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大黒様について

大黒様について

これにはいろんな伝説がある。が、その中で割合信じられるのは、最初日本で天照大神が生きてられたとき、インドから一人の偉い人が渡って来て家来にしてくれと言ったとき、大神はもっと柔和な顔になったら家来にしてやると言われたので、笑顔をしてお仕えするようになった。そしていまでいう財政を司ったという説がある。これが伝説の中では一番いいでしょう。 
 私が大黒様をお祀りし出したのは大森時代、ちょうど不景気な時代でもあり、毎月赤字であった。こっちは懐も淋しくてやりきれなかった。ところがある銀行員が大黒様を持ってきていらないかと言うので、私も気に入って祀りだした。その像の裏には文久何年とか書いてあった。するとその月から赤字がなくなってしまった。これはいいというわけで、それからは大黒様を何種類も集めましたよ。上野毛の大きな大黒様には神秘がある。四、5百年経ったもので、麻布の古道具屋から手に入れたんです。これをくれというと主人が、これは自分自身で拝んでいるんだから上げられないて断られたが、後でその主人が夢をみて、大黒様が紫の雲にのって出ていかれる姿を見たそうですが、その年の大晦日に自動車で私の所へ持ってきたんです。そのとき主人は別れを惜しんで大黒様に抱きついて泣いてましたよ。たしかそのときは三百円包んでやりました。そのときから金がよく入るようになった。大黒様をお祀りするといいですね。大きなほどいいですよ。この前渋井が大きなのを作って開眼してくれと言ってトラックで持ってきました。男四人でやっとかつぐんですよ。そのためか渋井の所はバカに金が入る。一月二月なんかたいしたもので、人に話しても信じられないくらいです。いくらかそんなこともあるんでしょう。不動銀行の牧野という人はたいへんこれを集めています。大黒様の夢知らせで、関東大震災のちょっと前、日本銀行の公借一000万円を不動に預け入れた。行員は変に思ったが、間もなく震災でほかの銀行が支払われないのに不動だけは支払ったので一度に信用を博したそうです。たしかに大黒様はいいですね。いろいろ神秘がありますよ。治療所も患者が大勢来て金がたくさん入ればいいんだから祀ったらよい。大黒様はいわれよりも御利益があればよい。
大黒と恵比寿と対でもいいが大黒だけでもいい。あの木槌は土からの財、恵比寿のは海からの宝を意味してるんです。

御教え

質問 山形では「甲子」にお祀りいたしますが・・・

答え それは甲子大黒と言って甲子に大黒様を祀るので意味があることです。

講話集

講話集
次に病気治しについて、観音様を奉斎さしておいて治すのと、そうでなくて治すのとたいへんな違いさがあります。本部へ来る人でも、観音様を奉斎しなくてやると長くかかり、奉斎した人は非常に短くてすむ。それが実にはっきりしている。まして医療士の方などがする場合、特にお祭りするとしないとの違いさはたいへんなもので、少なくとも三倍は違う。風邪とか腹下しくらいはよいが、少し慢性になると、どうしても観音様を祭らせなければいけない。お祭りさすと非常に楽であります。それでこちらも先方も助かるわけであります。というのは、以前話したこともあるが、お母さんは真宗に凝って、とても頑固で観音様をお祭りしない。観音様をお祭りするくらいなら、治してもらわぬと言う。娘の病気は治らなくてもいいかと言えば、治らないなら娘一人ぐらい犠牲にしてもいいというふうで、その娘は掌の指が曲がっていて、合わすとピタリと合わなくなっている。また、座ると足が曲がらない。阿弥陀さんは外国の仏様で、日本人が拝むべきではない。その娘はここへ来て治療すると、踵が三分か五分くらいつくようになる。それが翌日来るとズーと離れている。また、短縮して家へ帰るとまた戻るのです。阿弥陀さんは夜の仏教ゆえ、それをお祭りすると家が暗くなる。いくら光で治してもまた暗い所へ行くから戻る。それでこの間は、観音様をお祭りしなかったらしようがない。どうしてもお祭りしなければ、その病気は駄目だと言ったんで、それっきり来なくなったんであります。