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文庫本になったので、迷わず購入した。
テレビに出てくる落合さんも、だいぶ歳をとってきたように見えるが、指揮をとった最後が2011年。
たった13年前とは思えない。
本書によって、落合さんに対する世間の見方もだいぶ変わっただろうが、ご本人はどう捉えているのだろうか。
そんなことを、本書を読みながら考えてみるのも面白いかもしれない。
・おそらく落合はずっと正義とされるものの反対側で生きてきたのだ。… 落合には、自分が他人の望むように振る舞ったとき、その先に自分の望むもなはないということがわかっているようだった。それは、あらゆる集団の中でマイノリティーとして生きてきた男の性のようでもあった。
・「心は技術で補える。心が弱いのは、技術が足りないからだ」
落合が求めたのは日によって浮き沈みする感情的なプレーではなく、闘志や気迫という曖昧なものでもなく、いつどんな状況でも揺るがない技術だった。

