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勤め先の正月の宿題対策 第2弾。

宿題用に、必要な箇所だけを読んだが、非常にわかりやすくまとめられており、とても参考になった。

これまでは、「定型作業」が機械化によって置き換えられると認識されていたが、AIなら言葉で表すのが難しい「非定型作業」もAIが自律的に学習してくれる。

だが、AIへの指示や、AIから出されたものを採用するかを決めるのは人間であるので、その能力が求められていくことになる。

… そんなことを踏まえて、自分の仕事にどう活かしていくことができるのか。

大きな課題だが、やりがいを感じられるな。


★★★⭐︎⭐︎

勤め先で、上司からの正月休みの宿題として「AIの活用」についての考えを纏めることが与えられた。

そこで、まずはAIに関する本の一冊でも読もうと、本書を手にとった。

大意を掴む上では、大前さんの本はうってつけなので。

農業社会、工業化社会、IT社会に続く第4の波としてAI・スマホ革命による「サイバー社会」が挙げられている。

そして、無から有を生む発想(構想力)の人が富を独占する、と。

何れの波でも、当初は多くの人手を動員するが、後半には効率化などにより人手は不要となっていき、次の波へとシフトしていく。

しかし、日本は未だ工業化社会の体制のままIT社会にも乗り遅れており、第4の波をまともに認識すらできていない。

… という大きな流れは把握できた。

次は、AIの実務についてもう少し具体的なものを読んでみよう。


★★★★★

今村さんの作品の中でも、好きな作品のひとつ。


大河ドラマの影響もあるし、戦国ミステリーとも言えるし、何より人物達の駆け引きに心踊らされる。


ハードカバーで読んだときも毛利勝永に共感するところが大きかったが、今回もまたグッときた。


勝永に対する信之の言葉、

「誰しも一生のうちに、知られたくないことの一つや、二つほどはあるもの。そして疾しいことより、大切にしたいものこそ、概して強い想いに変わるものかと」


名を残すことを求めるのか、家を残すのか、或いは利を追うのか。

だが、それらを傍に置いて、誰にも理解されない理由のために動くのも嫌いじゃない。

そう思える作品だ。





★★★★★

文庫本になったので、迷わず購入した。

テレビに出てくる落合さんも、だいぶ歳をとってきたように見えるが、指揮をとった最後が2011年。

たった13年前とは思えない。

本書によって、落合さんに対する世間の見方もだいぶ変わっただろうが、ご本人はどう捉えているのだろうか。

そんなことを、本書を読みながら考えてみるのも面白いかもしれない。

・おそらく落合はずっと正義とされるものの反対側で生きてきたのだ。… 落合には、自分が他人の望むように振る舞ったとき、その先に自分の望むもなはないということがわかっているようだった。それは、あらゆる集団の中でマイノリティーとして生きてきた男の性のようでもあった。

・「心は技術で補える。心が弱いのは、技術が足りないからだ」
 落合が求めたのは日によって浮き沈みする感情的なプレーではなく、闘志や気迫という曖昧なものでもなく、いつどんな状況でも揺るがない技術だった。
★★★★★

2回目。

「仏生寺弥助」は小説現代に掲載されたもの、とのことなので、最初はイクサガミとは別の物語のつもりだったのかな。

その、万人に一人の才が開花した弥助も、幕末の京では己より強い男 沖田総司 に恐怖を覚え、屈辱的な敗北を喫する。

そして、前に進むために、沖田との再戦を待ち望んでいた弥助の前に、沖田に勝るとも劣らない「陽炎」をもつ童が現れる。

天明刀弥

億人に一人の才をもつ者。

次巻「人」ではその力の片鱗を見せたが、最終巻でどう絡んでくるか。
最後に、最強の敵となるのだろうか。
楽しみだ。