7日目のランチ。


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カフェ ハヴェルカ。



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数多くの作家やアーティストたちが集い,議論に花を咲かせた伝説的なカフェだとか。

薄暗い店内には,そんな雰囲気が漂ってました。

どんなに古くなっても改装しないのが,店主のこだわりだそう。



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こだわりのある店主なんだろうなぁと思ったのは,まずメニューが無いこと。

そして,ウインナーを頼んだらフォークが無かったのでお願いすると,

「うちは,フォークは出さない」…と。

ほほぉ。そうきましたか,という感じでした。



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ウィーン最後のケーキ。

デメルでもザッハートルテを食べました。

こちらもとってもおいしかった~。



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ザッハ-はピンク系のインテリアでしたが,こちらはスカイブルー。


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座った席は,作っているところがよく見える場所でした。

ザッハートルテやアプフェルトゥルーデルを作っているところでした。


この後,ホテルにスーツケースを取りに戻り,空港へ向かいました。

さて,後は日本に戻るのみ!です。

旅7日目。

この日は,帰りの飛行機に乗ります。

それまで,しばし街歩き。

ウィーンの建築物巡りとしました。


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カールスプラッツ駅。

ワーグナー近代建築の代表作。


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カールス教会。

バロック建築の傑作(と地球の歩き方は言っている…)

マリアテレジアの父が,ペストの鎮静を祈願して建てさせたもの。



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セセッシオン。

上の金色の部分が「金色のキャベツ」と呼ばれているらしい。



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ケッテンブリュッケンガッセ駅へ移動。


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壁面を飾る金のオブジェが美しいメダイヨンマンション。

赤いバラの木の装飾が美しいマヨルカハウス。

これらもワーグナー作。


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エンゼル薬局。

16世紀に創業した古い薬局。

壁に書かれた天使像が美しい。


フンデルトヴァッサーハウスというカラフルな市営住宅も見てみたいなぁと思ったのだけど,ちょっと遠いから諦めました。

そしたら,旅から帰った後にとある仕事の資料にこの住宅が載っていて,

やっぱり行くべきだった…と,ちょっと後悔。

フンデルトヴァッサーは,ウィーンのガウディと呼ばれ,強烈な色彩と奇抜なデザインが特徴なのだそうです。

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せっかくオーストリアに来たのだから,一度くらいコンサートを聴きたい。

そう思って,王宮にあるホールで聴いてきました。


街には,コンサートのチケット売りの人がたくさんいましたが,

そういう人から買うのはなぁと思ってました。

王宮内の博物館を見学したときに,そこにあるチケット売り場を覗いてみたら,

チケット売り場にいた男の人が,日本語堪能で話がおもしろい。

大笑いしながら,ついチケットを買ってしまったって感じ。


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オーケストラの演奏だけでなく,歌手の人の歌も。

生で聴く声は,迫力ありました。


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パーカッションの人が,すごくおもしろかった。

服装とか,動きとか。

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で,途中で指揮者にレッドカード出されてるのも,またおかし。


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歌手の人は,6人。

それぞれ出身国が違い,最後の挨拶は各国の言葉で新年おめでとう!と言ってました。

写真の左から3番目の方が,日本人でした。



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帰り道,DEMELの前を通りかかったら,ミニザッハートルテを外で作って売ってました。

おいしそ~でした。


この後,スタバでゆったりしてから,ホテルに帰りました。

大晦日だったので,ものすごい数の花火が延々と上がってました。

去年,ナポリの大晦日は,一晩中爆竹が鳴ってる感じで,ちょっと怖かったですが,

オーストリアは,360°花火が上がっていて,とても華やかでテンション上がりました。

私の腕では,写真が撮れなかったのが残念でしたが。

しばらくの間,花火に見とれながらの2013年の年明けとなりました。


これで,6日目終了です。

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Uバーンに乗って移動した先は,市庁舎。

ステージが設置され,ガンガン曲がかかってるわ,歌ってるわ。

あちこちで酒を飲んでるわ。

夜のニューイヤーカウントダウンに向け,既にお祭り状態でした。



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小さな家のような店がたくさん並んでいますが,

この市庁舎前の広場は,ウィーン最大のクリスマスマーケットなのだとか。

期間中には,300万人以上も足を運ぶのだそうです。

あ~,タッチの差でクリスマスマーケットが体験できなかったのは,かえすがえすも口惜しい!


しばし,市庁舎前広場の喧噪を楽しんでから,近くをてくてく。

市庁舎のすぐ近くでもステージが作られて,ガンガン曲をかけて,歌ってました。

日本の年末とはえらい違いだなぁ。

お寺で鐘をごぉーんとついてしみじみ…に慣れてますから。

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歩いていると,DEMMERSのティーハウスの看板を発見!

わぁーい,お茶したーい,紅茶買いたーいと店を探すも…。

またもや年末の洗礼を受けました。

31日は,13時で閉店とのこと。とうに閉まっていたのでした。

ここまで来たのに入れないなんて。ショックだったけど仕方ない。

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諦めて,今度は市庁舎のちょっと先にある国会議事堂へ。

そういやソウルでも国会議事堂見たなぁ。汝矣島の。

こちらの国会議事堂は,ギリシャの神殿風。

入り口前にあるのは,アテナ女神像。

足元にいる4人の像は,ハプスブルク家の領土を流れていた4つの川を象徴してるとか。

ドナウ・イン・エルベ・モルダウの4つの川です。


夜に,王宮にあるホールでコンサートを聴くことにしていたので,その前に夕食を食べることに。

しかし,またしても!

店が開いていないのです。

一見開いてるように見える店も,入ろうとするとやってませんと断られ。

食べる店がないー! 困りました。

ホテルに戻ってゆっくりするほどの時間もないし。



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で,結果マックになりました。

しかし,皆同じ状況なのか,すっごく混んでいる。

レジの前は,ぎゅうぎゅうでした。

そして,こちらもまたしてもで,英語ができないのでとっても緊張して注文するのでした。

フィレオフィッシュセットを頼むだけでも,ド緊張でした。情けなし。

席もぎゅうぎゅうでしたが,何とか座ることができたので,コンサートまでしばし休憩です。

よもや2012年ラストの食事がマックになるとは思いませんでした。

そう考えると,日本はいつでもお店が開いていて便利だなぁとしみじみ。

6日目午後。

シュテファン寺院の近くでお店巡りを楽しんだ後、まずはランチ。


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OBERLAAという店です。


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この店が,困ったことにドイツ語のメニューしかない。

(ま,私は英語だって読めないけど)

見ても,さっぱり分からず。

チャレンジで,セットみたいなⅠとⅡと書いてあるのを頼んでみることに。


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たしかⅠの方が,一度食べたウィーナーシュニッツェル。

Ⅱの方が,ニョッキがクリームソースの中に入っているもの。


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どちらかのセットについていたスープ。

これ何て言うんだろう。

すごく香辛料がきいていて辛いんだけど,あとをひくおいしさ。

名前が知りたいな-。

プチケーキは両方についてました。


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ランチの後は,てくてく街歩き。

空を見上げたら,雲が鳥のような形をしててきれい。



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歩道のあちこちに,作曲家や指揮者のサインが。

もっとたくさんあったのだけど,知ってる人のを撮ってみました。

シューベルトとブルックナーとカラヤン。



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最初に向かったのは,楽友協会。

のだめの映画で使われた場所。

映画の撮影で使われるのは,初めてだったそうです。

また,新年に世界各国に中継されるウィーンフィルのニューイヤーコンサート。

その会場が,のだめでも使われた黄金のホール。

ここでクラシック聞いてみたかったなぁ。残念ながら,私は外から見ただけ。


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この日は大晦日だったので,翌日のニューイヤーコンサートに向けてのリハでしょうか,

テレビ局のものと思われる車が何台も留まってました。

ニューイヤーコンサートは,翌日ホテルで少し見ました。


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左の写真は,楽友協会から少し歩いた所にあるコンツェルトハウス。

楽友協会と並ぶウィーンの2大コンサート組織のひとつ,ウィーン交響楽団の本拠地。

右の写真も同じ通りにあったのだけど,はて何の建物だったかな。


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さて,同じ道をさらにてくてく歩いて行くと,小さな公園に。

そこにあったのは,ベートーベン像です。ジャジャジャジャーン♪

有名な作曲家の像なのに,何ともひっそりと佇んでいました。


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さらに歩いて行くと,Uバーンのシュタットパーク駅が。

その先は,シュタットパーク(市立公園)が広がっています。


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ウィーンに数え切れないほどある彫像の中でも有名だとされる

ヨハン・シュトラウス2世の像。

第2のオーストリア国歌ともいわれる「美しく青きドナウ」の作曲家。


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他にもブルックナーやシューベルトの像もありました。

この像は,どっちかなー。


しばしのんびり散歩を楽しんだ後,Uバーンに乗って,ちょっと移動します。