言葉は要らない | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

いつものようにスポーツクラブで泳いでいると、
タトゥー禁止のためいつもボディスーツを着ている
大柄な外人が同じコースに入ってきた。
私の後ろをぴったり尾けてくる。
私は速度を上げて振り切ろうとするも、
なおも同じペースで付いて来る。
こんなことはミヤサ子以来だ。
さらにペースを上げ1キロ、
2キロを超えたあたりでさすがにダルくなり、泳ぐのを止めた。
外人も止めた。
二人とも息があがっている。
目が合った。
なぜか笑いかける外人。
つられて笑顔で応える私。
握手を求める外人。
素直に従う私。
「Nice Fight!」と言われる。
「Fightだったのか」と気付く。
周囲で観客と化していた会員から拍手を浴びる。
なんなんだここは。
「スクールウォーズ」か。