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【宣伝】竹宮30年Live@東長崎「BAR魂~soul」Vol.3

またもやります竹宮30年

$やきとり王子-takemiya

竹宮30年Live@東長崎「BAR魂~soul」Vol.3

開催日:2011年2月26日(土)
時間:19:30オープン 20:00スタート
場所:東長崎「BAR魂~soul~」
チャージ500円+一品注文


問い合わせ 竹田克也 kty@70.ro


今回は未演奏の楽曲も準備して参上いたします(予定)!こうご期待。

皆様お誘い合わせの上ご来場下さい!!


USTREAM中継やります!

Live Video streaming by Ustream

DOKUMAMUSHI

 近所の「足立屋煎豆店」にTBSラジオ「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」の公開生放送が来ました。大沢悠里のゆうゆうワイド内のあの名物コーナーです。そう、マムちゃん(毒蝮三太夫さんの事ね)が色々なお店を訪ね、レポートしたりリクエスト音楽をかけたり、毒づいたりしながら、集まった人たちと交流するアレです。

 足立屋さんは地元の先輩が3代目として経営しているお店で、青年部で地域の仕事を一緒にやっている仲間という事で、集まれる青年部メンバーで応援として参加しました。

 足立屋店内で待機していたところ、放送時間になってもマムちゃんが入って来ないのですね。打ち合わせでは鬼の面をつけたマムちゃんが登場したら、愛の家保育園の子供たちが豆をぶつけるというものでしたので、みんなでアレ?おかしいな、まだかなぁ、という空気が出ていました。

 「克也―」

 先輩が外を見ていてある事に気付いて私に声をかけてきました。

 「キングにインタビューしているよ」

 そうなんです。マムちゃんうちの前でスタンバイしていたのですが、足立屋に来る前にやきとりキングで焼鳥王こと我が父親にマイクを向けているというのです。私は足立屋の少し奥の方にいたのでその様子は伺えなかったのですが、結構な時間インタビューしていたようです。

 でマムちゃん登場。

 子供たち豆をマムちゃん(74歳)に投げまくる。マムちゃん最初は「イタ!イタタ!」とやっていたのですが「いてぇな、このガキが!」と早速毒づいていました。「うわー本物だぁ!!」とココロは騒ぐばかり。その後はとにかくマムちゃんは自由!それをスタッフさんがちょっとづつ肩を叩いたりしながら修正するといった番組づくり。その連携は見事としかいいようがありませんでした。あの躍動感溢れる番組感は、こうして作られるんだなぁと感無量でした。

 そんな中私にもインタビューマイクが向きました。
 「おう、お前何屋だ!?」
 「焼き鳥屋です!」
 「もしかしてキングか?」(←最初にインタビューに立ち寄っていたから)
 「ハイ!キングの二代目です」という具合に二度目のラジオ出演を果たした私。しかしその後のマムちゃんの一言に耳を疑いました。

 「あのゲソみたいな顔したおとッつぁんは、親父かぁ?」
 「!?」
 何なんだ「ゲソみたいな顔」って・・・(笑)

 と一応にマムちゃんにもいじられて満足な私。中継はそんな感じで楽しく終了。


 終了後のマムちゃんがすごかった。終了後も長い時間いらっしゃってファンと交流していました。てっきり終わったらすぐに帰っちゃうと思っていたので、あの滞在時間と気さくなファン交流には感動しました。この番組に関わると、おそらく殆どの人がマムちゃんを好きになります。芸能人は人を集め、その場所に利益をもたらし、しっかりとみんなを楽しませるのですね。本当の芸能の姿を垣間見たきがしました。(自称)総菜屋兼歌手という立場としては非常に勉強になりました。



 放送後は結構反応があって面白かったです。「おう!聴いたよ!」みたいな感じね。

 で、そのままTBSを聴き続けて小島慶子キラキラ。テーマが「鬼の話」で、あるリスナさんの「今日、鬼の面をつけた蝮さんを地元のお店で見た」というメールは紹介されてから「蝮さん語録」が裏テーマになりました。これは参加者としてメールをせねば!と思って先ほどの「ゲソ顔の父親」話を送ったところ、エンディングで紹介されました。パーソナリティの小島さんとコメンテータのピエール瀧さんも爆笑!本当に今日は1日TBSラジオ・デイでしたね!

 

減速して生きる ダウンシフターズ

 「減速して生きる ダウンシフターズ」読み終わりました。
減速して生きる―ダウンシフターズ/高坂 勝

¥1,365
Amazon.co.jp


 作者の高坂勝氏は池袋でBAR「たまにはtsukiでも眺めましょ」(通称「たまtsuki」)を営んでいる自営業者です。ただ普通の自営業者と違う事があります。営業は6時から11時のたった5時間。仕込みは夕方からだから合わせても6~7時間労働。昼間は文章書いたり、ギター弾いたり、昼寝したり、と好きなことをやって過ごします。そして飲食店では極めて珍しい週休2日を実現しています。

 元々は大手小売店の敏腕店員。その時の年収600万円。しかし30歳を機にその収入を捨てて自らお店を立ち上げます。そして年収は350万円になります。しかし筆者は収入が減ったにも関わらず、好きな事だけをやって生きています。

 何でそんな事出来るの?という疑問を紐解くのが、彼の経験を書いたこの本です。

 しかし読んだ限り筆者は難しい事は言っていません。ただ「ちょっと考え方を変えてみた」と言っているだけです。それだけの本です!って言うと高坂さんに怒られそうだけど、本当なんだもん。でも考え方が変わって行った経緯や、その時の気持ちなどが丁寧に書き込まれているので、今の閉塞感に答えを探している人には、一つの判断材料になるのは間違いないです。

 さて私はこれを読んで、「これは前から思っていた事だ」と気付きました。私は2年前まで新宿の某百貨店のレストランで働いていました。アルバイトの中では各種提案などもして実際に実現させたりと、まあまあクリエイティブに捉えて頑張っていたのですが、だからと言って給料が上がるわけでもなく、だからこそ多くの時間をバイトに割く事で生活していました。いつしか作曲活動や文筆活動などやりたかった事をやる時間が次第に減っていた訳です。それでも結構やりがいを感じていた私は、自分を追い込むようにシフトを入れていました。

 ある日、普通に仕事をしていたら突然胸部に激痛が走りました。我慢しようとしたのですが無理で暫く休憩させてもらいました。痛みが落ち着いたので仕事に戻ったのですが、違和感が残っていたので翌日医者でレントゲンを撮ってもらうと・・・。

医師「肺に穴があいているね」
竹田「え?」
医師「気胸だよ」
竹田「き…きょ…」
医師「入院だよ」

 という訳で転院も含めて15日間の入院と、その間に肺の穴を塞ぐ手術を受けたのです。しかしその間社会から隔離された病室という空間にほうり込まれて、ゆったりと時間が過ぎる日々を過ごしました。普段読めないような分厚い本も読みました。作詞をしたり、日記を書いたり、思いにふけったり、哲学したり。時には時間そのものが無いような感覚になったりもしました。

 そんな日々の中で私の考え方はシフトしていきました。「お金よりも時間の方が尊い」と。

 それまで「お金を稼げば余裕が出る」と思って一生懸命働いてきました。でもいくら働いても余裕のある時間は生まれてきませんでした。窮屈なまでに働きすぎると頭も思考が停止してしまします。良いアイデアは生まれませんし、何よりイライラしやすく攻撃的になっていました。病気は無理やり私をそういった世界から隔離してくれました。せっかくのチャンスだからとテレビ・カードを購入しないで入院中は一切テレビを観ないという選択をしました。本当に穏やかな日々でした。

 退院後、元の職場に戻りましたが以前のような働き方は止めました。週5日にして基本的に昼だけしか働かなくなりました。食事もベーシックな部分は玄米菜食にしました。ジャンクフードも食べましたが以前のような頻度では買わなくなりました。安心、安全、おいしい野菜が欲しくて大地宅配と契約しました。何もかもが変わっていく中で私も変わっていったように思います。やる事なすこと上手くいかなくても糧になる感覚が生まれました。

 今の私の思考の原点的な体験でした。「金持ち」より「時持ち」がいい。そう思っています。

 この本を読む前に要町の「こんがりパンや」さんと一緒に高坂さんのお店に遊びに行きました。店内はとても温かみのある様子でした。ところでこんがりパンやのK君は以前から高坂さんとの知り合いで、彼の思考に共鳴して自らもダウンシフターの道を歩み始めた男なのです。K君の紹介で高坂さんと少しお話もさせてもらいました。その時点では本は持っていなかったので、本人から直接購入させてもらいました。とてもゆったりとした構えながら、芯がちゃんとある人物といった印象です。なにやら最近は本のヒットとあいまって忙しいらしく「こんなはずじゃ・・・」
と言うくらいお客さんが入っているようです。

 さて私も今後はよりダウンシフトを目指しているのですが、社会の固定観念を紐解くにはまだまだエネルギーが足りないのかもしれませんね。お店の運営や商品などの改定も欠かせません。それでもそんな私の思想を少しづつですが両親は理解し始めています。

 これからもお店を通じて色々な事を発信していきたいと思っています。

 そして社会全体が、バカ稼ぎ出来なくていいから、働きすぎないで持続可能なサイズでニコニコ生きている風にしたいと願っています。そういう意味では一つの問題提起になる本ですので、是非ともお手に取ってみて下さい。



高坂勝ブログ http://ameblo.jp/smile-moonset/