今年の3月に行われたダイヤ改正で、大阪駅に地下ホームが完成しました。
通称うめきた新駅等と呼ばれたりしますが正式名称は「大阪駅」
改札口は、「うめきた地下口」となりました。21~24番線まで4本の線路があります。
従来、新大阪駅を出発した特急くろしおや、はるか等は貨物線を通過し
大阪駅には停車せず、西九条から大阪環状線に入り新今宮から関西線へ移動
天王寺駅には停車後阪和線に入り、和歌山方面へ向かっていました。
貨物線は大阪駅から少し離れた場所を通過していたため大阪駅にはホームがなく
新幹線からの乗り換え客は問題ありませんでしたが、大阪駅から乗車する場合
新大阪か天王寺から乗り換える必要があり、少々不便でした。
まず、大阪駅から従来の地上時代の線路跡をたどって福島駅まで向かいたいと思います。
従来大阪駅のすぐ横には、梅田貨物駅がありましたが
現在は貨物駅は吹田へ移転し、跡地はグランフロント大阪となりました。
現在残りの貨物駅跡の再開発工事が進められています。
大阪駅と福島駅の間には踏切りがありましたが、今回の地下化で
この踏切は廃止となりました。
福島駅に到着、丁度くろしおがやってきました。
真上には環状線が走り、丁度大和路快速が大阪方面に向けて走っています。
福島駅の真下にある踏切りは残ったままです。
ここから大阪駅よりは地下、西九条よりは高架になり
この踏切は暫く残りそうです。
福島駅から大阪方面を見ると若干勾配になっているような気もします。
緩く下っていって、大きくカーブしながら地下へと潜っていく様子が見えます。
一方踏切り部分は多少工事を行った形跡はありますが大きな高低差はありません。
限られたスペースで一旦地下へもぐり、また地上に出る必要があり急勾配となりました。
電車はそれほど問題なく走れるもの、貨物は問題で貨物列車の通常パターンである、
先頭に機関車を繋げ貨物を引っ張るだけでは走れず最後尾にも機関車を連結し、後押ししながら走ることとなりました。
梅田谷とか大阪峠など揶揄されていますが、珍しい姿が関西で見られるようになりました。
今回は福島駅から、大阪駅へ環状線で戻って、地下新ホームを見学したいと思います。