少しさぼりだった。
3Dプリンターを買って3週間余り。いろいろと楽しんでいる。まぁ大体は銃関係だけどね。
*内外問わずネットの3Dプリンターファイル紹介サイトを狩猟し得たデータでプリントした一部。
中央の白いピストルスタンド自体プリントしたもの。スタンドの向こう側がUSP、中央がグロック18、手前がドルフィン。それぞれプリントしたコンペセイターが付いている。固定方法はそれぞれだが、いずれもかなりしっかりしている。下に置いているのはマルシンコマンダーにエランのMPガバメント。この2つのモデルのコンペセイターはバレルブッシング兼用タイプ。ハイパワーにコンペセイターは付いていないが代わりにマガジン装弾数を2発増加させる延長ベースが付けてある。マルシンオリジナルのマガジンスプリングを使用してちゃんとホールドオープンする。
そのほか細長いのはグロック用のロングマガジンと別タイプのコンペセイター。残念なことにロングマガジンに対応する長めのスプリングがないので今はただの飾り。気になるのは、タナカのグロックのマガジンでは内部に金属が仕込んである。しかしプリントしたロングマガジンは当然すべて樹脂。しかもその樹脂はABSよりも耐久性や耐衝撃性に劣るとある。はたしてブローバック、それもフルオートの衝撃に耐えられるのかな・・・。
*こちらは上でも紹介したマルシンコマンダーとハイパワー。前後のサイトもプリントしたものだがこれは3Dソフトを利用し自作したもの。実はこれが一番手がかかった。コンペセイターなどは完成品として設計されているので一度プリントしてみて現物合わせした上で、不都合なところを修正し(数値を変える)、再度プリントすればよいので結構簡単に出来上がる。しかしこれらのサイトは全く白紙の状態で三角や四角、円柱を組み合わせて作ったためとても時間がかかった。コマンダーのリアサイトはここまで来るのに10回以上手直しをした。
なお、アリ溝加工などといった高度なことはしていない。リアサイトはスライドの丸みに合わせて成形し瞬着で固定している。丸みを合わせるのも難儀だったなぁ
*ドルフィンのコンペセイターはバレルラッチ(ロック)?の右側の出っ張り部分に引っ掛けて固定している。グロックは左右から4ミリのイモネジで固定。USPは左右から挟み込みナットで締め付け固定している。
やはりグロック18が眼を引く。大きめのコンペセイターに長く突き出したマガジンが格好いい。ちなみに脇のマガジンはタナカの純正マガジンに延長ベースを付けたもの。これで17発⇒19発装弾となる。ロングマガジンの方も長物のMP40とかステンガンなどのマガジンスプリングが合えば試してみようかと思う。グロック18でフルオート30連射なんてのも夢ではない。…壊れそうだからやんないけどね。
*これはおまけ。ちょっとピントが甘かったけど誰だかお分かりでしょ?そうですスティーブ・マックイーンです。それも「ブリット」です。
高さは大体10センチくらい。せっかくだからと標準ではなく高品質でプリントしたら5時間近くかかりました(^^;
雰囲気が良く出ていて結構お気に入りです。
ちなみに、プリントファイルには有料のものと無料のものがあるがここで紹介したものは全て無料のもの。無料でもこれだけ楽しめる。先日、「ブレードランナー」のデッカードブラスターのファイルを見つけた。基本無可動なのだが、かなりディテールは精確なようなので次はこれに挑戦してみようかと考えている。
3Dソフトも子供が扱うような簡単なものでも十分楽しめるし、プロが使うような本格的なソフトでも機能は制限されるが非営利なら無料で使用できるものもある。
「大人のおもちゃ」にルンルンなオヤジであった