Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】(20)
→Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】第一話
→前回のお話
早智子の手紙を受け取った頃
杜夫の自宅で携帯が鳴っていた
杜夫の自宅で携帯が鳴っていた
終わったな・・
清々しさ・・恨めしさ?・・
なんだろうな・・この感覚は。。
『もう写真撮らないの?』
早智子の言葉も杜夫の気持ちの奥底に響く
今さら・・
だがこのままでは・・
くそっ!どうすりゃいいんだ
地面を軽く蹴る
う・・腹が。。
杜夫は急いでB塔まで行きトイレを終えた
(またせたな杜夫!正直すまんかった)
そうだ!流平くん
杜夫は志村流平の事を思い出し
ポケットから携帯を取り出そうとするが
見つからない
あれ?車か?
そのまま流平と別れた場所へ向かった
流平に頼まれた午前の紅茶を忘れていたが・・
杜夫はスーツに着替えた時
携帯を机の上に置き忘れていた
その頃の流平はこちら
Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(17)~(18)
お帰りなさいませ
お読みになられましたか?
では続きをどうぞ
お台場辺りに着くと前方のベンツが停車した
志村流平は手前で止める
左ドアが開くと長身の男が出てきた
うわぁーモデルみたいな人だなぁ
あれがMisonoの彼氏かぁー
さっきはびっくりしたけど、やっぱりこの車で正解だったな
そうだカメラカメラ
ベンツの助手席には誰もいないのに・・流平。。残念
助手席のバッグからカメラを取り出そうと屈みこんだ
すると
コンコンとルノーのガラスを叩く音がした
僕はハッとなり顔を見上げた
その男の人がちょいちょいと手招きしている
あれ?もしかして道にでも迷ったのかな?
僕は手動でウィンドウを開ける
さもオートであるかのようにさりげなくするのがコツだ
「ど、どうかされたんですか?」
ひぃーなんだか怖い顔してるよ・・
「ちょっと聞きたいことあんねんけど?」
「え?あ・・はぃ
なんでしょうか。。」
関西弁だよぉー こ、怖いっすよ先輩
助けてぇえええ
「ちょぉ降りてくれへん?」
「え?」
やめてくれぇー
降りたくなぁぁああぃ!あぁ・・でも余計に怒らせると大変だぁあ
僕は渋々降りることにした
「な、なんでしょうか?」
「この辺にコンビニあらへん?」
「へ?」
コンビニ?知るかぁああああ!
僕だってこんなとこなんか滅多に来ないんだぞぉお
「コンビニ?
えーっと分からないd(ry」
す・・と言いかけた僕はヘッドロックをされた
「兄ちゃん
ええ度胸やの
俺をつけまわしとったやろ?」
ぎゃーーーー
ばれてるぅうう
桐生修一は流平の耳元でドスのきいた声で凄んだ
修一は最近DVDで観た任侠LOVEアクション
『蝉時雨』で抗争相手の組事務所にひとりで行く主人公を思い出していた
→Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】(21)
あきままさまの『蝉時雨』第一話はこちら事後報告(笑)
→Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】第一話
→Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(最終話)
☆Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】あきままさまver
→第一話
→Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(最終話)
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