（前置き）
「えー、どうも皆さんこんばんは、水曜どうで(ryでございます。
一日散歩きっぷで行く、札幌近郊300キロ。本日はその第三夜でございます。
お昼を過ぎ、現在、江別行の区間快速に乗っております。
しかし、朝から何も食べていないため、そろそろお腹も限界に近づいておりました。
それでは、どうぞお楽しみください。」
「今日は水曜日ではないんだけどもね。これは仕方ないね？ミスター？」
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ハイ、どうでもいい前置きになってしまいました。
さて、この列車。キハ２０１系の列車の中でも、一番性能を発揮していると思う。
エンジン音がすごい。そして、１２０キロでの全開走行。
キハ２０１系の快速運用は、この列車とニセコライナーだけだが、
確実にこっちのほうが上を行っている。
そして車掌が女性だったので、客室乗務員風のアナウンスとなり、
気分は気動車特急に乗っているよう。しかしこのロングシートが・・・
江別から折り返す。
１２：４３
3954D区間快速いしかりライナー
編成：キハ２０１系D-101
帰りは、札幌駅手前で、３分少々止められたほかは、特になし。
１３：０４に札幌につく。
今度は、再び気分だけ特急に乗ろうと思う。
１３：２５
3924M快速エアポート１３２号
編成：７８５系NE-5
この一日散歩きっぷは特急に乗れないのは、みんなもご存知と思うが
だからといって、特急型車両に乗れるのは特例区間の新得～新夕張間だけではない。
そこで、ここでは青春18きっぷなどで乗ることができる
特急形車両・リクライニングシート車について紹介しよう
【快速エアポートのうち、旭川直通の列車】
乗車可能区間：新千歳空港～札幌間
自由席：4両（１・２・３・５・号車）
使用車両：７８５系または７８９系１０００番台
運賃だけで乗る列車としては
この列車は北海道の中で最も乗車しやすいと思う。
この列車は基本的に１５分間隔で運転されているが
そのうち１時間ヘッドで
札幌発が：２５分発
新千歳空港発が：１９分発である。
ただし、AM９時頃までの列車は、使用されていないので注意が必要。
それと、ほとんどの列車が、起点から乗らないと座れないw
【普通列車（東室蘭～札幌間をL特急すずらんとして運行している列車と4458M）】
乗車可能区間：室蘭～東室蘭
自由席：5両（１～５号車）
使用車両：７８５系
乗車時間は最大１２分とかなり短いのだが、唯一運賃だけで特急列車のUシートに乗れる列車である。
特急形車両のUシートは、グリーン席並みの快適さがあり、しかもこの区間は意外と空いているため、
見捨てられない車両。
【特急スーパーとかち（スーパーおおぞら）】
乗車可能区間：新夕張～新得間
自由席
①スーパーとかち１・２・３・４・６・７・９・１０号⇒１両（一番札幌寄り）
②スーパーとかち５・８号とスーパーおおぞら⇒2両（札幌寄り2両）
使用車両
上記①がキハ２６１系1000番台
上記②がキハ２８３系
全国的にも有名な特例区間。
乗車時間も１時間程度あるので、長い時間特急にお世話になることができる。
運賃だけで定期気動車特急に乗れるのもここだけ。
ただ、欠点として新夕張～新得間を乗れる列車１５本中８本が
自由席が１両しかなく、大抵これらの列車は、座れないことが多い。
また、自由席が２両の列車でも時期のよっては立ちっぱなしになることもある。
【スーパー白鳥・白鳥】
乗車可能区間：木古内～蟹田
自由席2両（２・３号車）
使用車両：スーパー白鳥が７８９系で白鳥が４８５系
こちらも名特例区間。
ただ、乗車時間は約５０分で、意外と短め。僕ももう少し長いと思っていた。
全列車が蟹田・木古内駅に停車するので、本数は結構多い。
ただし、蟹田まで乗れるのは、東日本フリーパスや青春１８きっぷのみ。
JR北海道内限定のフリーきっぷでは津軽今別までしか行けないので注意。
一日散歩きっぷ（道央版）では、長万部から先に行けないでいので論外w
【普通列車】
条件
快速エアポートのうち、○○～札幌間全車自由席と書いている列車
新千歳空港発着の普通列車
Uシート：４号車
使用車両：７２１系エアポート編成
とても複雑な条件だが、要はUシートが自由席の列車。という意味だ。
中でも836Mや842M、851Mは小樽～新千歳空港間が全区間自由席で
１時間半以上Uシートでくつろげるので、かなり快適。
ただ、夜なので景色は楽しめない。
楽しむなら朝の列車にすべきである。
【普通列車】
条件：キハ５４系の527～529か旧特急用座席設置車の運用であること。
とっても運がいいこと
乗車可能区間：基本的に留萌本線・宗谷本線・石北本線・釧網本線
編成：たいてい１両
こちらは完全に運任せになるが、乗れたら大変良い旅になるでしょう。
上記の列車は、キハ１８３系の座席を使用しているので、
簡易型リクライニングシートが搭載されている。
また、一部の車両には、車内中央部分にテーブルが設置されており、
実は特急の自由席より豪華ではないのか？と感じさせる。
僕も、釧網本線制覇の時、網走から釧路までこの列車にお世話になり
とても快適な旅となった。あの区間を普通のキハ５４やキハ４０であったら
次の日が大変だったかも。
・・・と、僕が太鼓判を押す列車
しかし、運任せであるw
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さて、話を戻そう。
こうして、身近なところで一日散歩きっぷで特急形車両に乗ったわけだが、
車内が激混み。そう、この列車は混雑が激しいことでも有名である。
札幌駅から乗る場合は、少なくとも１０分前には並んでいないと座れない。
せっかくの特急形車両なのに、リクライニングもあまりできない。
・・・それでも、さっきより快適な移動で、新千歳空港到着。
そしてこのまま、折り返しの列車で札幌へ戻る。
意外と時間はあるので、改札を出てフラフラ
・・・座席を確保できなかったら怖いのですぐに戻る。
・・・ん？なんとΣ(ﾟдﾟlll)新千歳空港駅で駅弁が売られているではないか！
新千歳空港駅は５回くらい来た覚えがあるが、
未だに駅弁が売られているのを見たことがなかった。
さっきおにぎりを食べたばっかりだがそんなことはどうでもいい。
・・・というわけで、うにめしを購入。実はかなりのうに好きだったりする。
１４：１９
3899M快速エアポート１４３号
編成：７８５系NE-5
札幌までに駅弁を食べ終わらないと、テーブルのある列車に乗れないので
さっさと食べてしまおう。
うにめし登場。
お値段1,155円。
付け加えで、赤貝が乗っているのだが、これの味付けはとてもいい。
ウニは、まあ駅弁ならこれが限界だろうというところ。でも十分美味しい。
さて、うにめしも食べ終わったところで、
７８５系と７８９系について考える。
【７８５系と７８９系の乗車確率】
ここでは旭川エアポートとL特急スーパーカムイに使用される列車について
少々鉄分多めの話をしようと思う。
まず第一に知っておいてもらいたいのが、785系と789系1000番台の違いである。
外観は、一目瞭然。
こちらが789系1000番台
こちらが785系
使い回しでサーセンw
車内についてはこんな違いがある。
・785系では前面展望ができるが789系ではそれはできない。
・カーテンの方法が違う
・Uシートの色が違う
・窓の形
・電光掲示板
ほかにもドアの形状などがあるが、それらは置いておいて
ともかく、僕個人としては、７８５系の方が好きである。
そこで、スーパーカムイと旭川エアポートにおいて
７８５系がやってくる確率（≒789系がやってくる）を
考えてみたいと思う。
JR北海道も、785系と789系については完全に共通運用
としているようなので、同様に確からしいと言える。また、
スーパーカムイの運用は最大で９運用だそうである。
次に
785系と789系はともに７編成存在していた。
しかし、789系HL1005編成が随分とやからしてくれたおかげで
全車廃車となったため、現在789系は６編成である。
この時点で785系がやってくる確率は7/13。
つまり785系が来る確率の方が高いのでは？ということになる。
しかし、そうではないのだ。
７８５系はL特急すずらんにも使用されている。
すずらんの運用は、最大で２運用。
つまり、少なからず２編成はすずらんの運用についているか
札幌運転所にいる計算である。
よって、スーパーカムイに使われる７８５系は５編成。
検査に785系と789系が一本ずつ入っていたとしたら
７８５系が来る確率は4/9
つまり、あるスーパーカムイに７８５系が使われる確率は
約４４．４％となる。
微差ではあるが、７８９系の方がやってくる確率の方が高いのである。
ちなみに789系1000番台がやってくる確率は約５５．５％。
若干残念だ・・・。
今回は、話が脱線しまくったが、ここまでとしよう。
ではまた次回。