重なってた肌が愛しくて

触れてた唇にまだ

あなたのぬくもりを感じてる

重なった鼓動が・・満ちる


からだに


心に。。


あなたに満たされ。。

あたしも満たして・・

あなたが入りあたしも解けて。。



まじわる


短くても逢える時間が待ち遠しくて


逢えない切なさも愛しく思う


あなたの心が見えないときもあるけど


たまに見せるあなたの心にあたしはときめく


だけどそうじゃなかったんだよね?


あたしが見えてなかっただけ
あなたは伝えてくれてた


贅沢な心・・





あなたを想えることがあたしには贅沢なのかな?


心鏡【出逢えたあなたに】

01

前回のお話[第四章~Honeymoon~仙道理央の場合(82.5)]

こうして、あなたの隣で目覚めることができる
今あなたとここにいられるって・・
あの時は微塵も思ってなかった


この常夏のサイパンで。。




あたしの名前は白石亜樹
半年前あたしは畑山俊介と付き合いはじめた

俊介とは友人であり共通の趣味で知り合った
それまで俊介のことはなんとも・・

むしろ友達以上の感情なんてこれっぽちもなかった




「だから違うって亜樹」


「え?でも俊の言ってること間違ってるよ
そこだけは譲れない!」


「はいはいおまえって言い出したら聞かないもんな
めんどくせー女」

「どーせめんどくさいですよーだ!」



なんて会話はしょっちゅうだっただけど・・


俊は本当はあたしのこと好きだったんだよね

不器用な俊・・


でも・・
あたしはあの時あなたからもらったの


本当に欲しかった・・




心の底から欲しかった言葉を。

心鏡【出逢えたあなたに】02


本家あきままのブログ 番外編 月兎忌憚
片桐美月と真柴涼の幼少期のお話
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