漢那ダムでの生き物、
まずは自然ふれあい公園へ。

ビオトープが整備されていて、
気軽に生き物観察できる環境です。

池にはたくさんの水鳥が。
ほとんどがオオバンだったけど、
よく見たらバン何羽かいまして。



バン(ツル目クイナ科)

真っ赤なくちばしの付け根が特徴的。
ちなみにヤンバルクイナも
同じツル目クイナ科の仲間。


エサを探して潜ったり。



2羽一緒に行動してました。



オオバン(ツル目クイナ科)

こちらはバンと違って白いくちばし。
那覇の金城ダムにもめちゃくちゃいたし、
珍しい鳥ではないけど。
きれいに撮影できるとなんか嬉しい。


池の上の展望台から観察すると
水中の脚がよく見えて楽しい。



自然ふれあい公園の道端に
1ヵ所だけ咲いていたケラマツツジ。


公園の池には浮橋がかかっていて、
水草や水辺の生き物を観察できます。
トンボはたくさん飛んでたんだけど、
動きが速いし止まってくれないから
撮影するのはめちゃくちゃ難しくて。
なんとか2種類はきれいに撮れました。



ムスジイトトンボ

ターコイズブルーっぽくてキレイ。
被写体が細すぎてピント合わせるのに苦労。



ベニトンボ

これまたすごいキレイな色。
たくさんいたけど撮れたのはこの個体のみ。
全然止まってくれないし飛んでるのは速い。
しばらく止まってたチャンスで何枚か撮れた。



ナンゴクネジバナ

螺旋状に咲く花が特徴的なネジバナ。
ナンゴクネジバナは奄美以南に分布だそう。



さぁ、ダム周辺での自然観察も
あっという間に時間が過ぎていき。
ダム下流のエリアへ移動しました。

城壁のような堤体を見ながら
ひたすら階段を下りていくと
ちょっとしたマングローブがあります。



アオスジアゲハ

湿った地面に止まる蝶は
比較的じっとしていて撮影チャンス。

マングローブの根元には
湿地ならではの生き物もいました。



ベニシオマネキ

漫湖水鳥・湿地センターで
これでもかというくらい観察しまくった
ベニシオマネキがここにもたくさんいました。



シャア専用ザクみたいな。
漫湖のベニシオマネキのオスは
甲羅が黒や青が混ざったのが多かったけど、
ここのは甲羅まで真っ赤な個体が多い。

どの個体も赤がたいぶ強い感じがします。



このメスはちょっとだけ青混じり。



マングローブ近くにあったトベラの花に
たくさんの蝶が集まっていました。

このアオスジアゲハも発色きれい。



イシガケチョウ


鳥からカニからチョウまで大満足です。
漢那ダム、人も少なくて静かな穴場。