▼今週発売のコミック・書籍
02月15日発売■Book:「レコード・コレクターズ 2018年 3月号」
02月15日発売■ETC:「滝沢カレンダー 働く人間は、まいにち美しい」
海外からの風を取り入れつつ、日本独自の湿度や感情を投影した
全く新しいジャンル、それがシティ・ポップである。
1970年代から80年代にかけて大ブームを巻き起こした
シティ・ポップが、クラブシーンでもてはやされ始めたのが
かれこれ10年ぐらい前だろうか。
この動きは海外にも波及し、現在シティ・ポップの名盤を探しに
わざわざ日本までやってくるファンも多いという。
タイミング的には最良の企画と言えるだろう。
シュガー・ベイブ、荒井由実、大貫妙子、矢野顕子、いしだあゆみ、小坂忠、
竹内まりや、南佳孝、ラジ、大橋純子、山下達郎、吉田美奈子、、、
表紙には、私が現在も愛聴しているアルバムがいくつも載っている。
選ばれたアルバムはいわゆる決定版的なものが中心で
リアルタイム世代に向けたマニア本ではなく、
復刻ブームで興味を持った若手向けのようだが、それでいい。
これは是非読みたい。
▼Kindleストアセール情報
【02月12日終了】★Kindle『フタスペ』全点50%ポイント還元フェア
【02月22日終了】★Kindle【最大70%OFF】 幻冬舎 電本フェス
【02月22日終了】★Kindle【30%OFF】恋愛小説特集
【02月22日終了】★Kindle【50%OFF】ビジネス実用・自己啓発書 フェア
【02月22日終了】★Kindle【30%OFF】講談社「地球、この不思議な惑星」特集
【02月22日終了】★Kindle【50%OFF】究極の英語 23冊が50%OFF
総数7,000点を超える双葉社と、3,300点を超える幻冬社の
2社が揃って大規模セールを開始。
ポイントの還元率・割引率も高めのセールなので覗く価値あり。
特に双葉社は開催期間が12日までと極端に短いので、まずはこちらだけでも要チェック。
<継続して開催中>
【02月15日終了】★Kindle『50%OFF以上』新書フェア
【02月15日終了】★Kindle【75%OFF】KADOKAWA Kindle限定セール
【02月15日終了】★Kindle『50%OFF以上』 4コママンガフェア
【02月15日終了】★Kindle サイエンス・アイ新書_『勉強本』フェア
▼今週公開の新作映画
02月16日公開■Ticket:「グレイテスト・ショーマン」
02月16日公開■Ticket:「サニー/32」
02月16日公開■Ticket:「長江 愛の詩」
02月16日公開■Ticket:「チェリーボーイズ」
*Amazon取り扱いのムビチケは全てEメールタイプ。
現物のチケットが郵送されるのではなく
発券に必要なシリアルナンバーがEメールに送られてくるのでお間違えのないように。
今週末公開の新作映画でヒットが期待されているのが
目下テレビCMも大量投下中の「グレイテスト・ショーマン」。
「ラ・ラ・ランド」作曲陣の楽曲にのせて贈る新作ミュージカルで
主演は「レ・ミゼラブル」のヒュー・ジャックマン。
共演は「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン、
ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤなど。
監督はVFX系出身で本作が長編デビューとなるマイケル・グレイシー。
無類のミュージカル好きなのでこれは観たい。
02月16日発売■Book:「エッジ・オブ・リバーズ・エッジ― 岡崎京子を捜す」
90年代の女性漫画家を代表する岡崎京子の代表作を
「今度は愛妻家」「ナラタージュ」の行定勲監督が実写映画化。
岡崎作品の映画化は2012年の「ヘルター・スケルター」以来6年振り。
脚本は「アズミ・ハルコは行方不明」の瀬戸山美咲。
主演は「私の男」の二階堂ふみ。
共演は吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵。
「ヘルター・スケルター」では水原希子が演じていた吉川こずえ役を
本作では土居志央梨が演じている。
02月14日発売■CD:「アルペジオ きっと魔法のトンネルの先 / 小沢健二」
主題歌は小沢健二の「アルペジオ きっと魔法のトンネルの先」。
二人を知っているファンには有名なことだが
オザケンと岡崎は互いを「戦友」と呼ぶ仲であり
1996年に岡崎が交通事故を起こしてからも
小沢のライブに病をおして観に行ったり
岡崎の個展でのオザケンがライブをしたりと、
現在まで途切れなく関係が続いている。
それだけに、オザケンが主題歌を担当すると聞き感慨深いファンは多いことと思う。
行定監督は「ナタラージュ」も素晴らしかったので期待大。
▼今週発売のゲーム
02月17日発売■NSw:「ベヨネッタ ∞CLIMAX EDITION」
02月17日発売■NSw:「ベヨネッタ ∞CLIMAX EDITION Amazon限定特典付き」
02月17日配信■NSw:「ベヨネッタ1 <オンラインコード版>」
02月17日配信■NSw:「ベヨネッタ2 <オンラインコード版>」
02月28日再販■Book:「BAYONETTA 2 ベヨネッタ2 公式設定資料集」
今週発売のゲームでめぼしいタイトルは移植2本。
1本目はWii Uで発売されていた「ベヨネッタ2」のSwitch版。
2人で協力してプレイする「タッグ・クライマックス」が
ローカルワイヤレス通信でも可能になった他、
amiiboや動画撮影機能にも対応している。
発売中■NSw:「amiibo ベヨネッタ 2Pファイター」
Wii Uからの移植は本体が思うように普及しなかったこともあり
準新作として受け止められるのだと思うが、いかんせん「ベヨネッタ」は価格が高い。
2本セットの「クライマックスエディション」でも定価9,980円では
Wii Uからの乗り換え組は躊躇してしまう。
2本入りで定価6,800円あたりなら割安感は出たと思うのだが。
余談だがSwitchのDL専用ソフトで「戦国エース」が出るので買います。
02月17日発売■PS4:「聖剣伝説2 シークレット オブ マナ」
02月17日発売■PS4:「聖剣伝説2 Amazon限定『聖剣伝説2』 “風" 解説書付き」
02月17日発売■PSV:「聖剣伝説2 シークレット オブ マナ」
02月17日発売■PSV:「聖剣伝説2 Amazon限定『聖剣伝説2』 “風" 解説書付き」
02月17日発売■Book:「聖剣伝説2 公式設定資料+完全攻略ガイド」
02月17日発売■Book:「聖剣伝説 25th Anniversary ART of MANA」
PS4&PSVでは「聖剣伝説2」が登場。
1993年にSFCで発売されたオリジナル版の雰囲気を残しつつ
ビジュアルをハードに合わせて刷新。
キャラクターの会話はフルボイスに対応し、BGMもアレンジされている。
発売中■ETC:「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」
「聖剣伝説」は単に歴史が長いだけでなく
多くのハードに移植・発売されていた経緯があり
シリーズ元祖のGB版をリニューアルしたものならiOS版、
ベタ移植で当時のままを楽しみたいなら
3作入りのSwitch「聖剣伝説コレクション」など様々な選択肢が存在する。
▼今週発売のBlu-ray/DVD
02月14日発売■Blu-ray:「アナベル 死霊人形の誕生」
来週21日には「IT “それ”が見えたら、終わり。」も控えているが
今週もお薦めしたいホラー映画「アナベル 死霊人形の誕生」が発売。
よりにもよってバレンタイデーに出るとは、やるなアナベル。
今回紹介する「アナベル 死霊人形の誕生」は「死霊館」シリーズで登場した
ウォーレン夫妻の家で眠る呪い人形・アナベルにスポットをあてたもので、
2014年に公開された「アナベル 死霊館の人形」に続く第2弾。
製作は「ソウ」「死霊館」「インシディアス」のジェームズ・ワン。
監督はYouTubeで発表していた短編がジェームズ・ワンの目に留まり
長編ホラー「ライト/オフ」でデビューしたデヴィッド・F・サンドバーグ。
最初に「死霊館」シリーズの時系列を簡単に明記しておく。
1957年「アナベル 死霊人形の誕生」
1967年「アナベル 死霊館の人形」
1971年「死霊館」
1977年「死霊館 エンフィールド事件」
軽いネタバレをすると、今回紹介する「死霊人形の誕生」の
エンディングでさらに時間が進み「死霊館の人形」へと繋がるので
アナベルの物語は一応今回で終わりになるのだと思う。
短編ホラーの名手・デヴィッド・F・サンドバーグに
バトンタッチしたことで手探り状態だった前作から脱却し、
ショートショートな恐怖を積み上げる物量作戦型の演出になっている。
デビュー作「ライト/オフ」のウリになっていた
影を使った恐怖演出も随所に使われていて、
「死霊館」と繋がる世界のホラーでありながら
体験できる恐怖の質が全く異なるのが特徴だ。
正直なところ、過去の作品と辻褄が合わないところもあるのだが
今作の設定(物語)が時系列的に最もスムーズなので
ここを起点とした「死霊館ユニバース」として許容したい。
シリーズを未見の方は本作を最初の1本にして
「アナベル 死霊館の人形」「死霊館」「死霊館 エンフィールド事件」の
順番でご覧いただくとより世界観が楽しめるはず。お薦め。
名作「猿の惑星」のリブートシリーズもついに本作で完結。
前作「新世紀」の2年後を舞台に、妻子を奪われた怒りと哀しみを糧にした
シーザーの壮絶な復讐劇を描いている。
いわゆる「ドラクエ」スタイルのシナリオ運びで
1968年公開の初代「猿の惑星」へと繋がる作り。
人類の支配が終わり、猿が支配する側になった理由が語られる。
シーザーの息子であるコーネリアスはさておき、
少女時代のノバの登場は旧シリーズ未見の方は
なぜ猿の群れに少女が混ざってくるのか今いち分かり辛いかも知れない。
「創世記」「新世紀」まで漂っていたリブートらしさは影を顰め、
最終章はぐっと渋めのドラマ重視の作り。
前2作が「X-MEN」なら本作は「LOGAN / ローガン」ぐらいの重厚さがある。
娯楽作としての派手さ、楽しさは「キングコング 髑髏島の巨神」が上だが、
「LOGAN」の魅力がウルヴァリンの生き様であったように
本作の見どころは妻子を亡くしたシーザーの悲哀と
それでも仲間を引き連れて闘う勇姿である。
全体的な構成は「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」と
「大脱出」をミックスしたような脱出&戦争映画で、
名サイドキャラクター(バッドエイプ)が華を添えるのも定番。
ガンダムのタイアップが付いたときだけ歌手に戻る(失礼)
森口博子のニューシングルは、「CRフィーバー機動戦士Zガンダム」のために
書き下ろされた新曲2曲「生命の声」「鳥籠の少年」に
「水の星へ愛をこめて」の1985年オリジナルバージョンを加えた3曲入り。
どうせなら「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」と
「もうひとつの未来〜starry spirits〜」も入れてくれれば。。。