『一生太らない体をつくる「腸健康法」』
の本の中から、一般的な常識とは違う方向の情報や、あまり知られていない情報をピックアップしていくつかご紹介します。ピンときたら、迷わず買った方がいいです。道場で貸し出すこともできますが、今私が繰り返し読んでいるところなので、貸出できるのは少し先になります。
藤田先生説の「人体と食べ物だけでとらえず、ここに腸内環境=おなかの中の微生物群をからめて考える」という視点から出てくるものを紹介します。
おなかの中には「善玉菌」と「悪玉菌」と「日和見菌」が存在します。「腸」健康法ですから、この腸内細菌のバランスをよくしようというのが基本的な考え方です。
善玉菌の代表格が「乳酸菌」です。世の中にあふれている健康飲料や、食品でヨーグルトなどがすぐに思い浮かびます。そこで「乳酸菌を含む食事をすればいい」と思われがちです。乳酸菌は実は胃酸に弱く、90%は胃酸にやられます。そこで「新製品、生きて腸にとどくヨーグルト」が発売されるわけです。
ところが、実はそんなに単純な話ではありませんでした。
まず乳酸菌というのは特定の菌を指すのではなく、ビフィズス菌とかブルガリア菌とかカゼイ菌とかの「総称」でした。犬猫イルカ、みな「ほ乳類」というような感じでしょうか。同じ哺乳類でも、犬とイルカでは好みの食べ物、好みの環境、生きていける条件、みな違います。
それで、実は「その人に合った善玉菌」というのがあるのだそうです。腸の中はムチン層という保護粘膜で覆われています。ムチン層の性質は血液型によっても違い、また白血球のタイプや体質、生活環境によっても変わります。相性のいい菌しか、そこに住みつけないのだそうです。
だから、生きて腸に届くからいいんだと、有名な乳酸菌飲料やヨーグルトを常飲していても、あなたの腸に乳酸菌の型が合っていない場合は、残念ながらあまりいい効果はないということなのです。
こういうことはメーカーは言わないでしょうね。当社の製品はものすごくいいけど、残念ながら日本人の2割の人には抜群にいいものですが、そのほかの方の腸には定着しません、というCMは見たことがありません。
ただそういう目で整腸薬とか発酵食品のCMを見ていると、〇〇菌とブルガリア菌の二つを配合みたいなことを言っていました。種類が増えれば、当たりの確率が上がるかもしれませんね。
では、自分に合った発酵食品を探すにはどうすればいいか。
藤田先生によると「特定の乳酸菌を含む食品を二週間以上続けて食べる。それで肌艶が良くなったり、便通が改善したりしていけば、その乳酸菌はあなたの腸と相性がいい」ということになるそうです。
でも、それだけでいいわけではないですよ、というお話はまたの機会に。
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