辿着(若紫)16

前回のお話

「お嬢
泣いてるのか?」


美月の肩を抱き見つめる真柴


「泣くわよ!
あたしも・・

あたしも。。」


俯いたまま美月が
それに応えるように真柴に伝える


「好きだったから
好きになってたから・・」


「だけど・・
だけど。。」


二人の間に今までの過ごした時間が流れる


「分かってる
いや・・分かってた
許婚が引っかかってたんじゃねえかってな」


「その事でおれも苦しかった
だがまたそれもお嬢に救われた
今日のお嬢の行動でな・・」


「お嬢
おれがこうやってられるのは、お嬢のおかげだ」


真柴は美月に伝える


「待たせて悪かったな
美月
好きだぜ」



あたしは真柴を・・



涼を・・


見上げた。。



「涼・・
あたしも。。」


「好き・・」



「せっかくの美人が台無しだぜ」



そういうと人差し指であたしの涙をすくう





あたしはそのまま瞳を閉じた。。





頬に触れる両手が愛しくって


触れる唇に想いが溢れる



一瞬とも・・



永遠とも言えるような時間に支配された気がした






重なった涼の唇と共に。。。





そして二人は辿り着いた


約束した刻に・・


辿着(若紫)17


本家あきままのブログ 番外編 月兎忌憚
片桐美月と真柴涼の幼少期のお話
孤独の叫び こちらも!

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