ー宗谷本線のエース キハ261系0番台
しかし、2運用に対して、3本しか編成を組めないため、鹿が多発した現在では、ブレーキの過度な使用や、衝突時の損傷で故障が相次いだりしています。不具合が運転中に生じる以上、ギブアップから次の運用まで間に合わないことも多々…。
そういった際によく運転されるのがこの列車。キハ54系を2両連結して走る臨時列車です。
停車駅は、代走する特急と全く同じで、ダイヤもそんなに変わらなかったりします。ただ、もともと4両編成の特急を2両で代走するうえ、特急料金が不要となるために後発の普通列車に乗ろうとしていた人がこっちに移ったりするので、よく混雑しがち…座席は通路側まで埋まり、立ち席が多く出ることも珍しくないとか…。
そうでもなければ、ある意味でリバイバル急行「礼文」みたいなものなので、風情を楽しめそうなものなんですけども…。
・・・と、そんなこの列車、見た目はキハ54の2両、旭川車特有の行き先/種別表示幕の廃止、ツーマン運転なのに「ワンマン表示」と、ツッコミどころだらけで、特段普通列車と変わらないため、撮ろうと思ったことが無かったのですか、なぜか撮る流れに。
こういうのも経験ですし、そのうち貴重になるんでしょうね…。
というわけで、1月20日(土)に行われた特急「サロベツ1号」→上り特急「宗谷」の代行臨時列車。今回の担当はキハ54-527とキハ54-503 1両は元：急行「礼文」用のいわゆる急行車でした。座席自体は転換クロスシートなので、.元キハ183座席の車両から比べるとリクライニングはありませんが、0系かなんかのものを使っているのでそこそこいいのかな？
あと、ボックスシートじゃないのでお見合いにならないのがいいところですね。
後ろのキハ54-503は急行型ではありませんが、こちらも転換クロスシート車。改造で2両ともロングシート部分がまぁまぁありますけどね💦
ちなみに、キハ54系は実は110km/h出せる性能があるのですが、今のところ95km/h以上を出してはいないようです。
といった2両で、この先3時間以上の旅路です。楽しいのかな、それともつらいのかな。
ではまた次回です～('◇')ゞ