Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】(22)
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志村流平の携帯が鳴る
ディスプレイには『小金沢先輩』と出ている
「う。。う~ん
うるさいなぁ~あとごふぅ~ん(5分)。。」と携帯を放り投げる流平
「!
ぃ痛っ!!」
ててて
な、なんだ・・
はっ!そうだ!!こ、ここはどこだ海の底?
薄暗くなり始めた景色が目に映る
流平はルノーのドアを頭突きでおもいっきりヘコませたので
大きなコブが出来ていた。
あれ?違うか。。なんだったんだ・・さっき確か・・
流平は頭を押さえながら運転席に移り、外に出てみる
その時名刺がスルリと車外に落ちた
僕こんなところに停めたっけ・・
は!宇宙人に!?
車ごともってかれたんだ!さっきのは星人なんだ!
あんなイケメンいるわけない!
うん!きっとそうに違いない!
頭の打ち所が悪かったのか・・流平
記憶が混乱しているだけだと信じたい
運転席に戻った流平はさきほど放り投げた携帯を掴み着信を確認した
あ・・先輩26件も。。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
・・ったく兄貴には困ったな。。
まぁでもそれも兄貴らしいか
流平が気絶した後、桐生修一から弟の賢治に連絡が入る
どうしても気になるから見ていて欲しいと。
『けして起こすなよ。いいな』と念を押されていた
いわゆるツンデレである
おっ
動き出したな
問題なさそうだ
賢治はベンツのエンジンをかけると
ハンドルをきゅっと握りギアを入れアクセルを踏み込んだ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
おかしいな携帯どこにやったかな
杜夫はスーツのあちこちを手探りする
まるでパントマイムのような仕草だ
そのままA塔に停めてあるルノーへと向かう
結局Misonoは帰ってこなかったのか?
今日は空振りだなきっと
流平くんとやけ酒だ!
う。。また腹が・・
などと考えながらA塔に到着した杜夫は
我が目を疑い絶叫した
「俺のルノーがねぇええええ!!!」
う。。
のちに『レジデンスの驚嘆』と噂された。【A塔住人:増澤真一(高校生)談】
→Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】(23)
→Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】第一話
→Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(最終話)
☆Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】あきままさまver
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