隠れたロングセラーが続々「SIMPLE」シリーズ | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

D3パブリッシャーのSIMPLEシリーズは、
開始当初は定番のテーブルゲームを安価で提供する
ライトユーザー向けの隙き間狙い企画だったはずなのだが、
「THE お姉チャンバラ」「THE 地球防衛軍」のヒットで、
今やコアなゲームファンからも
熱い視線が注がれるメジャーシリーズに成長した。

発売後2、3週で勝負が決まるソフトが多い中、
SIMPLEシリーズが多数のロングセラーを生み出しているのは、
2000円(税込み2100円)という価格設定もさることながら
廉価版の恐れが無いため、
ショップが安心してリピートを発注出来る点も大きい。

PS時代に発売されたSIMPLE1500シリーズは
全タイトルの累計出荷数が約850万本にも達しており、
PS2のSIMPLE2000シリーズも
現在までに約400万本を出荷している。
上位にランクインしたタイトルの売り上げしか計上されない
現在のランキング方式では表に出て来ないので
この数字には驚く方も多いのではないか。

前回もお伝えした通り、
「THE 地球防衛軍2」の累計出荷数が15万本を突破し、
「THE テーブルゲーム」の約33万本、
「THE パーティーゲーム」の約23万本に続く歴代3位に浮上した。
ちなみに4位以下は
「THE 地球防衛軍」「THE ぼくの街づくり」「最速!族車キング」と続いている。
物議を醸した「THE お姉チャンバラ」「THE お姉チャンプルゥ」の2タイトルも
合計で13万本以上を出荷している他、
「THE 話そう英語の旅」「THE 話そう韓国語の旅」などの実用シリーズも
しっかり2万本前後出荷されていることなどからも、
SIMPLEシリーズが幅広い層から支持を受けていることが窺える。

次回は、SIMPLEシリーズが仕掛ける年末向けタイトルを紹介予定。