2月に参加した渡嘉敷島でのボランティア、
そこで一緒だった方から情報をいただいて、
末吉公園での植物観察へ参加してきました。
樹木医の樋口純一郎先生の講座があって、
その最後の野外観察は誰でも参加OKで、
受講生の方々に混ざってきました、
樹木医の先生の解説付きなので、
木の健康状態の見分け方や、
枯れた枝の適切な切り方など、
普段聞くことのない解説で
どれも興味深い話でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/13/single-ut/2b/4c/j/o1080081015452167559.jpg?caw=800)
長引く大雨の後だったので、
末吉公園内の滝の水量も増えてて、
公園内の水路もかなり水流れてました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/13/single-ut/5c/29/j/o0810108015452167562.jpg?caw=800)
↑こちら大木に見えますが、
樹木ではなく「草」だそうです!!
木には成長するごとに年輪があるけど、
これは年輪がないので草とのこと。
中も空洞ですかすからしいです。
木はゆっくり成長するので
少しずつ年輪が重なっていきますが、
こちらは草なので成長も早いそう。
バナナも幹に見えるところは
たくさんの葉っぱが重なっていて
年輪があるわけではないので草。
サクラの話も面白かったです。
サクラは蜂や鳥に受粉をしてもらうために
蜜を出してそれを与えているわけですが、
蜜を作るのもサクラにはエネルギーが必要。
なので簡単に蜜を持っていかれないよう、
なるべく少ない蜜で蜂や鳥には
長くとどまってもらう工夫があるそう。
確かにサクラの木に集まる蜂や
メジロなどの鳥たちって
ひとつの木で長い時間蜜を吸ってる。
ヒントはパチンコ。
たまに出る当たりが欲しくて続ける。
出る台となかなか出ない台があるように、
サクラは蜜が多い花と少ない花があるそう。
だから当たりの花が出るのを探して
蜂や鳥が長い時間とどまるそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/13/single-ut/6d/b4/j/o1080081015452167563.jpg?caw=800)
アオミオカタニシも沢山見れました。
ホロホローの森で1匹しか見れなかったのに
まさか那覇市内でこんなにいたとは。
末吉公園は元々試験場だったようで、
それで色んな外来の樹木があるそう。
ハワイのククイの木があって、
なってる実を食べたりもしました。
ナッツのような感じです。
脂分が多いので食べすぎ注意だそう。
帰宅してククイのことを調べたら、
色々活用されてきたそう。
ロミロミマッサージのオイルも
ククイナッツオイルなんだとか。
やっぱり解説付きの自然観察は
色々知識も学べて楽しいです![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
少し賢くなりました。
あと、街路樹を見るときに、
「あ、不健康だし、枝切る場所が悪いから
これじゃもっと弱るだろうな~。
知識のない人が適当に切ったんだな~。」と
今までにない視点で見るようになりました。
公園や街路樹の管理の雑さが分かります。