のと鉄道の列車はどんどん先を目指します。
車窓からでは一望とまではいきませんが
複雑に入り組んだ七尾の海の風景を眺めることができます。
海の風景と共に印象に残ったのが屋根瓦。
どの家も、ほとんど黒。表現するのが難しいのですが
瓦がつやつやと輝いて見えます。
つやつやしている原因は、釉薬のどぶ付けにあるとされており
裏側まで釉薬に使っているそうです。耐寒性耐雪性に優れているとのこと。
「能登瓦」とも呼ばれるようで、能登のみあらず、北陸全般で見られるようですが
能登では黒瓦を使っている家が特に多いような印象です。
また黒になった理由としては、熱を集め雪を溶けやすくするといった理由が
有力との記載もあります、黒い屋根が続く風景は能登特有の風景のようです。
黒い屋根は家々だけではなく、駅舎などでもみられます。
のと鉄道の列車は終点の穴水駅に到着。
ほーみにある気で組まれた飾りは、本来海の浅瀬で見られる「ぼら街櫓」と呼ばれるもので
のと鉄道沿線の海でも見かけました。
現在は穴水が終点ですが、以前は輪島や蛸島へ結ぶ路線も伸びていました。
その為、駅の構内は大変広くなっています。
駅の跨線橋は通常は使う必要がありませんが
冬季限定で「あつあつ亭」という名前で焼き牡蠣を食べることができるイベントが行われます。
今年は震災でそれどころではないでしょうが、落ち着いて営業されることああれば
訪れてみたいと思います。
日常生活のブログ「短パン洗濯中」もはじめました。
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