Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(31)

第一話

前回のお話

※真柴涼と片桐美月に関しましては当ブログの
辿着(若紫)→第一話を参照願います
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裏切りのレクイエム→こちら
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蝉時雨→こちら

皆(読者さま含む)にあらかた状況を説明し終えた真柴は
三人がいるソファーに戻ると、この状況を桔梗に説明した。
後ろの方で長瀬徹哉は榊にヘッドロックを食らっていたが・・

「・・なるほどな
先々代の遺志か・・」


左から美月・真柴、正面に対座する桔梗・香織の姿が写った

「ほんとにね
この子ったら・・でも何度も言うようだけど
涼ちゃんらしいわ」

「香織さん。いつまでも子供扱いは、よしてくれよ」

「何言ってるの
こんなことしておいて・・
でも可笑しかったわ」

ふふと笑みをこぼす。
美月は『ドッペ"リ"ゲンガー』がツボってしまったようだ
涙目になって笑いを堪えていた

「すいません。オレまで」と頭を下げる桔梗

「いいのよ。それにしても・・そっくりね」


桔梗に向きを変え西園寺香織の右手が頬に触れる
桔梗は少し照れた

「ところで真柴
オレからも頼みがあるんだが」

「あぁ構わないぜ」


美園と今付き合っていること
自分の生い立ち・・
美園と一緒に作った作品に至るまで話した
真柴の歯に衣着せぬ物言い・任侠、それらに共感し
心底惚れたからである。

「それでな
3日後の12月24日午後11:00に、パークハイアット東京に来て欲しいんだが・・
これと同じような事をしたくてな。
もちろんそこのお嬢さんも一緒にだ」

「え?あたしも?」と人差し指で自分を指差す美月


ちょいちょいと手招きし3人を集め何やら密談を交わす桔梗

「もちろん素性はバレねぇようにする
ハイアットのワンフロアーを貸しきってあるから
誰もこれねぇ
それにお嬢さんには・・」


ゴニョゴニョ


「え!」と頬を染め真っ赤になる美月

「あらぁ~」と頬に両手を当てる西園寺香織

「予定があるなら諦めるが・・」と桔梗

「行こう!涼!」

元気いっぱいに返事をする美月

「と言うわけだ柴田さん。行かせてもらうぜ」

「助かったぜ
変わりといっちゃなんだがモデルルームのインテリアの件はまかせてくれ
格安で取り引きさせてもらう」

言いながら桔梗は右手を差し出す

「商談成立だな」と真柴

二人は固く握手を交わした。


背後から一瞬恨めしそうに真柴を見る由梨那だったが
美月と真柴が婚約したことを聞いた先月から諦めはじめていた
それに・・さっき聴いたTi Amo効果なのか
榊にドキドキしている自分に気がつき
すぐに視線を戻し、その横顔を眺めた

長瀬徹哉は相変わらず榊にヘッドロックを食らい続けているが・・

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

午後11時を過ぎた頃
桔梗は代行を呼び『Destiny』を後にした

Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(32)
Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(大阪Lovers)前編
Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(大阪Lovers)後編


☆あきままさまver
第一話

Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】(51)


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