休日、朝から金武のベーグル屋さんへ行き、
テイクアウトしたベーグルとコーヒー持って
向かった先は金武のとなりの宜野座村。

金武サンライズビーチで朝食も考えたけど、
海よりも緑の気分だったので。
自然観察するつもりで予定に入れていた
宜野座村の漢那ダムへと向かいました。

日曜の朝10時くらい、
広々とした湖畔公園には…


全然人いなーーーい!!

超穴場!!


漢那ダムに来るのは10年以上ぶり。
ちなみに初めてこのダムに来たのは
中学生の頃の休みの日に
理科のF先生に連れられて。

確かダムが完成したばかりの頃で、
何か自然観察系のイベントがあって。

当時、通っていた中学校は
「環境教育モデル校」というやつで、
あれ文科省の指定だっけ???

そんな中学で野鳥班に任命されてたので、
休日に先生に連れてこられたのが漢那ダム。

ちなみに3つ上の姉も同じく野鳥担当で、
他の生徒が自由に使えなかった双眼鏡を
なぜか姉だけ自由に持ち帰りも許され、
特別待遇の野鳥担当だったわけですが。
姉の卒業と入れ替わりに入学したら
そのまま野鳥担当に任命されました笑

一応、沖縄県庁に発表しに行ったくらい、
だいぶガチめに野鳥観察はしてました。
なので、いまだ野鳥に関心が高いのは、
完全に中学の頃の経験が原点。



漢那ダムには芝生の広い湖畔公園の他に
自然ふれあい公園というのもあって、
そこが結構オススメです。


自然ふれあい公園への入口。
猪も出るようです。

この道を進んだ先の橋から見える池。


水鳥たちがたくさん。
盛んに潜ってエサを探しています。



主にオオバン、少しバンもいました。



池の近くにある観察ポイント。
除き穴(?)があるので、
ここから池を観ることができます。



こういうのなんかワクワクする。
野鳥たちに気づかれないように
ここからゆっくり観察できます。


自然ふれあい公園の池には
浮橋があるのも楽しいです。


ここ渡るのが楽しい。
子ども気分になれる笑



トンボも何種類か観れました。
デジカメできれいに撮影できたので
それはまた後日のブログで。

湖畔公園や自然ふれあい公園もあり、
子連れでも楽しめそうな公園って感じ。
ダムの周りをうまく活用して
自然観察が楽しめる公園です。



ダムも城壁をイメージした造りで、
ダムを眺めるのも好きです。
下から眺めると「進撃の巨人」っぽくて。



しかし、ダムといえば水不足問題。
沖縄は昨年からあまり雨が降ってなくて、
水不足は結構深刻な問題です。



行ったのは3月24日。
かなり水位が下がっているのが分かります。
県内ダム貯水率は40%台まで下がっていました。

沖縄は小さな島で大きな河川もなくて、
雨が降らないと水不足になりやすいので、
こうしたダムの整備が不十分な頃は
度々夜間断水が行われていました。
1981年から1982年にかけての大渇水では
連続性326日に渡って給水制限が行われたそう。

沖縄の住宅の屋上にある水タンクも
水不足になりやすい沖縄ならでは。
ダムの整備が進んで断水もしなくなり、
1994年以降の30年は断水がなかったので、
時代とともに屋上ので水タンクも減って、
最近の新築住宅ではあまり見かけません。


貯水率が高いときは放水も見られるけど、
果たしていつ水不足は解消されるか。

ダムの湖畔公園にある水遊びの場も
水は入っていない状態でした。


ニュースで水不足は報じられているけど、
ダムへ行くとより水の大切さを実感しますね。

ここ最近の雨で本島内のダム貯水率は
ようやく50%を少し超えてきました。
50%台は2月10日以来のことだそう。

まだまだ水不足の状況です。