2015年5月3週発売の新作、3DS「Code Name: S.T.E.A.M.」発売、他 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン


▼最近の予約状況を振り返る


06月25日発売■3DS:「Newニンテンドー3DS きせかえプレートパック」
06月25日発売■3DS:「Newニンテンドー3DS きせかえプレートパック
ファイアーエムブレムif Amazon限定ステッカーセット付き」

06月25日発売■3DS:「きせかえプレート No.061(ファイアーエムブレムif)」
07月01日発売■Blu-ray:「細田守監督 トリロジー Blu-ray BOX 2006-2012」
07月08日発売■Blu-ray+DVD:「アメリカン・スナイパー デジタルコピー付き」
07月08日発売■Blu-ray:「アメリカン・スナイパー スチールブック仕様 デジタルコピー付き」
08月05日発売■Blu-ray:「幕が上がる 豪華版」
08月05日発売■Blu-ray:「幕が上がる」
08月05日発売■Blu-ray:「幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦」

先週はGWでお休みしたのでここ2週間ほどを振り返り。
人気のトップは3DS「ファイアーエムブレムif」のきせかえプレート付き。
まだNew3DSに乗り換えていなかったユーザーには好都合だったのか
予想を超える人気ぶり。ソフト単品からの変更組も多そうだ。
映像系では、ももクロ初主演の「幕が上がる」の豪華版が大人気。
アイドル映画の枠を超えた傑作なので、未見の方も是非この機会に。
昨日予約が開始された「細田守 トリロジー」も、わずか1日でTOP3に入る勢い。



▼今週発売のコミック/Kindle/書籍など


★Amazon日替わりタイムセール

★今週発売の雑誌 一覧
★今週発売のコミック 一覧
★今週発売のゲーム攻略、ゲームブック 一覧
★今週発売のエンタメ本 一覧
★今週発売のKindle本 一覧




▼今週発売のゲーム


05月14日発売■3DS:「Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン」
05月14日配信■3DS:「Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン [オンラインコード]」
05月14日発売■BOOK:「コードネームスチーム リンカーンVSエイリアン:公式ガイドブック」

GW商戦前にあらかたの話題作を放出してしまったため
先週に引き続き今週もめぼしい新作はなし。
そんな中、オリジナル新作で私が注目していたのが
「ファイアーエムブレム」シリーズのインテリジェントシステムズ開発による
シミュレーションゲーム「Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン」。



アクションのようでアクションでない。
リアルタイムシミュレーションではないが、
完全なターン制のシミュレーションかというとこれも違う本作は
ゲームの核となる動力源『スチーム』を各キャラクターの行動力に置き換え、
スチームがなくなるまで移動や索敵、攻撃を実行できる。
全て使い切り(残しても可)ターン終了を選択すれば敵側のターンとなり、
これを繰り返しながら互いのユニットを殲滅するため戦闘を続ける。
スチームをわざと残してターンを終了しておけば
視界に敵が入った時にオートで迎撃してくれたりもする。

発見した敵を攻撃する時は3DSの下画面かABXYボタンで照準を合わせたり、
障害物を破壊してアイテムを収拾したりと、
アクションゲームっぽい仕掛けも用意されていて
実際に遊んでみると敷居は思ったほど高くない。
ひとりを高い位置に移動させて状況把握させ、
ひとりを遠距離攻撃用に待機させるなど
ユニットの特性を理解し、適材適所に使い分ける楽しさが
遊ぶほどにわかってきて、ジワジワとハマっていく。


発売中■Blu-ray:「カウボーイ&エイリアン 未体験ロング・バージョン」

ものすごく大雑把に例えると、「突撃ファミコンウォーズ」の見た目で
「ファミコンウォーズ」を遊んでいるような感じ、だろうか。
うーむ、ちょっと違うか。
「カウボーイ&エイリアン」のようなごちゃまぜな世界観も楽しく、
最近とんと聞かなくなった「スルメゲー」と言っていいかも知れない。

意図的にそうしたらしいが、やはり全体マップは用意して欲しかったのと
序盤から難易度が高め&1ステージの所用時間が長めなことは残念。
序盤ぐらいゴリゴリの力押しでクリアできても良かったのでは。

発売前の段階でこう言ってはなんだが、日本ではまず売れまい。
ただ、埋もれさせるのは惜しい1本だ。
e-shopで遊べる体験版は制限が30回までで
かなりのボリュームがあるので、気になる方はお試しを。




05月14日発売■PS4:「ファイナルファンタジー X/X-2 HD Remaster」
05月14日発売■PS4:「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」
05月14日発売■XB1:「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」



▼今週発売のBlu-ray/DVD


05月13日発売■DVD:「0.5ミリ 特別限定版」
06月10日発売■Blu-ray:「百円の恋 特別限定版」
06月10日発売■DVD:「百円の恋」

「第88回キネマ旬報ベスト・テン」で主演女優賞を獲得し、
実力派若手女優の名を欲しいままにしている安藤サクラ主演作品。
監督はサクラの実姉の安藤桃子で、ストーリーは姉妹が経験した
介護問題がヒントになっているとのこと。
共演者にはサクラの義父・柄本明と義母・角替和枝も出演しており
一家総出で作られた作品と言える。



日本は今後、少子高齢化に歯止めがかかることはほぼ無いわけで
こうした問題が数年後にはもっと広範囲で起こってくるはず。
一瞬表記ミスかと勘違いするほどの長尺(196分)も
思ったほど苦痛に感じず見せてしまう安藤サクラの地力と
監督の演出力は大したものだが、さすがに欲張り過ぎた感も否めず
この辺りをすっきり整理した次回作、次々作あたりで会心の1本が生まれそうな予感も。




05月13日発売■Blu-ray:「ガキ使 絶対に笑ってはいけない高校」
05月13日発売■Blu-ray:「ガキ使 絶対に笑ってはいけない警察24時!!」
05月13日発売■Blu-ray:「ガキ使 絶対に笑ってはいけない病院24時」
05月13日発売■Blu-ray:「ガキ使 絶対に笑ってはいけない新聞社24時」




▼今週発売の新譜


05月13日発売■CD:「雨のち晴れ、ときどき涙 / 研ナオコ」

研ナオコの歌手活動45周年を記念したカバーアルバムが発売。
収録曲は以下の通り。

M01「アカシアの雨がやむとき」(詞:水木かおる/曲:藤原秀行)
M02「舟唄」(詞:阿久悠/曲:浜圭介)
M03「別れの朝」(詞:Joachim Fuchsberger 曲:Udo Juergens/訳詞:なかにし礼)
M04「壁の向こう(詞:中村中/曲:中村中)
M05「ちっちゃな時から」(詞:浅川マキ/曲:むつひろし)
M06「恋しくて」(詞:BEGIN/曲:BEGIN/編曲:高見沢俊彦/コーラス:THE ALFEE)
M07「夢芝居」(詞:小椋佳/曲:小椋佳)
M08「糸」(詞:中島みゆき/曲:中島みゆき)
M09「忍冬(すいかずら)」 (詞:ちあき哲也/曲:杉本真人) 
M10「ホームレス」(詞:玉置浩二/曲:玉置浩二)

M04の中村中とM10の玉置浩二が書き下し新曲。
カバーは西田佐知子、浅川マキ、因幡晃、ペドロ&カプリシャス(高橋真梨子)、
八代亜紀、梅沢富美男(小椋桂)らは研とほぼ同世代として
BEGINだけ若いところから引き抜いてきているが、これが意外とハマっている。



ちなみに「恋しくて」でアルフィーが関わっているのは
デビュー当時まだ喰えなかった3人が研のバックバンドを務めていたから。
中島みゆきが提供したヒット曲「窓ガラス」では演奏とコーラスも務めている。


発売中■CD:「中島みゆき作品コンプリート」

あらゆる歌手の中で中島みゆきを最も多く歌っているのは研ナオコ。
今作でも近年若年層にまで人気が波及している「糸」が収録されている。
昨年発売された「中島みゆき作品コンプリート」は
研が歌った全てのみゆき曲が収録された、まさに完全版。一家に一枚。

どうでもいいのだが、アルバム発売を記念して運営されている
Facebookにほぼノーメイク(?)の研の写真がアップされているのだが
これ載せて良かったのだろうか。おばあちゃんじゃないか。



▼Wii U「Splatoon / スプラトゥーン」体験版効果絶大


05月28日配信■Wii U:「Splatoon / スプラトゥーン [オンラインコード]」
05月28日発売■Wii U:「Splatoon / スプラトゥーン」
05月28日発売■Wii U:「Splatoon / スプラトゥーン Amazon限定「イカす ステッカー」セット付き」

「試射会」と称したオンライン体験会が9日に2回実施され
終了後からAmazonランキングがパッケージ版、ダウンロード版ともに急上昇中。
私はちょうど出先だったので在宅の家族に遊んでもらったのだが
これがえらく好評で薦めた私が気圧されるぐらいだった。
以下は家族より聞き取り調査した感想まとめ。

・バトルでさほど個人差が出ないのが嬉しい
・Gamepadの操作が不安だったが、ゲームが始まれば忘れるほど楽しい
・動きも滑らか、映像センス抜群
・通信関連も快適、一度だけ「上限に達しました」と出たが
 それ以降はなく、対戦途中の切断もなかった
・対戦相手が揃うまでのミニゲーム「イカジャンプ」がいい
・1ゲームが短く、強い人と組めたときは下手っぴでも爽快な気分が味わえる
・3D酔いしやすい自分が全く酔わなかった
・amiiboが欲しくなった

この後10日4時よりの3回目が実施されるようなので
目覚ましでも合わせておくか。
無事起きれたら明日にでも私の感想を追記したい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
<追記>

3時55分に目覚ましに叩き起こされて夜中にひっそりとWii Uを起ち上げる。
海外からの接続が多いのか、日本時間は深夜にも関わらず
「上限に達しましたメッセージが数回連続して出て、
これは繋がらないのかと不安になるも4回目ぐらいで無事成功。
武器は強いと評判のスプラローラーを選んでプレイしてみた。

今回遊べるのは4人対4人のひたすら塗りまくるシンプルなモードなので
開始から即ローラーで至るところにペンキをぶちまけるのみ。
過去記事でWii「ブロブ: カラフルなきぼう」のようだと
書いたことがあるのだが、レア社のアクションゲームのように
歯応えがあるか・ないかの違いはあれど、遊んでみた感覚はやはり似ている。
(ひとり用のモードはもっと似ているかも)
放水車のように大量のペンキを使える「ブロブ」に対し、
こちらは射程範囲が(スプラチャージャーを使ったとしても)広くなく、
箱庭世界での対戦が盛り上がるように設計されている。
事前に聞いていたほどスプラローラーが圧倒的に強いわけでもなく
使い易いわかばシューターやその他の武器にも一長一短はあるように感じた。
スプラローラーを使っていると立体の「クラッシュローラー」を遊んでいるような
気分に陥ったのはジジィゲーマーの私ぐらいだろうか。他にもいると信じたい。

Gamepadを使ったプレイも私には苦ではなかった。
「ブロブ」ユーザーとしてはリモコン+ヌンチャクでも遊んでみたいが、
仲間がどこにいるのか瞬時に把握し、塗り足りないエリアに
即座に移動するにはGamepadが最適のように思う。
夜中なので1プレイだけと思って始めたはずが、気がつけば4時50分。
1時間があっという間に過ぎてしまった。

この1本でWii Uがどうなるわけでは無かろうが
新規タイトルがこうして話題を集めるのは健全なこと。
どの道ロクにソフトは出ないのだから、
任天堂は長期プロモーションでじっくり売って欲しい。


05月28日発売■3DS/Wii U:「amiibo イカ」
05月28日発売■3DS/Wii U:「amiibo ボーイ」
05月28日発売■3DS/Wii U:「amiibo ガール」



▼先週の取りこぼし

体調と相談しつつ、一記事あたりのボリュームを落としているため
このところ取りこぼしたネタが結構あり、今週は発売タイトルも少ないので
ここでざっと振り返りたい。

●任天堂xユニバーサルスタジオ
Wii Uが発売された時にも「ゲームの「Nintendo Land」ではなく
リアルな任天堂ランドを作れと書いた覚えがあるし
3月末にも「任天堂はさっさとリアル任天堂ランドを作るべき」と書いたので
朗報ではあるのだが、ようやくかの想いも強い。
正直、カプコンやレベルファイブとコラボするよりも先に
任天堂が一等地をドカンともらっておくべきだった。決断が数年遅い。
「ハリーポッター」のように大きく一区画を常設エリアとしてもらうのか、
パーク内のアトラクションを間借りする形で
単発のイベントを打っていくのか、詳細がわからないので何とも。
USJ限定のamiiboや3DSを使ったイベントは仕込んでくるだろう。
続報に期待。



●新作Blu-ray情報
  

08月05日発売■Blu-ray:「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」
08月05日発売■Blu-ray:「ナイト ミュージアム トリロジーBOX」

ベン・ステイラー主演の人気シリーズ「ナイトミュージアム」の最新作がBlu-ray化。
過去作とセットにしたトリロジーBOXも同時発売。
今作が一応完結と謳っているので、シリーズ続行中にも関わらず新作ごとにBOXを出す
他のシリーズよりは親切。

台湾 映画 GF*BF
06月26日発売■DVD:「GF*BF」

台湾映画の素晴らしさを教えてくれた「藍色夏恋」で
ヒロインを演じていたグイ・ルンメイが主演を務める青春映画。
27年間に渡る三人(女ひとり、男ふたり)の友情を描いた作品で
「藍色夏恋」に引けを取らない甘酸っぱさがたっぷり。
ここ数年の台湾映画では出色。
「これだけは観ておきたい、2014年度公開映画総まとめ」にも入れた
2014年公開作品の中ではかなり上位に位置するフェイバリット作品。



●松本隆の45周年記念トリビュートが発売


06月24日発売■CD:「松本隆 作詞活動四十五周年トリビュート 「風街であひませう」限定盤」

80年代の音楽シーンを語る上で欠かすことのできない
作詞家・松本隆の45周年を記念して、トリビュートアルバムが発売決定。
「すぐ5年後には50周年もやってくれると思うんだけどね」と笑いながら
語っていた松本氏の作品からいずれ劣らぬ名曲がセレクトされた。

収録曲と参加ミュージシャンは以下の通り。*全作詞が松本隆

安藤裕子「ないものねだりのI Want You」(作曲:筒美京平/歌:C-C-B)
小山田壮平&イエロートレイン「SWEET MEMORIES」(作曲:大村雅朗/歌:松田聖子)
草野マサムネ(スピッツ)「水中メガネ」(作曲:草野正宗/歌:Chappie)
クラムボン「星間飛行」(作曲:菅野よう子/歌:ランカ・リー(中島愛))
斉藤和義「白いパラソル」(作曲:財津和夫/歌:松田聖子)
手嶌葵「風の谷のナウシカ」(作曲:細野晴臣/歌:安田成美)
中納良恵(EGO-WRAPPIN’)「探偵物語」(作曲:大瀧詠一/歌:薬師丸ひろ子)
ハナレグミ「Tシャツに口紅」(作曲:大瀧詠一/歌:ラッツ&スター)
やくしまるえつこ「はいからはくち」(作曲:大瀧詠一/歌:はっぴいえんど)
YUKI「卒業」(作曲:筒美京平/歌:斉藤由貴)
細野晴臣「驟雨の街」(作曲:細野晴臣/はっぴいえんどの未発表曲

目玉はスペシャルトラックとして収録される「驟雨の街」。
同曲ははっぴいえんどのお蔵入り曲で、
今回のアルバムで40年越しに陽の目を見ることとなった。
レコーディングは細野晴臣(B)、松本(Dr)、鈴木茂(G)の
オリジナルメンバーによる録り下ろしで、松本氏が久しぶりにドラムを叩いている。

限定盤は上記のアルバムに加えて
松本氏の歌詞を著名な俳優やミュージシャンが朗読する
ポエトリーリーディングアルバム『風街でよむ』のついた2枚組。
ディレクターは何と是枝裕和監督。
スタジオ録音だけでなく、曲によっては屋外録音も交えつつ
松本氏の歌詞世界を浮かび上がらせている。
松本隆×宮藤官九郎の対談、最果タヒの解説、作家・山内マリコの
書き下ろしオリジナルショートストーリー、是枝監督インタビューなど、
トータル100ページ以上に及ぶ書籍も同梱。
ジャケットは「きょうの猫村さん」のほしよりこの描き下ろし。

手嶌葵の「風の谷のナウシカ」は聞かずしてクオリティが想像つくな。
ただ、偉大な作詞家の周年記念にしてはメンツがそれほど豪華ではないような。
大貫妙子細野晴臣(その1)(その2)のトリビュート盤の方が
盛大だったような。



●と思ったらシュガーベイブも40周年


07月08日発売■CD:「SONGS~40th Anniversary Edition / SUGAR BABE」

山下達郎、大貫妙子らにより結成されたシュガーベイブの
記念すべきデビュー盤「SONGS」の40周年記念が発売決定。
最新リマスターはもちろんのこと、ボーナス・トラックを多数収録した2枚組の
コンプリート・バージョン。さらに新規原稿を含むブックレットも同梱する。
10年周期で記念盤を出してなおボーナスがあるのだから
改めて達郎の音源管理の几帳面さには舌を巻く。もう何枚目かも分からんが買います。



●APPストアで人気のヤギがゾンビに

iOS Goat Simulator GoatZ
配信中■iOS:「Goat Simulator GoatZ」
600円→240円■iOS:「Goat Simulator」

ヤギが街中を疾走する不条理系箱庭ゲームとして
APPストアでもロングセラーとなっている「Goat Simulator」にゾンビバージョンが登場。
私はまだ無印版もロクに遊んでいないので落としてないのだが
ストアランキングでは早速上位に飛び込んできている。
同時に無印版が240円に値下げ中。
未体験の方はこちらから始めると良いかも。



●「ど根性ガエル」が松山ケンイチ主演でドラマ化

今のところ分かっているのは、主演が松山ケンイチであることと、
設定がアニメ版の15年後になっている(ひろしが30歳)こと、
脚本は「ちゅらさん」の岡田恵和、演出が「弱くても勝てます」
「東京バンドワゴン」「泣くな、はらちゃん」の菅原伸太郎と
「きょうは会社休みます。」「妖怪人間ベム」狩山俊輔であることなど。

2015年の夏――。
14歳だったひろしも、もう大人。
みんな大人になり、「ど根性」ですべてが解決!とはゆかぬことを知る。
だけどつまらない大人にはなりたくない。
「根性、根性、ど根性!泣いて笑ってケンカして」
みんなの「人生」と「蛙生」が動き始める。


結局のところ、松ケンは「デスノート」以上のアタリ役には出会えず
同じホリプロ所属の藤原竜也や妻夫木聡の次を狙って出演した
「平清盛」や「ノルウェイの森」も大コケし、
仕方なくマンガ原作に舞い戻ってきた印象が強い。
当たってもコケても松ケンにとっては茨の道になりそう。



●オリコン50年「ランキングに不純物は入れたくない」

握手券をカウントし始めた時点でオリコンは終わり。
iTunesストアを見れば分かる通り配信ランキングがあてにならないのも事実だが
かと言ってCD売り上げだけでチャートを作るオリコンの方式が
現状を正しく映しているかと言えばそれは絶対にないわけで、

――握手券や投票券などをCDの特典につけるいわゆる
「AKB商法」についてお伺いします。
同じ人が特典目当てに同じ作品を複数枚買うことは問題ないのでしょうか。

お時間があれば、一度AKB48の実際のイベントに行ってみてください。
ファンは1日、すごい楽しい思いをして帰っていくわけですよ。
東京ディズニーランドで1万円を使う人がいる一方で、
こういう使い方があってもいいと思います。


平然とこんなことを言ってしまう小池社長のセンス(の無さ)は大塚家具よりも深刻。
小池社長に娘か息子でもいて、追い出して新体制を敷いてくれんか。
ここ数年のオリコンの年間ランキングを10年、20年後に振り返って
一体どれだけの人が懐かしく思い出し、その歌を口ずさめるというのか。



●フジ『水曜歌謡祭』2時間SPが視聴率6.5%過去最低
“既視感”で看板番組『FNS歌謡祭』も共倒れか


2回ほどつまみ食いで見たが、確かに酷かった。
同じスタッフと似た様な出演者で構成された
「FNS歌謡祭」が何故にあれほど高視聴率を誇っていたのかといえば
単純に年に2回だけのお祭りだったからだろう。
人々のテンションが妙に上がる夏休みや年末だからこそ、
大人達のポンキッキーズのようなショーもうっかり見ていただけ。
毎週神社で縁日をやったとして毎週通う客などいないし、
NHKが「紅白歌合戦」を毎週放送したとして視聴率が40%も取れるはずがない。
年に一度だからこそ、同じ曲、同じパフォーマンスでも
風物詩として許されているのである。
深夜番組をゴールデンに昇格させても大半が失敗するのは
放送の頻度や時間帯が視聴者の要望と合致していたから。
ゴールデンならもっと数字が上がるだろう、
毎週やれば高視聴率連発だろうというズレた考えが今のフジテレビを象徴している。

「FNS歌謡祭」ほど準備期間も取れないのか
元々成功の少ないコラボも失敗ばかりで、
日テレでやっていた「THE夜もヒッパレ」より酷いレベルも多数。
売れないアーティストを寄せ集めたメドレーコーナーは特に正視に耐えない。
それでも互いに持ち上げ合う姿には痛々しさすら感じる。
視聴者そっちのけの、まさに「誰得歌謡祭」である。

「ミュージックフェア」もいつの間にか雛壇形式の寄せ集め番組になってしまい、
フジはもう真面目な音楽番組は作る気がないらしい。
森高はリアルバービーの面目躍如でほとんど能面のような司会ぶりだし、
NHKの「SONGS」や「COVERS」のような番組を民放に期待するのは無理なのか。
このまま和田アキ子、工藤静香ら常連の使い回しが続くようなら
ワンクール打ち切りも止むなし。