まさかの2週連続の漫湖水鳥湿地センター。
近いから気軽に行きやすい湿地なのでね。

仕事が繁忙期に入る前に行きたかったのと、
冬の渡り鳥がそろそろ観られなくなるのと。
タイミング的に今しか観れない鳥を探し、
2週連続で行ってみたわけです。

今回は大潮の干潮から満潮にかけての時間帯。
干潮の時は干上がってカニやハゼが出るから
それを狙った鳥も集まりやすいかなと推測。

1回目で観たくても出逢えなかった鳥、
それが漫湖のシンボル的存在でもある
冬の渡り鳥のクロツラヘラサギ。
漫湖は重要な越冬地なのです。
これを観たくて2週連続で通いました。
完全にクロツラヘラサギ狙い。

コウノトリ目トキ科ヘラサギ属。
日本には冬に九州や沖縄へ渡ってきます。
世界で個体数6,000羽程度の絶滅危惧種。

そう簡単には出逢えないだろうし、
時期的にギリギリではあったんだけど。
結論はブログタイトルでネタバレ、
なんと出逢えてしまったのです!!!


センターの木道から見える範囲では
やはり見当たらなさそうで。
豊崎近くの三角池もポイントらしいけど、
そこまで移動するかはちょっと悩んでて。

センターから出てとよみ大橋を渡り、
とよみ生協病院の方へ向かって歩きました。
前回病院向かい辺りのマングローブ辺りに
サギやカワウなど多かったのを見かけたので
一か八かでそのポイントを目指しました。

今回は全く鳥の姿が見当たらず、
やっぱ日によっても違うのだな~と、
諦めかけていたところ。

対岸に何やら白い鳥が見える。
コサギやダイサギは珍しくもない。
けど、ちょっとシルエットが違う!
全体的にスラッとしていない!


なんかぽてっと少しずんぐりしてる。
これはもうクロツラヘラサギ体型!!


間違いなくクロツラヘラサギ!!

特徴的な嘴が水の中で見えないけど、
これは絶対にクロツラヘラサギ!!
めちゃくちゃテンション上がりました。

繰り返してお伝えしますが、
世界でも6,000羽程度しかいない鳥です。

ちなみにクロツラヘラサギ、
名前の通り黒い面をした
ヘラのような嘴の鳥なのです。

なので、嘴がちゃんと写るように
写真におさめるのが最大の狙い。





撮れたーーーー!!

ちょいブレだけどクロツラヘラサギ!
どう見てもクロツラヘラサギって分かる!



あっ…

1枚だけでも撮れて良かった。
ありがとうクロツラヘラサギさん!!

次の冬は早めに野鳥観察して
もっとたくさん撮りたい。

めちゃくちゃ興奮したし嬉しい。
そして、クロツラさん可愛い。