Sunset Ride Zephyr
2作目のアルバムがリリースされると、トミー・ボーリンはバンドを離れ
代わりにGram Parsons & The Fallen Angelsに在籍したギタリストの
Jock Bartley が加入しています。後に、カントリーロックバンドだった、
Firefall に参加する。
ハードなブルースロックだったデビュー時とは違って、72年の3作目
Sunset Rideでは、レイドバックをしたジャジーさを持つバンドに。
今夜は、違った形態のブルースロックに移行をした音を楽しんで下さい。
これが、深い味わいを持っていて、地味ですが隠れた名盤だと思います。
何か東洋的な悟りでも開いた様な、ジャジーな簡潔さはクールでした。
ブルースハープとギターの絡みに、オルガンにヴォーカルも絶妙です。
Zephyr I'm Not Surprised
ジャズシンガーの様なヴォーカルに、ジャジーなカントリーギターです。
Zephyr - High Flying Bird https://youtu.be/LgRVovthRHU
四次元の空間に迷い込みそうな、不思議なサウンドの曲を続けます。
これから猛暑が続く毎日ですが、このサウンドで涼んで下さい(笑)
もう完全にブルースロックからは、はみ出しています。
Zephyr - Winter Always Finds Me
最後に、ジャジーなクールさを感じる曲を。70年代の初頭とは思えない
フュージョン系のサウンドは、軽く10年くらいは先走っていたでしょうか。
Zephyr - Moving Too Fast https://youtu.be/sH0aVoiUUho
お次は、一番ハードさを見せていた69年のデビュー作に行きましょうか?
余り取り上げられているのを見かけませんが、どれも素晴らしいです。