの組み合わせが
強烈な禍々しさを放ちながらもどこまでもポップな本作の特徴になっていて
これはテレビアニメ、OVA、実写(黒歴史)のどれにも無かったものだ。
ラップ監修にKEN THE 390を起用したり、
アレンジされた「デビルマンのうた」のボーカルに
女王蜂のアヴちゃんを起用したりと、人選がいちいちイカしている上に
皆不思議なほどこの世界に馴染んでいている。

オリジナル至上主義はどの作品にも存在するし
歴史の長い「デビルマン」は熱狂的なファンも多かろう。
しかしこの「DEVILMAN crybaby」は
遊び心に富んだ上でしっかり足元も見据えた作りになっており
近年良く見受けられるクリエーターの自己満足では終わっていない。

これだけ自由な作品を生み出す手助けをし、
何の制限もかけず配信に踏み切ってくれたNetflixにも拍手を贈りたい。
Netflix「DEVILMAN crybaby」は現在配信中。


発売中■Blu-ray:「デビルマン Blu-ray COLLECTION」
発売中■Blu-ray:「デビルマン OVA COLLECTION」





こちらは1月13日、今週末より公開。
小栗旬が声優を務めた「キャプテンハーロック」のようなことになったら
どうしようと心配していたのだが、予告編を観る限りそこそこ期待して良さそう。
ただし、声優に雨上がり決死隊の宮迫やおかずクラブを起用したのは大失敗。
吉本芸人は普通の俳優起用以上に色が強過ぎるし
あしゅら男爵(の男の方)というのがまた輪をかけて許せん。
三博士の誰かひとりぐらいならまだ許すが、、、。


01月10日発売■CD:「マジンガーZ / INFINITY 特装盤」
01月05日発売■Book:「マジンガーZ 大解剖」

10日に発売される「マジンガーZ / INFINITY特装盤」は、
値段も凄いが中身はもっと凄い。
特装盤はCD7枚組で、「INFINITY 」のサントラに加えて
「マジンガーZ」 の音楽集4枚と、
「グレートマジンガー」 の音楽集2枚がセットになっている。
収録される音源はアナログのマスターテープから
ハイレゾリマスタリングしたもので、今回が初CD化となる音源も多数アリ。
別冊ブックレットには絵コンテ集や渡辺宙明と渡辺俊幸による対談、
楽曲解説、楽曲データなどが収録されている。
ここまでやるなら商品名が「マジンガーZ / INFINITY特装盤」では分かり辛い。
「マジンガー完璧音源集」ぐらいにしても良かったのでは。



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