最近の休日の過ごし方になりつつある
自然観察&動植物撮影。

その後の動画編集とSNS投稿まで含めて
新たな趣味にしようかなと楽しんでます。

やんばるまで足を伸ばす前に、
那覇から気軽に行ける範囲を開拓中。

那覇市内の末吉公園、金城ダムに続き、
次に選んだのは南部の八重瀬町です。

「ホロホローの森」というところがあって、
意外と面白そうだったので行ってみました。

場所もとても分かりやすい。
津嘉山バイパスからひたすら南へ
道なりにずっとまっすぐ。
突き当たるまでずっとまっすぐ。

駐車場は目の前の具志頭社会体育館か、
500mほど離れた「南の駅やえせ」。

具志頭社会体育館のテニスコート向かい、
道沿いに森の入口があります


ここから入っていくのがAコース。
後述しますがB、Cコースもあります。

森に入る前に虫除けスプレーかけて、
どこでもベープをONにして、
蚊取り線香もぶら下げて準備万端!



「ホロホロー」はヤブニッケイのこと。



年期入りすぎた観察マップ。
全長600メートルらしい。



ここからスタートです。
いきなり木々の感じが良さげです。

ここ登りきってすぐ下りだけど、
そこからの景色がいきなり良い感じ。



琉球石灰岩の岩に蔓や髭根が垂れ下がり、
冒険感を醸し出してくれます。



スタートから全然進んでません。
最初からこんな感じです。

階段が多く起伏があるので、
足腰に自信がない方は厳しいかも。

ホロホローの森は海に繋がってるので、
森を歩いていても時折波の音が聞こえてて。
木々の間から海が見えたりするので、
森だけでない景色の楽しみがあります。

コース上には倒木も多くて、
倒れた木が道をふさいでるけど、
倒れたまま成長している木が
また良い感じに雰囲気出してて。


これとか良くないですか?
輪っか潜りたくなります。
茅の輪くぐりじゃないけど、
くぐったら良いことありそう。

これ撤去せずあえて放置しててほしい。

こういうのをまたいだり、
くぐったりする箇所が多々あるので、
その点を踏まえて動ける方にはオススメ。



自然好きな子どもとかだったら
冒険みたいで楽しいと思う。
(冒険好きアラフォーも超楽しい)



これとかも美しい。もはや自然の芸術。



道が別れる地点に来ました。
まっすぐの道の先には海が見える。



左へ行けばBコースと
そこからCコースにも分岐?

試しに左へ行って全ルート歩いたとこ、
結論として海へ抜けるのはまっすぐのみ。
ここからBC側に行っても海には出れず、
Aコースのみが海に抜けるようです。

Bコースは屋富祖村跡というとこに出ます。
車3台くらい止められる駐車場あり。

ちなみにBコースにも素敵な道が。


木のトンネル!!
圧倒的ジブリの森感!!



岩の割れ目のような道とか。
隆起した琉球石灰岩が作り出す景色は
やんばるの森とはまた違うおもしろさ。



Cコースで海が見えてきたから
海に出れると思って進んでたら
なかなか険しい階段を経て、
民家付近に出ました。
屋富祖井付近に出ます。

結局、BCそれぞれ行って
そこからまた引き返して最終的に
Aコース合流地点へ戻ったので、
そこそこ時間を費やしてしまいました。

海に向かいたい方は迷わずAコース!
もしくはBの屋富祖村跡からスタートして
Aに合流するというのもありかも。

もしくはAで海まで行き、
帰りはBかCから戻るか。
BCへ抜けた屋富祖村跡や屋富祖井辺りから
体育館駐車場までは徒歩5分くらいなので、
それもありかもですね。

海に向かって下りきった辺りで
突然人工物が現れます。
ここまで来たらもうすぐ海です。



旧日本軍爆破処理場跡らしいです。
戦後、不要となった爆薬を処理していたそう。

八重瀬町を含む本島南部は激戦地で、
糸満市摩文仁を中心にこの辺までは
「沖縄戦跡国定公園」に指定されていて、
この辺りも激しい艦砲射撃を受けた海岸線。

美しい自然に癒されるとともに、
改めて戦争の歴史も考えさせられる場所。


ホロホローの森を抜け、
海へとたどり着いたわけですが、
ブログの画像が上限に達してますので、
この先の風景は以下でご紹介。


ホロホローの森 (八重瀬町具志頭)