映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」エルトン・ジョンに愛を込めて | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)




▼PS4/WIN「ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション」3月6日発売


03月06日発売■PS4:「ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション」
03月06日発売■WIN:「ファイナルファンタジーXV ウィンドウズエディション」
03月21日発売■CD+Blu-ray:「FINAL FANTASY XV Original Soundtrack Volume 2 映像付」
03月21日発売■CD:「FINAL FANTASY XV Original Soundtrack Volume 2」
03月22日発売■Book:「ファイナルファンタジーXV オフィシャルワークス」

「ファイナルファンタジーXV」本編に有料の追加コンテンツ6本、
さらに新たな敵やサブクエストを含む新規マップを収録した
「ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション」が3月6日発売決定。
WIN版はネイティブ4K、および8K解像度をサポートし、
HDR10、DOLBY ATMOSにも対応。
本編ディスクを既に所有しているユーザーならば
同日より配信される「FFXV ロイヤルパック」(2,160円)でも
同等の内容にアップデートが可能。
21日にはサウンドトラックCDの第2弾が、翌22日にはアートワーク集も発売。



▼映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」
〜エルトン・ジョンに愛を込めて



発売中■Blu-ray:「キングスマン:ゴールデン・サークル 4K Ultra HD」(米国版)

「007」を生んだ英国らしい格調高さと
「キック・アス」で培った(キツめの)スパイスが利いたコメディを併せ持つ
大傑作「キングスマン」の待望の続編が公開中。
監督は引き続き「キック・アス」の
タロン・エガートン、コリン・ファース、マーク・ストロングの続投組に加え
ジュリアン・ムーア、エルトン・ジョンなどバラエティ豊かな顔ぶれ。

ちなみに、現在Amazonでは輸入盤のBlu-rayを発売中。
4K版のディスクのみ日本語字幕に対応しているそうで(吹き替え音声は無し)
4K再生機をお持ちの字幕派ならばいち早く家庭でリピート鑑賞が可能だ。



第1作のインパクトが強ければ強いほど続編にかけられる期待は大きくなり、
同等程度ではなかなか納得してもらえない。
前作は終盤の破壊力が半端無かったが、
続編は序盤からフルスロットルで爆走する。
音楽に載せて戦闘シーンをきっちり終わらせる見せ方は
昨年公開された「ベイビー・ドライバー」を彷彿させるが、
こちらは「チキ・チキ・バン・バン」よろしく
車のまま海中まで潜ってしまうハチャメチャぶり。
作品の全体のノリがよりおバカ方面に進化しており
これは近作で言えば「マイティ・ソー バトルロイヤル」とほぼ同じ。
重厚さとポップさを併せ持った前作が配合比率50/50とするなら
今作は30/70ぐらいでポップ方面に舵を切っており
テイストが異なっていることに違和感を覚える方もいるかも知れない。
ただ、コリン・ファースが登場してからは
ぐっと物語に格調が戻ってくるのでしばしの我慢。
私的には、ジュリアン・ムーアとコリン・ファースの
「シングルマン」コンビがこんな形で再共演を果たすは
夢にも思ってもいなかったので大いに楽しませていただいた。


発売中■Blu-ray:「キングスマン [SPE BEST]」
配信中■Amazonbビデオ:「キングスマン 字幕版」(レンタル/セル)
配信中■Amazonbビデオ:「キングスマン 吹替版」(レンタル/セル)

「007」から「ジョニー・イングリッシュ」まで
英国産のスパイ映画のお約束に則ったシーンがあったかと思えば
前作と同じ場面で同じ台詞を吐かせたりとファンサービスも満点。
政治家から貴族、若者に至るまで貧富の差に関わらず
薬物汚染が蔓延していることへの警鐘も盛り込まれているが、
最終的にアメリカ批判に繋げてしまうあたりもまぁお約束として消化したい。
ただし、人肉ミンチ等の表現はさすがに人を選ぶか。

本作のMVPはエルトン・ジョン。
観た方の大半がそう感じるであろうし、私もエルトン・ジョンを
音楽家としてだけでなく人として好きになった。
本作への出演が発表された当時は
せいぜい「ゾンビランド」のビル・マーレイ程度の
「ちょっといじられる大御所」ぐらいに思っていたのだが
ここまでやるかの大活躍。
巨漢に似合わぬ可愛い服装をヒラヒラさせながら
性欲に正直で欲望に弱く悪を許さないエルトン・ジョンの勇姿は
ティム・バートン版「バットマン」で
ダニー・デヴィートが演じたペンギンのサニーサイド版と言えよう。
エルトンの大活躍によって、本来ならラスボスとして君臨するはずの
ジュリアン・ムーアが霞んでしまったのは
意図していた結果なのか、それとも事故なのだろうか。

有能かつ魅力的なキャラクターを惜しげもなく退場させ
毛色の変わった新キャラクターを登場させる新陳代謝の激しさで
続編にも期待が高まる。
私的には、本作ではただの筋肉バカでしかなかったチャイニング・テイタムが
次回作あたりで活躍してくれるだろうと信じている。

前作のファンなら劇場で観る価値大アリ。
未見の方も楽しめるが、出来れば前作を予習してからの方がベター。
映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」は現在公開中。




発売中■Blu-ray:「キック・アス」
発売中■Blu-ray:「キック・アス 2 ジャスティス・フォーエバー」
発売中■Blu-ray:「ゾンビランド」
配信中■Amazonbビデオ:「キック・アス」(レンタル)
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01月24日発売■Blu-ray:「ベイビー・ドライバー 初回限定版」
01月24日発売■Blu-ray:「ベイビー・ドライバー 4K ULTRA HD」
配信中■Amazonbビデオ:「ベイビー・ドライバー 字幕版」(レンタル/セル)
配信中■Amazonbビデオ:「ベイビー・ドライバー 吹替版」(レンタル/セル)

ロメロへのオマージュを盛り込みつつ、まさかのコメディに仕上げた
「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)が大絶賛され
一躍注目の若手監督として脚光を浴びたエドガー・ライト。
その後も「ホットファズ」「ワールズ・エンド」と話題作を発表し続け
英国コメディの雄として確固たる立場を築き上げてきたエドガーが、
43歳にしてついにハリウッドでメガホンをとった。

記念すべき第1弾となる「ベイビー・ドライバー」は、
軽めのコメディを身上としてきたこれまでの作風から大きく脱却し、
アメコミ原作や重厚過ぎない音楽映画がもてはやされる
現在のヒット事情を見据えたアクション快作。
ド派手な「ワイルドスピード」シリーズとは異なり
カッコ良くて楽しくオサレなテイストを持った本作は
これまでのエドガー作品ファンだけでなく
新規ファンも開拓しそうな出色の仕上がり。
主演は「きっと、星のせいじゃない。」のアンセル・エルゴート。
共演はケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、ジェイミー・フォックス。

この続きは、過去記事の

【紹介記事】鳴りっぱなしのGood Boy。映画「ベイビー・ドライバー」にて。



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