名護でランチをしてネオパークへ行き、
次はコーヒーを飲むために山奥へ。
「ぽつんと一軒家」で見るような
車1台通るくらいの木々に囲まれた山道、
そんな道を山の上へと進んで行きます。
名護市中山にある中山コーヒー園。
山の中の雰囲気が気持ち良い!!
コーヒーを栽培している農園で、
ここで収穫したコーヒーを飲めます。
コーヒーを栽培できるのは赤道付近、
北緯25度から赤道を挟み南緯25度まで。
「コーヒーベルト」といわれる範囲。
沖縄本島は北緯26度と
コーヒーベルトより北だけど、
日本でギリギリ栽培可能な地域。
とはいえ他の栽培条件も含めると
なかなか簡単ではないんだけど、
最近は国産コーヒーということで、
少しずつ栽培が増えつつあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230828/00/single-ut/96/66/j/o1080081015330745187.jpg?caw=800)
これがコーヒーの実。
だんだん実が赤くなって
11月頃からが収穫のようです。
収穫や焙煎の体験もできるそう。
コーヒー栽培の条件として、
平均気温が20℃前後。
成長期には降雨量が必要な雨季で、
収穫期は乾季であること。
沖縄でコーヒー栽培の敵が台風。
台風6号はなんとか耐えたそうだけど、
一部弱っている木もあるとか。
日光は必要だけど強すぎるのはダメ。
そこで日除けとしてまわりに
影を作る木を植えたりするそうで、
この農園はヒカゲヘゴなどを植えてて、
それがまたなんとも亜熱帯感。
そうしたいくつかの条件のうち
クリアしている部分もあるけど、
厳しいとこは工夫でなんとか
ギリギリ栽培ができるという
まだまだ貴重な沖縄のコーヒー。
県産コーヒーの収穫量はまだ少なく、
なかなか飲める機会はありません。
こちらの農園で飲める
自家栽培の豆のコーヒーは1杯1,800円。
他の農園でもそれくらいはします。
沖縄でのコーヒー栽培の手間や
国産コーヒーの希少性を考えたら
それくらいにはなっちゃいますね。
確かに自分で豆を挽くときに使う
1杯分の豆の量を思い出して
1本の木になる実の数から考えてみたら
コーヒーって贅沢な飲み物だと思います。
県産コーヒー飲んでみたかったので、
この機会なので思いきりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230828/00/single-ut/bd/3e/j/o1080081015330745188.jpg?caw=800)
もう目の前の景色が最高すぎる。
インドネシア辺りのコーヒー農園、
といっても騙せそうな海外感。
コーヒー栽培の話を色々聞いた後に
苦労して栽培されるコーヒーの木を
こうして眺めながら味わいました。
この景色を独り占め。
えぇ、すごく直射日光浴びて暑いです。
ただ写真は自然光でキレイに撮れてます。
ちょうど日差しドンピシャな時で、
絶対暑いなと思ったんだけど、
どうしてもこの絵で飲みたかったので
最高に暑そうなこの席を選びました。
しかもコーヒーはホット。
暑いのが苦手な方は影の席もあるし、
コーヒーはアイスもありますよ。
秋頃だと実も赤くなってるだろうし
暑さもやわらいでいて良いかも?
ただ、暑いのは暑いけど、
山の空気や景色のおかげか
気持ち良く過ごせました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230828/00/single-ut/8d/b2/j/o1080081015330745191.jpg?caw=800)
右手前はコーヒーの葉のお茶です。
コーヒーの実もいただきました。
実を食べることができるのも
そこで栽培しているからならでは。
コーヒーはティピカという品種にしました。
数種類の品種を栽培しているそうです。
沖縄の気候で栽培しやすいのはアラビカ種で
ティピカを栽培しているとこは少ないとか。
ほどよい酸味と甘み、豆の香りが感じられ、
フルーティーさもあり美味しかったです。
この景色や雰囲気は味わいたいけど
1,800円はちょっとなぁって方には
外国産なら800円とかで飲めます。
非日常で癒されました![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
中山コーヒー園 (名護市中山)