新潟県・只見線の旅8 萬代橋 | 気ままに 短パン旅行

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新潟市内にある名所の一つ「萬代橋」へ立ち寄りました。

 

昔、新潟県を訪れた小説家「内田百閒」の小説「第二阿呆列車」にも登場した萬代橋。

「雪中新潟阿呆列車」によると”コンクリートの長橋”と書かれている。

 

それ以前に新潟を訪れたときには木橋だったとのことで、当時の萬代橋が今も残っているらしく

是非見てみたいと思っていました。

 

ホテルからゆっくり歩いて10分程で萬代橋が見えてきました。

 

堤防の幅は広く、柳の木などが植えてあるようです。

 

ここを流れる川は「信濃川」

 

信濃川は日本一長い河川として有名ですが、長野県~新潟県を流れ

長野県内では「千曲川」と呼ばれています。

 

流域面積も利根川、石狩川に次ぐ第3位で日本を代表する河川の一つです。

 

この付近は新潟市の中心部の一つで

萬代橋を渡った先にある白い建物は「ホテルオークラ新潟」です。

 

「まんだいばし」ではなく「ばんだいばし」です。

 

「万代橋」ではなく、「萬代橋」と書かれています。

 

昭和4年6月竣工とのことで、昭和初期にはできていたとのこと。

作家内田百閒氏が訪れたのは戦後、昭和20年代ですので

当時既にこの橋だったと思われます。

 

早速渡ってみたいと思います。

 

歩道部分は非常に広く、コンクリート部分と

アスファルト部分と歩道だけで2本分あります。

 

歩道の一部は丸く張り出したテラスが設けられています。

 

車道は片側2車線、歩道部分も幅が広く、片側3車線程度の道幅です。

 

昭和4年時点ですと、それほど車は走っていなかったと思われ

何故これほど幅広な橋を作ったのか調べてみると、既に廃線となった

新潟交通の電車もこの橋を走らせ、新潟駅方向に結ぼうと考えていたようです。

 

結局、電車の延伸は行わず電車自体も廃線となってしまいました。

そのため、結果的に今の交通量にも耐えられる道幅になったようです。

 

古い橋の問題点として、欄干が低いことがあげられます。

現代の橋と比べると、欄干はかなり低くなっていて

以前架け替えや、改修の話もあったようです。

 

欄干が高くなると、萬代橋ではなくなると地元の反対意見が多く

結局そのままになっているようです。

 

橋の上からの眺めです。

 

朱鷺メッセなども良く見えます。

 

萬代橋は2004年、日本橋(東京)に次いで橋では2例目の

国指定重要文化財に指定されました。

 

アーチ状の姿は非常に美しく、復元されたという街頭類も優美です。

 

この日は快晴、本当に心地よい秋晴れでした。

 

動画でもどうぞ。

 

 

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