仕事をするうえで無駄なストレスがなく、集中してがんばれる。
そんなとき人は仕事にやりがいを感じ成長していくのだと思います。
みなさんは『三面等価の原則』をご存じでしょうか?
三面等価の原則とは、
「職務を遂行する担当者に認められる権限の大きさは、職務に相応する責任や義務と相等しくなくてはならない」
という組織の基本的原則です。
具体的にいうと、
①業務内容の明確化 ②責任の範囲の明確化 ③権限の範囲の明確化
ものと業務を進めていくことです。
この三面等価が成り立っていない場合、スムーズに業務を進めることが難しくなります。
たとえば、
権限をもったAさんが、Bさんに業務をまかせたとします。
その後、Bさんの業務で問題が発生したため、BさんはAさんに報告・相談をしました。
にも関わらず、権限をもったAさんは、Bさんの業務にたいしてなんの対応もしませんでした。
困り果てたBさんは業務を進めることが出来ません。
このように与えられた業務を遂行する義務に対して、権限が機能しない場合【業務停滞】という現象がおきます。
業務停滞のなかで、Bさんは悲しい思いをするでしょう。
『三面等価の原則』から考えて、どのようにすればこの問題は解決できるか考えてみましょう。
まずAさんに与えられた「権限」に対して「責任」は追いついていたのか?
そしてBさんの業務内容、責任に対して、それを果たすための「権限」は十分に与えられていたのか?
この場合、このような点を改善していくことを『三面等価の原則』から考えることができます。
みなさんの職場が笑顔であふれますように!