辿着(若紫)12

前回のお話

薄明かりの向こうに二つの小さな影
やがて鮮明に
だけどモノクロのようなセピア色のような・・
そんな景色が浮かび上がってくる

散りゆく桜の花びらと共に。



女の子が泣いてる・・?



「-○△■-☆**※※だよ」

「違うもん
泣いてなんかないもん」


女の子は
ひっくひくと
肩を震わせ泣いてる


「泣いてるだろ
ほら」

「みぃ泣いてなんかないもん」

「しょうがねぇな
ほら
これやるから」



ズボンのポケットからソレを取り出し
男の子は女の子に手渡す

えぐっひぐっ


恐る恐る手を伸ばし受け取る女の子



「うさぎさんだぁ
いいの?みぃ貰ってもいいの?」



見上げて男の子の顔を見るも
涙で濡れてはっきり分からない



「ああ
いいぜ
それはお守りだ

おれの大事なな・・
ほらっ、おれも持ってる色違いだ」


「お兄ちゃんありがとぅ
ずっと大事にするね!
みぃ約束するからねっ」






あ・・りがとぅ

だ・・い。。じにする。。ね・・


美月の目から一筋の涙が落ちる




「ちっ
急いで帰ってみれば・・

勝手にベッドに入り込んで
寝言言ってやがる」


鏡の前には美月の横に座り
布団を掛け見つめる真柴の姿があった

辿着(若紫)13


本家あきままのブログ 番外編 月兎忌憚
片桐美月と真柴涼の幼少期のお話
孤独の叫び こちらも!

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