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第一話

前回のお話

告白から2ヶ月後(現時点から4ヶ月前)
俊は転勤になった
車で行けない距離じゃなかったけど
頻繁に逢えなくなった

「俊にとってチャンスじゃない!」

あたしはそれが精一杯だった
週末はよほどのことがない限りどちらかが逢いに行ってた

その度にあたしたちはお互いを感じあった



でもさみしい

なんて贅沢に思うようにもなってた

俊は俊で たまにしか逢えないのもいいな
なんて言ってあたしを不安にさせたこともあった

だけど、それは俊の強がりだったんだよね



~現時点から2ヶ月前【週末】~



あたしは駅のホームにいた
携帯でメールする


『今着いたよ』


短すぎる気がしたけどいいかなって
だって決まって俊はあたしより先に着いてて
そこの柱を曲がった自販機の角に立って
珈琲飲んでるもん(BOSS贅沢微糖)

ほらね

(='-')ノっと片手をあげハニカミながら
近付く俊


「今日も寒いな」

「ほんと寒いよ
ぎゅってしてくれる?」

「亜樹
熱でもあんの?」

「ない!(` ・ω・´)b」

「相変わらずだなw」


ふふってあたしたちは微笑む

それからあたしたちはいつものコース

少しおしゃれなお店でお食事した
海が見える素敵なお店
今日は少し波が高くテトラポットに波が打ち上げていた

今日のランチは
リゾットランチで
カブのスープ、サラダ、カボチャとゴルゴンゾーラのリゾット
コーヒーをつけても1000円でお釣りがくる
ここのサラダはドレッシングがとても美味しく
ゴルゴンゾーラがきいたリゾットも絶品だった

俊には少し足りなかったかもw


それからお散歩して

手を繋ぎながら寄り添った
俊の暖かい手があたしを包んでくれた
ふたりだけの時間を大切にした

時間を気にせずゆっくり過ごせる
小さな幸せかもしれない
その幸せな時間もあたしを包んだ

時折吹く冷たい風さへ
心地よく感じる
俊がそばにいてくれるから


最後はお買い物
俊のために料理を作るから

何がぃぃ?
っていつも聞いても
亜樹のハンバーグって言ってくれる
そんな俊が大好き


この日あたしは2度目の大好きな言葉を俊から貰ったよね

心鏡【出逢えたあなたに】19

本家あきままのブログ 番外編 月兎忌憚(完)
片桐美月と真柴涼の幼少期のお話
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【蝉時雨】

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