Zephyr With Tommy Bolin
後に、ディープ・パープルに参加した事で注目を浴びたギタリストの
若き19歳のトミー・ボーリンが共に活動をしたのがゼファーでした。
トイレの写真をジャケットにした、ストーンズのベガーズ・バンケット
に影響を受けた訳では無いと思うのですが、シンプルな線描で書かれた
バスルームは、足元がレインボーカラーに彩られ、気取らないムードの
ブルースロックに、色合いの華やかさを見せていました。
ハイトーンでジャニスを思わす、キャンデイ・ギブンズがブルースの
ハープを吹きながら、ワイルドなトミー・ボーリンのギターと共に
シャウトで絡んで行きます。
Zephyr Raindrops https://youtu.be/B6KWVwIVkqM
動画の音質がイマイチで、ヴォーカルがキンキンと響いてしまいますが
良い音で聞くと、その素晴らしさが伝わって来ます。
Zephyr Hard Chargin' Woman
オルガンやバックのリズム陣も一体感の有る演奏が素晴らしいです。
19歳とは思えない奔放なリフのブルースギターが聞ける曲を。
ブルースハープも、こんなに吹ける女性は初めて知りました。
Zephyr Somebody Listen
ライヴバンドとしての素晴らしさが分かる音源が、デラックス・エディション
のボートラとして収録されていましたので、最後に豪快なギターを。
バンドを離れてからも、トミーはライヴに参加をしていた様ですね。
Tommy Bolin with Zephyr - 13 Sail On Live 1973