名護でランチをしてネオパークへ行き、
次はコーヒーを飲むために山奥へ。
 
 
「ぽつんと一軒家」で見るような
車1台通るくらいの木々に囲まれた山道、
そんな道を山の上へと進んで行きます。
 
 
 
名護市中山にある中山コーヒー園。
山の中の雰囲気が気持ち良い!!
 
コーヒーを栽培している農園で、
ここで収穫したコーヒーを飲めます。
 
 
コーヒーを栽培できるのは赤道付近、
北緯25度から赤道を挟み南緯25度まで。
「コーヒーベルト」といわれる範囲。
 
沖縄本島は北緯26度と
コーヒーベルトより北だけど、
日本でギリギリ栽培可能な地域。
とはいえ他の栽培条件も含めると
なかなか簡単ではないんだけど、
最近は国産コーヒーということで、
少しずつ栽培が増えつつあります。
 
 
 
これがコーヒーの実。
だんだん実が赤くなって
11月頃からが収穫のようです。
収穫や焙煎の体験もできるそう。
 
 
コーヒー栽培の条件として、
平均気温が20℃前後。
成長期には降雨量が必要な雨季で、
収穫期は乾季であること。
 
沖縄でコーヒー栽培の敵が台風。
台風6号はなんとか耐えたそうだけど、
一部弱っている木もあるとか。
 
日光は必要だけど強すぎるのはダメ。
そこで日除けとしてまわりに
影を作る木を植えたりするそうで、
この農園はヒカゲヘゴなどを植えてて、
それがまたなんとも亜熱帯感。
 
そうしたいくつかの条件のうち
クリアしている部分もあるけど、
厳しいとこは工夫でなんとか
ギリギリ栽培ができるという
まだまだ貴重な沖縄のコーヒー。
県産コーヒーの収穫量はまだ少なく、
なかなか飲める機会はありません。
 
こちらの農園で飲める
自家栽培の豆のコーヒーは1杯1,800円。
他の農園でもそれくらいはします。
沖縄でのコーヒー栽培の手間や
国産コーヒーの希少性を考えたら
それくらいにはなっちゃいますね。
 
確かに自分で豆を挽くときに使う
1杯分の豆の量を思い出して
1本の木になる実の数から考えてみたら
コーヒーって贅沢な飲み物だと思います。
 
県産コーヒー飲んでみたかったので、
この機会なので思いきりました。
 
 
 
もう目の前の景色が最高すぎる。
インドネシア辺りのコーヒー農園、
といっても騙せそうな海外感。
 
 
コーヒー栽培の話を色々聞いた後に
苦労して栽培されるコーヒーの木を
こうして眺めながら味わいました。
この景色を独り占め。
 
えぇ、すごく直射日光浴びて暑いです。
ただ写真は自然光でキレイに撮れてます。
 
ちょうど日差しドンピシャな時で、
絶対暑いなと思ったんだけど、
どうしてもこの絵で飲みたかったので
最高に暑そうなこの席を選びました。
しかもコーヒーはホット。
 
暑いのが苦手な方は影の席もあるし、
コーヒーはアイスもありますよ。
秋頃だと実も赤くなってるだろうし
暑さもやわらいでいて良いかも?
 
 
ただ、暑いのは暑いけど、
山の空気や景色のおかげか
気持ち良く過ごせました。
 
 
右手前はコーヒーの葉のお茶です。
コーヒーの実もいただきました。
実を食べることができるのも
そこで栽培しているからならでは。
 
コーヒーはティピカという品種にしました。
数種類の品種を栽培しているそうです。
沖縄の気候で栽培しやすいのはアラビカ種で
ティピカを栽培しているとこは少ないとか。
ほどよい酸味と甘み、豆の香りが感じられ、
フルーティーさもあり美味しかったです。
 
この景色や雰囲気は味わいたいけど
1,800円はちょっとなぁって方には
外国産なら800円とかで飲めます。
 
 
非日常で癒されましたにっこり

 

 
 

 

 

 
 
中山コーヒー園 (名護市中山)