休日の午後に少し時間があったので、
軽めの自然観察に近場の末吉公園へ。

前回初めて公園内を探索したところ、
2時間では全てをまわりきれず、
1/3くらいを残していたので、
そのエリアを中心に歩くことに。

前回は西側から真ん中辺りへまわったので、
今回は東側から北側に向けて。


滝見橋という橋で名前の通り滝を見れる橋、

なのですが…


沖縄は去年から小雨で深刻な水不足。
公園を流れる安謝川も水量が少なく、
滝というよりちょろちょろと…。

水量の多いときならここを
滝が流れているはずなのです。

ここを豊富な水が流れていたら
さぞ涼しげであろう。



滝見橋は公園のほぼ東の端に近いので、
そこからは北側の首里大名町寄りの道から
公園の西側へと向かっていきました。

前回下りた階段の下側にたどり着き、
今回は逆に上がっていくことに。
なかなか急で高低差のある階段です。



階段の上の辺りからはこの景色。
真ん中辺りが那覇市立病院で、
ゆいレール市立病院前駅があるので、
走行するゆいレールも見えます。

真ん中よりやや右のツインタワーは、
新都心のタワマン「リュークスタワー」。
どこから見ても目立つ30階建マンション。

階段を上がると前回通った道なので、
そこから横へ反れてみました。
ほとんど人が通らなそうだけど、
一応細いながら道にはなってたので。
ただ、行けるかはかなり怪しい感じ。
最悪行き止まりかなってつもりで。

で、気がついたんですけどね、
ほぼ人は通らなさそうなんだけど、
割りときれいに掃除されている感あって。
そして、察したんですけど、
結構いろんなとこで香炉を見かけ。

あ、拝所だらけだなって。

宇天軸って拝所にたどり着いたり、
それ以外にも何かと拝所にたどり着く。

ちなみに「拝所」は沖縄では
「うがんじゅ」と読みます。
「拝み(うがん)」する所。
祈りを捧げる場なのです。

察するに、末吉宮を囲むようにして
拝所が点在しているんですね。
おそらく古くから地域の信仰の場。
たぶんこの森自体が大事な霊場。

あ、なるほどー。
ということで足早に森を抜けます。
たどり着いた拝所にはちゃんとご挨拶。



縦画像を90度回転させたように見える
ほぼ垂直に生えている木をくぐり。


下から見たら幹にオオタニワタリ生えてる。

で、ここくぐって先へ進むと、
まぁ割りとお墓とかもありまして。



動画中盤以降はほぼお墓とか拝所ゾーン。

公園の東から北側ルートを通って
末吉宮の大名参道入口付近へ繋がってます。
大名から末吉宮周辺に拝所が点在していて、
地域の方が清掃とかして大切にしてるかな、
というのがなんとなく分かりました。

末吉宮を越えて遭難ギリギリの道を進み、
なんとか前回通った道へ抜けられたので、
そこからは公園中心部を目指しました。

これでほぼほぼ公園全体は開拓。
まだ通ってない分かれ道もあったけど、
たぶん拝所かお墓にしか繋がってない、
という雰囲気がぷんぷんしていたので、
開拓はここまでで良いかなと。



前回咲いていなかったマキバブラシノキ。



めちゃくちゃブラシ。ボトルブラシ。
オーストラリア原産の木です。

今回は開拓をメインに足早に歩いたので、
生き物の観察はほぼほぼしておらず。



 
末吉公園 (那覇市首里末吉町)