やきとり王子 -27ページ目

出没する者たち

 最近わが街東長崎に出没している集団がいる。毎日では無いが、ある時は午前中から何やら道具を持ち歩いて、町中を練り歩く。時々商店街を見渡し店々を物色し、目ぼしいターゲットを見つけると、リーダーの許可を得て配下がそこに電話を入れるのだ。

 トゥルルルル…トゥルルルル…

 ガチャ

「もしもし!?」
「こちらは天国です」
「えっ?」
「ハイ…」

 ああ、ついにお迎えが来たのですね…。そうならば仕方がありません。全てを受け入れて続きのお話を聞こうではありませんか。

「ど、どちらの天国さんですか?」

「そ、それは…!?」

「(沈黙)」


「出没!アド街ック天国です」



 こういったやりとりがあったとか、無かったとか(んなやりとりある訳ねーだろ!)、兎にも角にも私たちの街「東長崎」には連日このテレビ東京系まちかど情報番組のスタッフが、取材と撮影の為に、番組名よろしく出没しています。

 改めて、当ブログは私やきとり王子の思うことやら店の宣伝やら、まぁ色々書いているのですが、地域情報も書いていまして、関係者各位もお読みになっているとは思いますが、みなさんの所には取材は行きましたか。

 何だかんだありましたが、撮影期間延長という事で(「絵が足りない」という上層部の評価があったから、だとかいう噂があるよ)キングも急遽リストアップされたようで、急転直下の撮影が本日行われました。

 どの辺りをテーマとしてディレクターがとらえたのかは、オンエアを見てもらうという事で(果たしてキングは何位登場か!?まさかのカットか!?か、かみんぐすーん!)雰囲気を少々書いてみますと…。

$やきとり王子
外観の撮影準備に余念のない撮影隊(店内より撮影)

 さて話は朝まで遡るのですが、当初乗り気でないと思われた「焼鳥王」こと我が父がどうも落ち着きが無いのですね。やはりテレビの取材というものに若干ナーバスになっている様子でしたね。午後になるといよいよ会話が少なくなってきまして、やはりテレビ取材へのある種の高揚感を抑えきれない感じになっているようで、無口に作業に打ち込んでいました。撮影予定の商品作りの練習などをはじめる王。

 15:50分くらいに取材班登場。簡単に段取りの確認などをして撮影の準備。外観を撮っている間に焼台で焼く焼鳥の準備。その間に外観の撮影を終えて店内に撮影隊が入ってきました。店内での撮影を敢行。

$やきとり王子
我々を狙った撮影用のカメラ。やはり業務用は破壊力が違う(気がする)

 まずは私の撮影。作業シーンを撮影。その後で若干高揚気味の焼鳥王の撮影。

$やきとり王子
撮影中の焼鳥王。緊張感があります。

 その後、私の小芝居の撮影が2カット程。一応かつてはタレント事務所に入っていた事があるとか無いとかという噂のやきとり王子。音楽活動も未だに辞めないという事で、ちょっとは慣れたものさ、という自己評価をしつつの演技。2カット目で口が回らず一度NGで、それでも計3回のカット撮影で完了。あとは完成を待つばかりですだ。

 という訳でとても寒い1日でしたが、なかなか経験できない事にチャレンジ出来たのは面白かったですよ。それにしてもここ1年ちょっとの間にテレビとラジオに関わる事4回。何だかこの地域は興味を持たれているのか、単なるネタなのか、それを生かすも殺すも私たち次第なのですね。近隣の皆様ともに盛り上げましょうぞ。

 また数年後に同番組が取材に来た時に、何だか変わりましたねと言われるような新しい街づくりというものを、商店街や地域の皆さんと考えていきたいと思っていますよ。池袋だけが街じゃなくて、私たちの生活圏こそが私たちの街であるという実感を得られるような、そんな活動をしていきますのでよろしくお願いしますね。

 それにしても今回のテレビ撮影狂想曲は、結果として色々な事を巻き起こしました。少々、取材の仕方が雑に感じた節はありましたが、それでもこの撮影が街にきたお陰で出来た事もありました。色々な人の関わりでこの街は出来ているのだという実感も得ました。そういう意味でもとても感謝しています。

 あとはオンエアだけだ。ディレクターのにいちゃんヨロシクネ。


テレビ東京「出没!アド街ック天国」
3月5日(土)夜9:00~9:54放映予定
「西武池袋線 東長崎」

サントリー武蔵野ビール工場見学

「来年はビール工場見学に行こう」
 2010年の最後のライブを終えた後、2011年の活動方針会議を竹宮30年で行った時に、宮川直巳から出た言葉がコレでした。なるほど竹宮30年はビールと共に生まれ、ビールと共に歌い、そしてビールと共に反省してきましたからね。これは私たちにとって音楽活動以外の何ものでもありません。

 という事で昨年中に予約を入れて、指折り17日を待っておりましたところ、新年会だ何だでズンズン進んで行く1月はあっという間にその日を運んできました。時間が経つのがべらぼうに早いな・・・。

 武蔵野ビール工場は府中市にあります。荒井由実の「中央フリーウェイ」に出てくる、あのビール工場です。よって近くには東京競馬場がございますが、今回は関係ないので割愛いたします。

 府中の地にビール工場が出来たのが44年前。ビールの基本は良い水からと考えた結果、東京の水どころ府中に作ったという訳です。100m以上地中深くから地下水をくみ上げてビールの仕込みに使っているのですね。

 麦芽、ホップ、お水の素材紹介の後は仕込み槽の紹介です。砕いた麦芽と温めた天然水を合わせて麦汁(バクジュウ)を作ります。麦芽の殻を取り除いて、次にペレット状のホップを加えて煮沸します。ホップのカスを漉してビールの元が完成!ここまでの作業は何と半日くらいで終わるという事なんですね。もっとかかると思っていたので驚きでした。また仕込み槽があるエリアは見学したその場所のみで、思ったよりも狭い(とは言っても広いですが)という印象でした。プレミアムモルツから発砲酒まで仕込みの全てはそこで行われるそうです。てっきりそれぞれの製造ラインが別にあると思い込んでいましたね。

 その後酵母と合わせて発酵行程、貯酒、濾過、缶詰と続いて出荷になります。

 知らなかったのですが、ビール工場の倉庫から一歩外に出ると「酒税」かかるとの事です。

 それにしても残念な事に工場はこの時稼動しておらず、映像と機材を見たに留まりました。常に稼動しているわけでは無く、仕込みを全く行わない日もあるそうですね。タイミングが悪かったという事ですね。

 ところで相方の宮川直巳は「ビール技師になりたいな」と言っておりました。テイスティングに関心があるようだけれども、まずテイスティングから興味持つ人は技師には向かないのでは・・・と思いつつも、ビール技師のミュージシャンってのもいいんでないの、とも思うのでありました。でも宮川氏、案内のお姉さんばかり見学していたような。私はマジメに見学していたんだけどな。

 さて工場見学が終わったらいよいよテイスティングでやんす。これが目的では!?
 まずはプレミアムモルツが注がれて先ずはテイスティング。普通にお店で買う商品が最高に美味いプレミアムモルツですが、工場内という事で出来たばかりのビールを飲ませてもらいました。とてもキメ細やかで上品なお味。本当に日本のビール技術って澄んだ商品作りにあるのだと実感しました。ちなみに店頭に並んでいるビールは流通を通すのでどうしても製造から一ヶ月位経ってしまうそうです。出来立てを飲めるのが武蔵野工場の売りですな。

 「お客様の健康を考慮して―」
 お、きた。15分しか時間無いからきっとこの1杯位か・・・
 
 「試飲は3杯までとさせていただきます」
 え!?3杯も飲んでいいんですか!?先生!

 という訳でプレミアムモルツと普通のモルツの飲み比べなんかもしちゃいました!

 
  工場見学は本当にオススメのアミューズメントですね。これだけの事をなんと無料で利用出来るんですよ。交通費かけて行っているけど、プレミアムモルツ3杯飲めば元取れるじゃん。電話かネットで簡単に予約出来ますので一度行ってみては如何でしょうか。あとネットの優待券を持っていくと素敵なプレゼントも貰えます。

 JR、京王線の分倍河原駅から無料のシャトルバスも出ています。気軽に遠足気分で行くと楽しいよ!

http://www.suntory.co.jp/factory/musashino/

世の中の「問題」なんてやきとりの塩かタレかの違い位だよ、きっと

 最近面白いと思うことがありました。

 それまで塩コショウの味付けで店頭に並べていた商品を、ふとした気まぐれでタレに変えて販売したところ急に今までよりも売れるようになったのです。これには色々な理由があると思います。味が変わったのは勿論の事、陳列する場所も変わりました。今まで以上に目につきやすいというのもあるとは思います。

 それでもここまで変化があるというのには家族全員、正直驚かされました。どうやったらもっと売れるのかなぁ・・・と悩んでいたものですからね。

 もしかしたら地域や日本が抱えている問題もこういう事なのかもしれません。みんなどうしても物事を難しく考えがちで、ニュースを見ていても「これは難しい問題です」「難しい選択を迫られます」とかやはり言いがちです。つい私たちは直ぐに答えを導けないものに「○○問題」という風にして複雑化させていく癖があるように思います。

 「大事ほど小さく、小事こそ大きく」

 これ誰が言った言葉か忘れましたが私の中に強く残っている言葉です。大変難しい事柄ほど軽く考え、小さな良い事柄こそ大きく伝えなさいという教えだったと記憶しています(間違っていたらすいません)。
 

 この世の中に溢れている「問題」なんてものは、タレか塩かの違いに過ぎないのではないかと。だから気楽に味付けを変えてみれば、それではじめて結果が生まれてくるというものです。売れるかもしれないし、売れないかもしれない。そういう結果が出たら、またやり直せばいいではありませんか。

 私はそんな感じの寛容のある社会にしていきたいな、といつも思いを馳せています。私たちの東長崎からそういう事が成せたら、とても楽しい事ではないでしょうか。

 やきとりキングではこれからも色々チャレンジしていきたいと思っていますよ。ちょっとした変化が度々起こると思いますので、店頭やこのブログ、メルマガなどを注視していてくださいね!